2000年5月19日



2000 5/19

テレビはたいがいつけっぱなしにしている。
文章を書いていようが、ギターを弾いていようが、メシを食っていようが酒を飲んでいようが、とりあえずテレビはいつもつけっぱなしにしとかないと落ち着かない。
チャンネルもヒマさえあればせわしなく換えてばかりいる。
「テレビは沈黙や思索や孤独を邪魔します。僕としては静かに読書していたいですね。騒がしいのは嫌いですから。第一テレビなんて低俗なバラエティー番組ばかりで何の勉強にもならないじゃないですか。」というかんじで、なんかかんじとしてはテレビを見ない方が賢いというか、インテリというか、人間として成熟しているイメージがあるのだが、オレはいつも頭の悪そうなかんじでテレビをちらちら見ながらいろんな仕事を片づけている。
しかしそれは今という時代にも、理にもかなっていると思うのだ。
吉本隆明さんなんかもテレビはつけっぱなしにしているという。
何か興味のある情報があればいつでも取り入れてやるぞ、という姿勢こそが現代を生きる正しい知識人の在り方だとオレは思う。(まあ知識人なんてのはオレには似合わないけれども。)
実際オレはこれまでにもテレビから様々なインスパイアを受けている。

情報というのはどんな情報でもシャワーを浴びるみたいに浴び続けるくらいの方が良いように思う。
そうしてるうちあっちの情報とこっちの情報がある日突然つながって新たなビジョンを見せてくれたりする。
それはアンテナを磨くということにもつながるし、逆の意味で集中力を高めることにもつながる。
ものごとを知るというのはそれをいろいろなものと比べてみるということだ。
しょうもない事実がある日ものすごく役に立つこともある。

どこかの誰かさんには怒られそうだが、オレは自分の家にいる間はたいがいテレビをつけっぱなしにしているし、片手には必ずリモコンを持っている。
ぼーっとテレビをめくりながら仕事の予定をたてたりしている。





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