2000年5月20日



2000 5/20

人に茶化されたり、からかわれたりするのが好きだ。
とても気分がいい。
少し意地の悪いような事を言うくらいの女の子の方が話していても楽しい。
女の子は女の子でオレがどういうふうに自分のツッコミをかわすのか、期待して待ってたりするのだ。
かっこよくボケてかわす、というのは楽しいし、
オレの全ての表現の基本の部分でもある。


「そんなこと言って本当はジェットコースター乗るの怖いんでしょ。」
「怖い?アホ言うな。怖いことあるかい。ジェットコースター発明したの誰やと思てんねん。
オレの親父やぞ。またよし式言うて、聞いたことないか?多摩テックにあったやろ。
オレは親父のコースターしか、またよし式にしか乗らんねん。
それが死んだ親父へのオレなりの礼儀なんや。」
「あれ、お父さんは今オーストラリアでイルカの写真撮ってるんじゃなかったっけ?」
「ああ、シゲちゃんな。おまえよう憶えてんな。あれはあれや、えーと、実の父親とちゃうねん。
でもシゲちゃんは実の父親以上の存在やな。オレにスケボー教えてくれたんもシゲちゃんやった。」
「うそつき。スケボーなんか出来ないじゃん。」
「何を言うてんねや。去年の全米では3位やったやん。テレビとかにも出とったやん。見てへんかったん?
残念やなー、結局アレが事実上の最後のすべりやったのに。」
「最後って?」
「アキレス建いってもうたんや。医者には歩くのさえ無理やと言われとったんやけどホラ見てみい、 ここまで回復したった。人は奇跡や言うけどオレはそうは思わへん。
奇跡を可能にするのがオレ達ボーダーの仕事なんや。」
「だから全然ボーダーじゃないじゃん。っていうかそれ和服じゃん。」
「ああそうや。オレはいつもハッピー(はっぴ)を着て歩いとんのや。」
「っていうかスニーカーとかも持ってなさそうだよね。」
「ああそうや。ボードに乗る時はたいがいいつもこの下駄やった。」
「そんなので乗れるわけないじゃん。」
「だから言うてるやないか。オレの仕事は奇跡を見せることなんや。」


ヘブンリーステップ

オレがけつまづいただと?
アホ言うな
今の美しいステップをちゃんと見てなかったんか
今のはな
ヘブンリーステップっていうれっきとした名前まであるんや


それではまた明日。





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