徒然またよし日記・2002年4月〜



123 12 30 月 18:33

昨日は大切な友人が泣くのを見た。
悔し涙だった。
くそくだらない奴等はいつも夢見る魂を傷つける。
不愉快だ。

何もやっちゃいないくせに
何もされちゃいないくせに
ただ眺めてただけのくせに
何も感じてないくせに

テレビで見ただけのくせに
雑誌で読んだだけのくせに
友達の友達の話
ただ聞いていただけのくせに

雰囲気で生きてろ
雰囲気でやってろ
コメントを並べて
いい気になってろ

オレは絶対におまえらなんかには負けないからな。
オレは絶対に歌うことをやめはしないし、絶対に反省なんかしない。
その一遍の詩に土下座しろ。
おまえらが汚したものは、この世で最も尊いものなんだ。

ああ、不愉快だ。

今日もまたこれから忘年会。
明日はライブ。


122 12 29 日 18:03

昨日で今年のバイト終了。
今日から2日連続で忘年会に出席。
んで31日は曼陀羅のカウントダウンイベントで30分ほど歌ってその後メンバーと打ち上げアンド年越し。
新年はぐだぐだ寝てすごしながら、たまってたアイディアを整理してもう2〜3曲新曲を仕上げるつもり。

毎年年末はなんだかうすらさみしいかんじだったが今年はなんだか気持ちが明るいよ。
楽しみな予定がたくさんある。

ほんじゃこれからビール飲んでくるね。


121 12 27 金 16:04

中央線に揺られてぼんやりと窓の外の景色を眺めていたら富士山が見えた。
真っ白い富士。
今までに見た富士山の中でも最高にでかくて美しい姿。
おおそうだったな。
今年も終わりなんだ。
いろいろあった一年だったよ。
人生の変わった年だった。
新生バカンス。
離婚。
引っ越し。
知人の死。
今年の頭に立てた目標は半分も実現できなかったよ。
情けないね。
来年に繰り越しだ。
来年は今年あったいろいろなゴタゴタを肥料にいいかんじの実をつけて収穫の年にしたいね。

そうそう。
やっと「ルート330」という曲がきちんと完成したぜ。
ずっと前にこの日記に歌詩を書いたけど憶えているかな。
1/13のライブに向けてバンドで練習するつもり。
ぜひ聞きにおいでね。


120 12 23 月 23:12

ライブの翌日から毎日バイトでくたくたになっいる。
毎朝5時に起きている。
風邪をひいてしまったが、28日まで休みがない。
金もない。
貧乏ヒマなしというやつだ。
ノドが痛い。
熱がある。
というのが長いこと日記を休んだ言い訳である。

明日はクリスマスイブだな。
たぶん一人でラーメンでも食って寝るよ。
寝る前に娘に電話してみよっと。

119 12 17 火 02:12

ただいま。
東京に戻ったよ。

安いチケットを探したら夜の便になった。
東京に到着する時、東京の夜景が見えた。
なんだか海の中を覗いているようだった。
珊瑚礁の海をシュノーケリングしているようなかんじだ。
電飾の海は生き物の存在を美しく歌っている。
どこかの宇宙人がこの地球を見る時、彼等はきっとオレ等が珊瑚の海に潜る時に感じるように、ホタルの小川を眺める時感じるように、生き物の存在を素敵に感じるに違いない。

この生き物は金属や岩石を加工して地球上に大きな巣を作っている。
彼等の感覚器官では視覚が最も鋭敏で、それは可視光線のみを識別している。
そのため彼等は夜が訪れると活動のため、明かりを灯す。
地球の夜側に広がる彼等の巣の明かりは我々に生命の神秘を感じさせる。

銀河系辺境旅行社

なんてツアーがあったりして。

明後日はライブだ。
下北の屋根裏で。
コウジと二人でアコースティック。
一番最初18時30分からスタート。
よかったらおいで。

118 12 12 木 00:50

ひっちゃんやゆーちゃんと飲んだ。
明日は免許の試験を受けに行く。
落ちたらかっこわるいな。

週末には東京に帰る。


117 12 11 水 05:36

昨日、寛さんのライブの前座をやった。
昨日の寛さんはとにかく凄かった。
今まで見たライブに比べても、あんなにもすさまじいものは一度としてなかった。
100分以上の熱唱だった。

寛さんはライブの始まる前、「見ていろ」と小さな声でオレに言った。
寛さんはそのライブでオレに伝えてくれたのだ。
寛さんはオレを認めてくれている。
とんでもない光栄と責任と、義務だ。
オレは昨日のライブを一生忘れないに違いない。
あの人は人類最高の歌手で、オレは将来それを越えねばならぬ者なのだ。



今回の沖縄ではあまりにも多くのことを考えた。
けれどその内容をどうやって語ればいいのかオレには分からない。
がっかりした。
悲しんだ。
誇らしく思った。
決意した。
笑った。
愛した。
孤独だった。
腹が立った。
見つけた。
失った。
心地よかった。
所在なかった。
楽しかった。

ずっと日記をさぼっていたが、いろんなことがあったよ。
いつになったら言葉に結晶するのかさっぱり分からないが、きっといい歌になる。
「感じ」まくってるんだ。
感受性がぶっこわれそうなくらいに。

「沖縄」はいつも、オレにたんまり宿題をくれる。


116 12 6 金 02:52

とても暑い。
蚊の来襲に悩まされている。
もう12月だと言うのに沖縄はまるで夏のようだよ。

2日に帰って来てからこっち、どうにも感情のコントロールが上手くいかない。
嬉し泣きの直後に大笑いをしてそれから深く思い悩んだりしている。

10年前に比べて、オレは少しはマシな男になっただろうか。
この島から離れてまで手に入れようとしたものをオレはつかみ取ることができたのだろうか。


115 12 1 日 19:12

一昨日は卓ちゃんが家に遊びに来ていた。
仕事の後リハーサルをやってそれから朝方まで飲んでいた。
いろいろと話したんだけど、その内容にふれている時間はない。

昨日は二人の女性と飲んだ。
とても楽しかった。
久しぶりに女と普通の会話を楽しんだ。
そこでもいろいろと話したんだけど、やはりその内容にふれている時間はない。

今日はこれからひろみちさんと会うのだ。
一緒にセッションをするのだ。

そんで。

明日沖縄に行くよ。
ここんとこ大忙しの日々だったのでいい骨休めと思いきや、たぶん沖縄でも大忙しに決まっているのだが。


114 11 29 金 00:20

なんとか分かってもらえたらしい。

今日は平和だった。

星を見たよ。

杉並区にいた時にはほとんど見えなかった星が、三鷹ではよく見える。
うーん。

孤独っていいなあ。
静かな夜だなあ。
侘びしい食卓最高。

久しぶりに洗濯したよ。
一杯やりたい気分だ。
とても落ち着く。


113 11 27 水 20:22

真夜中の何度もの電話でたたき起こされて、その後はどうしても眠れなかった。
腹が立ったのだ。
毎日30通におよぶメールにも、真夜中の電話にも、決して腹を立てず誠実に対応していたつもりだったが、もううんざりなのだ。
「一緒に頑張って行こう」と言われた。
「そんなひねくれたこと言っちゃ駄目だよ」と言われた。
「あたしには駆け引きなんてしなくていいのよ」と言われた。
自分がとても迷惑なことをしてしまって、ついには完全にオレに嫌われてしまったということが彼女にはこれっぽっちも理解できないのだ。
オレとはどんなことがあっても結ばれる運命にあるとハナから信じて疑っていないのだ。
毎日この日記を読んでは同棲でもしているつもりなのだ。
面白すぎるよ。

ストーカーじゃん。

携帯はひっきりなしのメールの到来を知らせる。
内容はさっぱり分からない、主語や目的語を失った支離滅裂な文章。
全く訳の分からない妄想的な文章だが、ただこれだけは分かる。
オレがどんなに「迷惑だ」と言っても、彼女はその言葉をそのまま受け取る気なんてこれっぽっちもない。
オレが冗談や恋の駆け引きを楽しんでいると思っている。

もし、「カオリ(仮)」の友人がこの日記を読んでいるのなら、彼女に助言してやるべきだ。
彼女の精神状態はすでにかなりやばいところまで行っているぜ。
オレだってずっとこのまま迷惑を受けっぱなしでいるつもりはないんだ。
メールの一部をネットで公開されたり、会社や家庭にオレが乗り込む前に、今すぐこの「迷惑行為」をやめるべきだ。
彼女は一刻も早くオレのことは忘れて、医者にかかるべきだ。
オレは「迷惑だ」と言っている。
もうどんな形であれ関係を持つ気はないと言っているんだ。
もう君と対話する言葉は一切ないんだ。

オレは今まで精神を病んだ人を数多く見てきた。
君は本当にやばいところまで来ているよ。
取り返しがつかないことになる前に医者に相談しな。

君の立場も考えて、やさしく拒否したつもりだったけれど、分かってもらえなくて、「悲しい」を通り越して腹が立っているよ。
電話もメールも訪問も、本当に迷惑なんだ。
君はもうすでにオレに嫌われてしまっているんだぜ。
認めたくないかもしれないけど、これ以上傷が深くなる前に早いとこ認めた方がいい。
オレは君が嫌いなんだ。


112 11 27 水 01:54

ある女性にとても長いラブレターを貰った。
連日とてつもない長文が送られた。
ずいぶん考えたあげく、ある程度のやり取りを経て、今日「迷惑だ」というメールを送った。

現場で怪我をして、血がどばどば流れた。

年に一回くらい会って、お互いの無事を確かめ合うだけの、ただそれだけの友人がいくらかいる。
言葉にならない信頼が、いつももどかしいくらいの、本当の意味での親友だ。
分かり合うということは、会話がなくなることでもある。
それは退屈なことだ。
認め合うことによって、オレ達は口実がなければ会うことすらできなくなってしまった。
あいつはオレの言いたいことはとっくに知っているし、それはオレだって同じことなのだ。
無駄口をたたくくらいなら、自分の仕事をすすめるべきだとお互い確信していることなのだ。

歌を作る時と同じくらい、慎重に言葉を並べた。
ねえ君は分かってくれるかな。
オレは君の欲しがっているものを、実はたったのひとつも持っていないんだよ。
「やあ、いい天気ですね。」と言うみたいに、
「やあ孤独ですね。」と挨拶するくらいしかオレにはできないんだ。


ただ黙って、ニコニコ笑ってずっとオレを見ててくれるひとがいる。
何の悩みも相談されたことがないし、愛の言葉のひとつもかけてもらったことがない。
けれど彼女はいつもオレを思いやってくれる。
彼女は「そばにいてくれ」とは言わないけれど、「もしそばにいてほしいんならいくらでも」とは言う。
仕事で疲れているといつの間にか肩を揉んでくれる。
暖かいおしぼりを作ってくれるし、美味しい料理を作ってくれる。
オレの「ぼんやりしてる時間」をとても大切に尊重してくれる。
オレがギターを弾いたりコンピューターに向かっている時には彼女もテレビを見たり本を読んだりしている。
いつもマイペースで、彼女のことをよく知らないひとはみんな彼女のことを「何を考えているのか分からない、無愛想で不機嫌なこわいひと」だと思うらしい。
オレでさえ、彼女のことをよく知った今でも、たまにそう思っているくらいだから、無理のない話なんだ。
要するに、彼女はオレの愛なんかちっとも必要としていなくて、けれどそれでもオレのことを愛しているんだ。
たぶん彼女は「オレに愛されて嬉しい」と感じたことはあるかもしれないけれど、「愛して欲しい」と願ったことなんて一度もないんだろう。

性格は全く違っても、とてもオレに良く似たひとなんだ。

オレはオレなりの一方的な愛しかあげないかわりに、何の愛も求めちゃいない。
誰にだってそうだ。
求めたり、求められたりするのは、どうにも、嫌いなんだ。
せめてそういう形でしか、「フェア」を貫けないんだ。

ごめんな。
ラブレターをくれた君。
このホームページの日記をこんな個人的なことでみたしたのは初めてのことだ。
これからは君のメールはすべて無視するよ。
君よりも素敵で大切な人がオレにはたくさんいるんだ。
そしてもちろん、そんなどんな大切な人でもどうでもいいと思わせるような「すべきこと」がオレにはあるんだ。
孤独と付き合いながら歌い続けていくことは、オレ自身どうしようもない、本当に切実な、受け入れる以外にない強烈な、オレにとっての特別な「運命」なんだ。

毎日何時間も君に親身になっている時間はないんだ。
娘にさえ、オレは月に一度程度しか電話しないんだぜ。
悲しいけれど「迷惑だ」という言う以外に何と言ってあげたらいいか分からない。
これからは。
もし届いても。
君のメールはすべて無視するよ。

できれば、もう送らないで欲しい。

胸が痛いから。


111 11 25 月 23:52

寛さんは言った。
「又吉の歌には理由があるんだ。
こいつの歌こそが沖縄なんだ。
こいつは本物の歌手だ。
ひばりと一緒なんだよ。
廻りが背中を押して歌わせているんだ。
本人が歌いたいというよりも、こいつの声は沖縄の歴史が出させている、沖縄の歌なんだ。
元ちとせも喜納なんとかも歌が凶器なんだということを分かっていない。
今、本物の沖縄の歌を歌っているのはこいつなんだよ。
又吉は本物だぜ。
まあオレに比べりゃまだまだだけど、あと2回も地獄を見りゃ、凄い男になる。」

あんなに褒められたのは生まれて初めてかもしれない。

23日は寛さんとバーベキューをした。
奥多摩の氷川渓谷で。
とても美しかった。
奥多摩でのバーベキューは毎年の恒例なのだけど、今年の紅葉は今までで一番きれいだったぜ。

そんで夜には友人と会って、死んだ友人を偲びつつ飲んだ。

24日は一日中ダウン。
したたかに飲んだんだ。

今日は埼玉の現場で残業をして、帰ってから料理をした。
久しぶりに凝ったやつ。
手羽先をダシと砂糖とお酢とタマネギとネギの頭と一緒にぐつぐつ煮込んだ。

12月の頭に沖縄に帰るつもりだ。
寛さんが沖縄までツアーを行くというのだ。
オレが黙ってられるわけがないだろう。
8日には遠藤ミチロウさんと一緒にコザでライブをやるという。
9日のグルーブでのライブではせっかくだからオレが前座をやることにした。
寛さんと一緒に沖縄でライブができるなんて夢みたいだ。

ヘイ。沖縄のみんな。
9日のライブは絶対見た方がいいぜ。
「歌」というものの本来の姿を見せることのできる数少ないシンガーが2人も集まるんだもの。
もちろん8日も見た方がいいけど。
三上寛と遠藤ミチロウだもの。
人生を揺すぶられること必至だぜ。

ま、とにかくオレはもうじき帰るから、一緒に酒でも飲もう。
沖縄のみんなと、大地と、海と空よ。


110 11 21 木 23:55

昨日はコウジと飲んでいた。
オレはコウジのギターが大好きなんだ。
オレは究の歌が大好きなんだ。
というかんじで夜中まで愛し合う。
なんだか良くわからないが真夜中あたりでオレ思わずプロポーズしてたよ、コウジに。
おかげで今日はバイト遅刻しちゃった。

10時まで残業してさっき家に帰ったとこ。

今日もくたくたに疲れたよ。


109 11 20 水 01:20

酔っ払ってるぜ。
友人のライブに行った。
なかなかに勉強になった。

自分もバンドを始めたせいか、ひとのライブを見る目が変わりつつある。

どうやったらバカンスの音がかたまるのか、試行錯誤の日々だ。


今NHKでイスラム系住民の現在の法的な差別の現状のドキュメントを見ている。
全く信じられない。
今こそ国家はアホでヒステリックな非イスラム系国民からイスラム系国民を保護すべきだし、いくらなんでも当たり前にそうしているものとばかり思っていたが、政府までもがヒステリックなアホになっているようだ。
詳しい話を自分で調べた訳じゃないし、テレビのドキュメント一本見ただけで分かったような顔をして、うかつな批判などしたくはないが、アメリカの雰囲気だけは日々伝わってくる他の情報を加味してみてもひしひしと伝わってくる。
戦争も差別もヒステリーもクソだ。
知識人達は何をしてる。
アメリカにも立派な知識人が山ほどいるだろうに。
ほとんどの人間がイラクとの戦争をやむなしと考えているなんて、全くもってクソファックな、悲しい、信じがたい、愚かなことだ。
そんな考えは病気の牛の腐ったチンポだ。
どんな戦争も必ず、罪のない人々を犠牲にする。
フセインが独裁者だと言うのなら、一番の被害者はその国民じゃないのか。
独裁政治は民主政治じゃないんだから国民に責任はないはずだ。
爆弾の破片によって、目の前で父親を失う少女が生まれる。
多くのひとが家を失い、飢えに苦しむ。
誰が何と言おうが戦争とはそういうもので、それだけが、だけがである、戦争の真実なのだ。

狂気だと思えるものにこそ理性で立ち向かうべきだ。

なんて悲しいことなんだろう。
いつまでたっても世界は単純なアホで埋まっている。
ヒステリーはよして冷静になろう。
戦争を避ける努力を実際にはアメリカはこれっぽっちもやっていないじゃないか。
戦争前夜のアメリカ人はまるでワールドカップにでも浮かれているみたいだ。


108 11 19 火 06:00

ライブは最高だったよ。
みんなにバンドより断然いいと言われちゃった。
まいったよ。
バンドのクオリティーをもうちょっと上げていかなきゃな。

アコースティックのライブはこれからも定期的にやろうと思ってる。
オレという人間の音楽の基準になるものだということに気付いたんだ。
アコースティックは。

昨日はなんだか疲れてて、一日中ごろごろしてたよ。
ライブの後にもいろいろあって、頭がぐるぐるしてた。

早起きして日記を書いてる。
今日からまた仕事の日々だ。

これから西日暮里で仕事をして、それから友人のライブに遊びに行こうと思ってる。


107 11 17 日 01:27

昨日はバイトの後リハーサルをやった。
バカンスのレパートリーが2曲増えた。
笑い話でメンバーから大爆笑を取った。
久しぶりだよ。
あんな大爆笑を取ったのは。

リハーサルが終わるといったん家に戻ってまたすぐに吉祥寺へ。
ミシシッピで友人と飲む。
朝まで盛り上がって今日起きたのは3時頃だった。

夕方から4時間ほど正しく労働。
途中から突然二日酔いが襲ってきて「なんだかもう帰りたい」というかんじだったが、無事終了。
あの二日酔いの襲撃は変なタイミングだったよ。
たぶんまだ酔いが残っている状態だったのが、シラフに切り替わる瞬間だったのだと思う。
まだ少し頭がぐらぐらしている。
けっこう酔っ払っていたみたいだ。

明日のライブがすごく楽しみだよ。
きっといいライブになる。
久しぶりのアコースティックライブ。
リハーサルでは本当にすごくいいかんじだったんだ。


106 11 15 金 00:46

明石さん、結局朝までオレのコンピュータをいじくってくれた。
ありがとう。

今日は17日のアコースティックライブに備えて、コウジとリハーサルをした。

とてもいい。
すごく気持ち良い。

これは見に来た方がいいかもしんないぜ。
なんだかすげえいいよ。


105 11 13 水 14:49

さっき起きた。

昨日はひろみちさんと飲んでいた。

コウジと一緒の現場で仲良く仕事をして、帰りに餃子とビールと洗剤と牛乳とたまごと納豆とキムチを買ったっけ。
ひろみちさんが家に来て、オレは餃子とビールでもてなしたんだ。
オレは今日は仕事が休みだったから安心してへべれけに飲んだんだけど、ひろみちさんは今日は仕事だと言っていた。
大丈夫だったんだろうか。
けっこう酔っ払ってたけど。

今日はこれから明石さんが家に来ることになっている。
オレのコンピューターを改造してくれるというのだ。
オレのコンピューターはLC630というけっこう古いマシンなので動作がとても遅い。
しかし明石さんが言うにはLCのポテンシャルはかなり凄いもので、一部をいじくればモンスターマシンに大変身するという。
楽しみ。

104 11 12 火 00:36

今日はバイトで軽井沢へ行った。
ある金持ち社長の引っ越しの助っ人。

軽井沢はびっくりするほど空気が美味しかった。

すてきな紅葉を見た。

眠いよベイビー。

あの娘と一緒に寝たい。
抱き合って。

なんだか疲れているよ。


103 11 11 月 00:50

富士山を見たよ。
朝、仕事現場で。

コウジにバイトを紹介してもらった。
とりあえずこれからしばらくはそれで稼いでみようと思う。
今の日雇い仕事は日によってあったりなかったりするのでかなり困るのだ。
どっかにもうちっとワリのいいバイトねーかな。

あ、そうそう。
今日のバイトは五反田のTOCで丸井のバーゲン会場の雑務だったんだけど、そこでいいブーツを見つけて衝動買いしちゃったよ。
35000円のヘビ皮ブーツが4500円で買えちゃった。
金もないくせに。
でもいい買い物だったと思ってる。
えへへ。


102 11 9 土 23:26

ライブに来てくれた人ありがとう。
来れなかった人、また今度。
またひとつステップを登ったよ。
「あのかんじ」はもうすぐだ。

さて。
今月の目標を立てた。
まず、ばりばり働いて12月の沖縄行きの資金をこさえる。
曼陀羅以外のライブハウスと、少なくともひとつ、出演の話をつける。
そして、今後、毎晩の腹筋を日課とする。

昨日久しぶりにボーカルだけに専念して全力で歌ってみて気付いたのだ。

オレの肉体は老いていた。

びっくりした。
ノドはいくら大声を出しても平気だし、踊るのも大して疲れない。
けれどオレの腹筋はちっともオレの言うことを聞いてくれなかった。
ギターを弾きながら歌ってる時はある程度セーブして歌っていたので気付かなかったが、「全力の腹式呼吸」にオレの腹筋はまるでついていけなくなってしまっていたようなのだ。
なんてこっただ。
腹筋なんてださいが、歌のためならやれる。

こんなに切実な「肉体の衰え」を感じたのは初めてだ。
そうか、これが「老いる」ということなのか。
歳をとってじじいになることなんてどってことないと思っていたが、そんなのオレは余裕で受け入れてみせると思っていたが、老化との虚しい戦いをつづけるような醜いマネはよそうと思っていたが、これはとても切実な、実際に必要なことなのでしょうがない。
歳をとるのは平気だが、自由に歌えなくなるのはごめんだ。

とにかく今日から頑張ってみようと思う。


101 11 8 金 00:31

電車から降りて駅を出るとやっと開放された気がした。
この何日間かの間、スタジオでリハーサルをしてるか寝ているかメシを作ったり食ったりしてる以外、ずっと働き詰めだった。
ようやく明日は寝坊が出来る。
毎朝5時に起きていたんだぜ、ここんとこずっと。

ライブが楽しみだ。
明日のライブでは、いや、もう今日か。
今日のライブではね、オレはほとんどの曲をギターを弾かずにボーカルだけに専念するよ。
それがどんなに素晴らしい効果を生むかは見てのおたのしみだ。
本当にすごいんだ。
自由に歌える。


100 11 2 土 22:09

ヨシヤにバンドを辞めてもらった。
クビにしたのだ。
しょうがない決断だった。

ソロで、アコースティックで歌っていたオレがまたもう一度バンドをやろうと思ったのはあいつとの出会いがあったからだ。
ドラムのたっちゃんが去り、ヨシヤもいなくなり、元のメンバーはオレ一人になってしまった。

とてもさみしい。

オレは前に進み続けるんだ。
あせっているわけじゃないけれど、ぐずぐずしているヒマはない。
急がなきゃいけないんだ。
なんだかもうあまり時間がないような気がしている。

8日のライブには新しいベースと演奏することになるよ。

早くバンドを安定させたい。
早くスタイルを完成させたい。
「あの感じ」は確かにあった。
「あの感じ」はもうすぐそこまで来ている。
「あの感じ」を取り戻すんだ。
早く取り戻さないと、なんだか手遅れになりそうなんだ。

99 11 1 金 19:52

あれはデパートで働いていた頃だから3年くらい前のことだ。
オレはデパートで売り子をやっていた。
いわゆる「マネキン」というやつだ。
その時に隣りの売場に立っていた女の子は自分も歌を作って歌っているのだ、と言っていた。
隣りとは言っても会社も違えば商品も違うので大した会話はなかったが、その子もオレがミュージシャンだということは知っていて、時たま「音楽って素晴らしいですよね」とか「私は歌を歌っている時が一番幸せなんです」とかオレに話しかけてきていた。
おせじにも美しいとは言えない、小太りで化粧っ気のない、その上のろまな女の子で、ひとつの哲学として「歌は顔で歌うものだ」という確信を持っていたオレとしては(歌は日常生活にあるのだ)、ちっとも魅力的でないその子を見るにつけ、「どうせしょーもない歌謡曲みたいなのをうたっているんだろう」と決めつけていた。
その子は自分で自分を「ミュージシャンである」と公言しながら、一度も人前で歌ったことはない、と訳のわからない、おまえミュージシャンなめとんのかこらと言いたくなるようなことを平気で皆に言えるような「しょうがない」子だった。
その子がある日オレに言った。
「あたし最近スランプなんです。」
オレにはその子が歌を歌う「理由」がちっとも分からなかったので、
「それが何か困るのかい。」と訊ねた。
するとその子は「私はもっと自分の気持ちを歌にして現したいんです。」と言った。
オレはうんざりしながら「歌を作ってそれを人に聞かせるなんて図々しいことだ。歌を作ることは自分の中のある「理由」と見詰め合う、たとえ答はでなかったとしてもとことんその「理由」と向き合わなければならない、辛く厳しい作業だ。それでも歌わずにいられないというところにこそミュージシャンの苦悩があるのであって、ある意味、歌が出来ないということを喜ばしいことと感じるくらいの感性がなければ、普段作る歌にも大した意味はないんだよ。」と言った。
その子はしばらくぽかんとして、全くもって意味が分からないという顔でもう一度「私、スランプなんです。」と言った。

この時の出来事はもしかすると当時の日記にも書いたかもしれないが(ヒマな人は調べてみてくれ)、今日、ふと「スランプ」というものについてもう少し踏み込んで考えてみようかなと思い、この出来事を思い出したのである。

今日、電車の吊革につかまって小説を読みながら現場に向かう途中、オレは突然思いついたのだ。
「きっとおそらく、スランプでなかったことのあるアーティストなんていないに違いない」
と。

アーティストにとっては、「スランプでない状態」の方が異常なのである。

あいかわらずオレは頭を悩ませ続けている。


98 10 30 水 23:40

オレはバカです。
とてもへこんでいます。

パチンコを久しぶりにやったら3万円負けました。

オレはマヌケです。

貧乏から脱出しようと思ったらもっと貧乏になっちゃった。
しくしくしく。

11/8はライブがあります。
よかったら見に来てね。


97 10 25 金 23:23

卓ちゃん遊びに来た。
今横で寝てる。

東京は学校みたいなもんだな、という話で盛り上がる。

オレはもしいずれ帰るにしたってきちんと卒業してからにしたいが、なんだかボブマーリーやフェラクティーと自分を重ねて見てしまう。

オレはいずれ沖縄に戻るのかもしれない。

あそこで、ここで得たものを還元していくのかもしれない。

ずいぶんいろいろと学んだよ。
今はまさに卒論ってとこだ。
完成するのに何年かかるかわかんないけど。


96 10 24 木 01:19


大阪から帰ってきたぜ。
娘きゃわゆい。
かわいい。
素敵。

娘はオレのことを「父上」と呼ぶ。
誰か他の人が「パパ」と三人称で呼ぶことも許さない。
「パパじゃないのっ! 父上なのっ! 」
と言って怒る。

娘の名前は「歌姫」という。
人生は歌だ。
歌うように、ただ歌うように生きて欲しいとオレが名付けた。
歌手になってほしいと言うのではない。
歌う時、人は無心で現実と向き合うことができる。
わくわくしながら。
仕事であれ、恋であれ、生活であれ、くだらないことに心をくだくことなく、ただ歌うように生きてほしい。
そう思ってつけた名前だ。

歌姫、おまえとオレは結局のところ別々の人間だ。
どこかの大人は子供のことでしばしば冷静さを失って、ヒステリックな無遠慮なことを言ったりするらしいが、オレの場合そういうことはなさそうだ。
人は冷静さを愛のなさと受け取ったりもするかもしれないが、オレはしみじみと思うんだ。
おまえの人生にオレは何の口出しもしないだろうし、きっといつまでも口出しする気もない。
オレはおまえを愛しているよ。
オレという人間は人を愛する時、そういうやり方しかできないんだ。
おまえの母親にも、自分自身にさえ。

95 10 20 日 23:16

明日大阪に行く。
やっと金の工面ができた。
おばあちゃんに線香を立てて、娘とゆっくり遊ぶつもりだ。

男女の別れというのは不思議だな。

生活のいろいろな場面で前の奥さんや娘のことを思い出す。
終わりは徐々にやってくる。

幸せに生きてるよ。
どうにも申し訳ないことが、申し訳ない。

楽しくやってる。

日記を休むくらい働き詰めだけれど。


94 10 15 火 01:45

バイト先の現場に向かうバスの中、アホみたいに晴れ渡った空を見ていた。
ふと自分の死について考えた。
色々なことを考えたけれど、ただひとつ確実に言えることは、自分が死を恐れていたということだ。
オレは死にたくなくてふるえていた。
人は誰だっていつか確実に死ぬ。
オレはオレという人格がこの世から消えてなくなることが怖ろしい。

おまえの残した宿題は、ずっと昔に解いたはずの宿題は、やっぱりオレの内蔵に引っかかったまま、いつもオレに「人生」を問いかけているよ。
困ったもんだ。


今日、テレビ朝日で「子連れ狼」というドラマを見た。
素晴らしいベタ。
燃えた、泣いた。
かっこいい。
あの良さはもはやどう伝えていいか分からない。
みんな見るべきだぜ。

生活している。
死なんていう偉そうなことを考えながら、今日もメシを食った。





ベイビー。
オレはいずれ死ぬが、決して死にはしない。
怖いからな。

93 10 13 日 02:06


ある人の死がオレの観念に与えた印象はとても大きかった。
けれど、どんな死であれだ。
オレの肉体や精神には、何の印象も与えてはいない。
なんて悲しいことなんだろう。
オレは今日も家賃のことを考えている。

オレももうじき死ぬ。
待ってな。

おまえはちっとも幸せじゃなかったっけ。
おまえは不幸せを喜んでいたっけ。


92 10 11 金 03:04

この間の5日はライブだったのだが、ライブが終わってから何をしていたのか、どんなライブだったのか、仕事の様子や、考えていること、いろいろと話したいことがあって、考えをまとめているところだったのだ。
考えていたらむくむくとエッセイのアイディアも浮かんできて、それは「資本主義と夢」という題名で、この日記の連載の中で書こうと思っていたまさにそんな時だったのだ。
今日は久しぶりにエッセイを書くつもりでこのコンピューターを開いたのだ。

とても信じられない。
メールを読んだのだ。

みここが死んだという。

去年デートをした。
たった一度だけライブを見に来た。

掲示板をよく覗きに来るひとは知っているかもしれない。
あのみここが死んだという。

落ち着いたら何か言うべきことを言うつもりだ。
けど、今は何もわからない。
何も書けない。

ここのところオレのCDばかり聞いているというメールがきたのは、あれはいつだ?

オレはどう対処すべきだ?


91 10 3 木 01:20

本を読んでいた。
素っ裸で過ごしたので、夜中にお腹が痛くなった。
腹を冷やしたらしい。

夕方頃、三鷹駅の南口にあるラーメン屋「えぐち」に行った。
有名な店らしい。
ある人から旨いと聞かされていた。

小麦粉の風味のするしっかりした太めの麺で、色は茶色っぽい。
スープは鳥ガラベースの醤油味で、昔ながらの中華そばというかんじ。
旨いというより懐かしい味だ。
店主の麺をゆでる姿がなんとなく滑稽で面白い。

いい天気だ。
昨日の台風は戦後最大級だったそうだが、全く大したことなかった。
オレは台風が好きだ。
でかければでかいほどいい。

沖縄が懐かしい。
相変わらず台風は直撃してるかね、古い友人よ。
次の里帰りは来年になりそうだ。
また遊ぼうな。


90 10 1 火 18:09

一昨日の夜、前の奥さんの祖母が死んだ。
明日大阪で葬儀だという。

しかしオレには大阪に行く交通費すらない。

娘が泣いているという。
オレに会いたいと泣いているという。

葬儀には間に合わないが、来週中にはなんとか現場仕事で金を用意して大阪に行く予定だ。

今年の夏頃からなんだかいろいろなことが起こる。
何かが急速に変化していってる。

バンドもまたいろいろと変わりそうだし。


89 9 28 土 02:32

さんま旨い。

大根おろしにポン酢醤油、そんで山芋をおろしたヤツとまぐろのブツの「ヅケ」と炊き立てごはん。
よだればりばり。

ここんとこ毎日現場に入っていて、ろくに料理をしていなかったんだけど、久しぶりになんとか料理らしいことをやったよ。

あるひとつのことに気が付いてからはここのところとても幸せな日々が続いているよ。

人生で出会うすべてのことは皆一様に過ぎ去っていく。
どんなに大切なものも、いつの日か遠い水平線の景色のように、なんとも取り返しのつかない、ただただ美しいだけの、「とりかえしのつかないもの」になってしまう。
けれどもオレは思うのだ。
たぶんこの世に失くすものなんてないのだ。
失っても、なくさなければいい。
大切なものなら、何がどうなろうが、心の中に大事にそのまま冷凍しておけばいい。
炊き立てをラップしてジップしてフリージングしてチンよ。
腐らせる前に。

オレの中には今も愛があふれている。


88 9 25 水 00:54

仕事してる。
体をこき使っている。
心は落ち着いている。

愛について考えたりする。
いつの間にか愛する人の死を想像したりする。
悲しみとは本当に悲しみなんだろうか。
いつもどこかに苦しみを求める自分がいる。
苦しみの予感に身を踊らせている自分に気付く。
おそらくオレには本当に辛かった経験などないのだ。
オレはそれを知りたがっている。
見てみたい。
見ていたい。
もしかするとオレには孤独があるだけで、他には何もないのかもしれない。
オレが観察しているオレとはいったい何なんだろう。

オレの歌はうんこに似ている。
めずらしいものを食ってはうんこをして、良いうんこを探す。
大腸や小腸みたいな内蔵については全くの謎で、そしてオレはそれを全くのところ気にしていない。
大切なのは、入ってくるものと出ていくもので、本当のところ、オレは自分のことなんてこれっぽっちも気にしていないのだ。

困ってみたら、
どんな、
うんこが出るんだろう。


87 9 20 金 21:10

精神的な疲労がかなり大きい。
とても疲れた。
体を動かすべきかもしれない。
そうすれば少しは心も楽になるに違いない。

とりあえず最悪の結果は回避した。

とにかく今日はゆっくり眠ろう。

ひどく疲れたよ。


86 9 20 金 02:13

詳しい話を説明するととんでもなく長くなってしまうのでいつかの機会にとっておくが、オレは今なんだか力いっぱい困ってるぞ。
すげー困ってる。涙が出そうだ。
困りすぎてすげーノリがいい。
困りすぎて笑うしかなくなってる。
困ってる。

なにがどうなろうが、すべては受け入れる以外のないしろものだ。

とにかくなんとか自分を信じてみようと思う。


85 9 16 月 16:16

神輿の翌日は家でうんうんうなっていた。
筋肉痛だったのである。
その翌日、9/12には原宿でライブをやった。
急なライブだったのでこのホームページで告知できなかったのが残念だ。
ライブの翌日は二日酔い。
14と15日は一日中バイト。
で、現場で右手親指の爪を割るという怪我をし、とりあえず今日は休み。

人間、結局のところ堂々としてる方が一番いい。
自分の行為が他人にどう思われるのかをいちいち考えるよりも、とりあえず自分の快楽を優先して気持ちよくかつ堂々とやっていた方がいい。
ルールは自分の中にしかない。
初めての体験でも、気持ちよく堂々とやっていた方がいい。
昨日は銭湯の脱衣所でずいぶん長い間ちんちんをぱんぱんしていた。

指はとりあえず骨には異常ないようだ。

84 9 11 水 02:20

神輿は最高だった。
神を感じたぜ。


女達はいつも、つらくなるとオレに電話をよこす。
それぞれのみんなと結婚してやって「幸せ」というものの真実の姿を見せてやりたいが、当然そういうわけにもいかないので、オレは優しい言葉をかけてやってそれで終いにする。
何にもできちゃいないぜ。
世の中の男達は何をやっているんだろう。
「好きだよ」と言えば、それだけでいいのだ。
パートナーの幸せを願えばそれだけでいいのだ。
世の中の男がそんなにだらしないのなら、オレが全部もらってっちまうぞ。

秋の夜。


83 9 8 日 00:56

東京は昨日から雨。
せつない。
現場でびしょぬれになっては部屋に濡れた服を引っかけてるので、部屋が服だらけである。

今日は真喜屋さんに誘われて飲み会に行った。

ぐず濡れになって部屋に着くと、暖かいお茶を煎れてぼんやりと音楽を聞いた。

明日は三鷹のお祭りで朝から晩まで神輿を担ぐことになっている。
ミコシですよオミコシ。
沖縄の文化には神道があまり入り込んでいないので、「神輿」というものはほとんど存在しない。
一昨年の今頃に生まれて初めて神輿を担いでオレは断然神輿のファンになった。
沖縄と日本。
日本の奴が沖縄に来て感動するように、オレは東京でひっきりなしに感動している。

明日が楽しみだ。


82 9 5 木 00:56


相変わらず暑い日が続いている。
客が来ていて酒を飲んでいる。
今日はスダレと突っ張り棒を買った。
なんだかよく分からないけど、「やっぱ男はいつまでも突っ張り続けなきゃな。」と思った。


81 9 1 日 23:56

東京駅のすぐ近くの丸ビルが新しく建て変わってすごくかっこよくなった。
今日のバイトはその竣工式の設営。
新品のビルの35階からは東京が一望できるばかりか、皇居の中まで丸見えである。
夕暮れには富士山まで見えた。
素晴らしい眺めの中でのアルバイト。
いつかここの最上階のレストランでメシが食いたいもんだ。

部屋に戻るとそのまま銭湯へ。
今日はちんちんを重点的に洗った。
なぜか3回洗った。
んで、風呂あがりのビール。
しあわせ。

この部屋は窓を全開にするとかなり風通しがいい。
日当たりと風通しは抜群である。
とても気持ちのいい夜。
明日はバイトが休みだ。
ゆとりのひととき。

80 8 31 土 00:55

卓ちゃんが遊びに来て酒を飲んでいたのだが、卓ちゃん寝ちゃった。
明日はバイト休みだからふとんを干して、ズボン軍団を洗濯するつもり。
掃除機かけてぞうきんがけもするつもり。

今日の東京はぴかぴかに晴れていて、現場で真っ赤に日焼けしてしまった。


79 8 30 金 00:22

昼に洗濯物を取り込んで、部屋の掃除をし、幕張メッセに向かう。
今日の仕事はパチンコやスロットの展示会の撤去。
へろへろになって部屋に帰る。
流しで手と腕と顔と足を洗う。
流しで足を洗うのは無理な姿勢をとらなければならないので結構テクニックがいる。

晩飯は茹でたオクラとトマト丸ごと一個と豚肉の残りとごぼうの漬け物。
旨そうな残り汁が出たので、お茶碗を洗ってお米を研ぎ、その残り汁とシーチキン一缶で炊き込み御飯にする。
明日の朝、じゃことワカメのふりかけを混ぜ込んでおにぎりにして弁当とする予定。
最近は金がないので現場にはもっぱら弁当を持っていっている。
水筒にお茶も持っていく。
ここ5日、現場への電車賃以外に金を使っていない。
いや、昨日銭湯帰りに発砲酒を3缶ほど買ったっけ。
出費はそれだけである。

怠惰と退廃には金がかかる。
とりあえず生活のスケールを一旦落として、借金を全部返すのだ。

今のところ、家事一切を完璧にこなしてしっかり生きている自分に、オレは酔っているようだ。


78 8 28 水 23:24

ぐったりと疲れて家路につく。
ここ二日間銭湯が休みだったのでうきうきで銭湯に向かう。
ああー、すんばらしいいい湯だ。
銭湯大好き。
帰りにトマトとオクラとビールを買う。
今日の弁当用にと昨日から炊いて置いた米をおにぎりにして冷凍する。
ちなみに今日の弁当は豚肉の煮付けと漬け物と炊き込み御飯だった。
帰って洗濯機を回す。
二回回す。
干す。
ふと気が付くともう11時だ。

しっかり生きてるぜ。
一人暮らしになって、余計に生活がしっかりしてきた。
毎日のように部屋を掃除してる。

明日の朝飯は豚肉の残りと炊き込み御飯とデザートに冷たいトマトの丸かじりの予定。

ベイビー楽しんでるぜ。
筋肉痛だけど。


77 8 28 水 01:37

連日の肉体労働で筋肉痛。

この間の日曜には、寛さんと酒を飲んだ。
寛さんは言った。
「おまえもオレと同じ故郷から押し出されてやってきた人間だ。
おまえの声は沖縄の何千年もの歴史から出ている声なんだ。
おまえのいいところは、ちゃんと自分の声がどこからやってきているのか意識していることだ。
自分の声を自分で出していると思っている奴は駄目だ。
ミュージシャンってのは自分の声がどこから出ているのか、それと真剣に向き合う奴のことを言うんだ。
おまえの声は素晴らしい。
さっきのおまえの話な、それだけでおまえは歌う資格があるよ。」

沖縄に暮らしていた18歳の頃までの自分の人生と、沖縄を離れたその後の自分の人生は、ずいぶん長いことオレの中で全くの別のものになってしまっていた。
なにかがぶっつりと途切れていた。
この間の沖縄での長い滞在で、オレの中のなんだか良く分からないわだかまりのようなものが氷解してしまった。
海辺に腰掛けて故郷の水平線を眺めている時、不意に「ああ、離婚しよう」と思った。
沖縄と離婚に何の関係があるのか人にはちっとも分からないかもしれないが、それはオレの中でひとつの明解な悟りだった。

寛さんは笑って「いい歌を書け」と言った。
寛さん、あなたにもいずれ死ぬ時が来るのなら、その時あなたに引導を渡すのは自分でありたいと、オレは本気で思っているんですよ。

76 8 22 木 17:20

風邪はなんとか治ったようだ。

部屋はほとんど片づいた。

ぼんやり暮らしてる。

退屈とは仲良くやってる。


75 8 19 月 00:33

水道復活。

風邪がひどい。
熱を計ったら38度もあった。
緊張の糸が切れたってやつなのかな。
寒くてふとんをかぶってる。

荷物の整理はもうちょっとかかりそうだ。

なかなか大変だけど楽しいよ。
お城みたいだ。
オレの城。

大切なもの以外何もない。
全部がオレの思いのままの、オレの城。

いろいろと飾っているよ。
はやく友達をたくさん招待したいな。

74 8 16 金 08:44

昨日やっと引っ越しが完了した。
コンピュータも一応つながった。
一人でやる荷造りはすごくしんどかった。
写真がたくさん出てきて、しばらく眺めてから泣いた。


新しい町での最初の朝、つまりついさっきだ。
顔を洗おうと流しの蛇口をひねったら水が出てこないんでやんの。
トイレは流れてるのに。
どーゆーこと?

水道局に電話しなきゃ。

風邪気味。


73 8 12 月 13:30

誕生日の翌日はスタジオでデモテープのレコーディングをした。
リズムギターとドラムのパートを3曲録音完了。
9月中には完成させたいな。
おっと、レコーディングとは言ってもカセットだからな。
CDの発売は当分待ってくれ。

そうそう。
最近知ったんだけど、ウチのギターのコウジはイエローモンキーズでギター弾いていたんだそうだ。
メンバーでずっと一緒にやってたらしい。
ゆらゆら帝国のイチロウともやってたみたいだし、ブランキーともやってたみたいだし、なんだか面白いキャリアの持ち主だ。
バカンスも売れようね。

72 8 11 日 04:26

28歳の誕生日だ。

昨日はバイトが夜勤で、今朝まで東京ディズニーランドで働いていた。
あるアトラクションの清掃業務みたいなことをやった。
ディズニーは何かと言うとすぐ訴えるという噂を聞いたので詳しい話は伏せておくが、かなり疲れた。
夕方から吉祥寺の新しい部屋のカギをもらいに行って、その後飲んだ。
一人きりの誕生日だ。
せっかくだから楽しんどこっと。
一人きりだということを。


71 8 9 金 01:24

まず最初に、この短い報告を、この今日の日記で初めて知ることになった友人の皆に謝ります。
いちいち会って報告していく余裕が、時間的にも精神的にもありませんでした。
勘弁してください。
それと、嘘をついたわけではないにしろ、そもそもの始まりから、この日記で、オレが故意に自分の家庭については語らなかったことについても、謝らなければならないのかもしれません。
なんらかの誤解があったとすれば、全てはオレの不徳と致すところです。


オレは6年前に2歳年上のある女性と結婚しました。
平成8年の8月8日に婚姻届けを提出したので、きっちり6年間、(多少の別居もありましたが)オレには妻があったのです。
3年前には娘も生まれました。
オレは父親でもあったのです。
そして今日、2002年8月8日、杉並区役所に離婚届を提出して来ました。

妻と娘は今、地方にある妻の実家にいます。
娘は妻が引き取ることになりました。
15日には今の部屋を引き払い、オレは吉祥寺に引っ越します。
風呂なしの安い物件でしたが、広くて日当たりの良い掘り出し物を見つけました。

ここしばらく、あまりに悩みすぎて頭に円形脱毛症ができてしまいました。
後ろ姿が皮膚病みたいでイカしています。
自分でも自分のことをひどい男だと思いますが、全部ひっくるめて「自分」というものを受け入れて生きていこうと思っています。
何がどうであれ、人は自分のしたことからだけは逃れられないのですから。
何年も考え抜いての結論です。
後悔はしていませんし、これからもこの決断と選択が後悔にならないように努力するつもりです。

この日記を楽しみにしてくれている読者の皆には、とても感謝しています。
しばらくの間日記がお休みだったことを許してください。
明日からはまた少しずつ何か書いていこうと思っています。
よかったらまた読みに来てください。

スタ−又吉究


70 7 28 日 01:03

ここんとこ連日バイト。
一日15時間くらい働いてる。
ひさしぶりの現場仕事でよれよれになってるよ。
明日はライブだ。
お客さん来るか心配。

さっきスタジオでリハーサルしたんだけど、なかなかいいかんじだぜ。
なんとかなりそう。

すげえ良くなってるかも。

69 7 23 火 00:24


やるべきことがたくさんある。
とにかく金だ。
働かなきゃ。
仕事を探して、びしびし働かなきゃ。
頑張ろっと。

あれこれ悩む前に、働かなきゃ。


68 7 22 月 03:35

来週のライブに備えて、スタジオでリハーサル。
ドラムが替わったよ。

今回まではたっちゃんとやる予定だったんだけれど、なんだかそういうかんじになってしまった。
今回のライブは特にチラシを配ったりしていないので、この日記を見て来てくれるお客だけが頼りなんだ。
できれば今回は多少無理してでも来てほしい。
メンバーが替わって一発目のライブなんだ。
これからの成長を楽しむ分には是非見るに値するはず。
またここから始まるんだ。
来て欲しい。

28日、日曜日。
7時スタートの一番最後。
バカンスの出番は9時くらい。
前売り1600円。
吉祥寺曼陀羅。

来て欲しい。

来て欲しい。


67 7 20 土 01:18

ただいま。
戻ったぜ。
なんだか人生の二度目のスタートだという気がしてる。
オレの中であるものが大きく変わったよ。

66 7 19 金 01:40

又吉究が帰ってきた。
10年前のロックなオレが帰ってきた。
いつの間にか忘れていた「あの感じ」が戻ってきた。
伝説になったオレが再び息を吹き返したぜ。
そうなんだ。
このノリなんだ。

充電は完了だ。

待たせたな。
さあ行こう。

さらにすげーオレを見せてあげる。

明日東京に帰るよ。
次のライブは28日の日曜日。
吉祥寺の曼陀羅。


65 7 8 月 23:28

家の近所の森に行く。
まだガキの頃、よくクワガタを取りに行った森だ。
「けもの道」を20メートルほど行くとオレ達の秘密の木が生えていて、そこではクワガタが山ほど取れるのだ。

17年ぶりの「けもの道」は雑草が生い茂り、どうにも先には進めない様子だったので、いったん家に戻り、これまたものすごく久しぶりに鎌を砥石で研いで、スパスパの素晴らしい切れ味にしてから再度「けもの道」へ向かった。
けっこう長い間誰も通っていないようだ。
背丈ほどの雑草が鬱蒼と茂っている。
スパッ。スパッ。
むせかえるような草いきれの中、鎌を振り回しながらじわじわと奥へ進む。
汗が滲む。
憎たらしいほどの青空の下、太陽は容赦なくオレの肌を焼く。
と。
突然視界が広がり、オレは愕然とした。
何もないのである。
何も。
むきだしの地面がマヌケに広がっている。
200メートルほど先にブルドーザーが一台止まっているきりだ。
森は、その辺縁を残して、見事に消えて無くなっていた。

広場の縁にぽつんと申し訳なさそうに立っている一本の木を見つけたオレは、それでもここにたくましく生きるクワガタがいるかもしれないと思い、その木に登ってみた。
枝にぶら下がってぶんぶんと揺らす。
ガキの頃にはこうするとぼとぼとクワガタが木から落ちてきたもんだ。
ボキッ。
枝が折れ、腕の内側をじくじくに擦り剥き、落下し、着地に失敗し、足をひねり、顔面を地面にぶつけ、オレは土を舐めた。
痛みと屈辱と悲しみのあまり、オレはしばらくの間ビクリとも動かず地面に突っ伏していた。

こんなかんじでオレの中に「沖縄」が「充電」されているところだ。
待ってろ東京。
来週には帰る。

64 7 6 土 00:25


台風明けの空の下を原チャリでかっとばす。

オレみたいにかっこいい男はいないな。
なんだかしみじみそう思うぜ。
女はみんなオレを好きになる。
まいっちゃうぜ。
オレは罪作りな男だ。

誰も傷つけたくないと願うこと自体が、いつの間にか誰かを傷つける。
もてる男のつらさは、もてる男にしかわかんねえだろうけど。

世の中のもてない男の諸君。
おめえらの悩みはオレには分からないけど、オレにはオレの悩みがある。


63 7 4 木 22:44

なかなか強烈な台風である。

今日はもう一度、自動車教習所での予定を組んでみた。
予定通りにいけば、来週の木曜日には取れそうだ。

心が揺れている。
オレの人生はオレの決断で簡単に動くのだということをしばらく忘れていたよ。


62 7 4 木 00:00

とても久しぶりの台風。
強風ダンディ。
オレはこんな日が大好きだ。

舞台が終わってしばらくの間ぼんやりしていた。
酒を飲んで、ゆっくり寝て、のそのそ起きて、また酒を飲んで。
この島は本当にいい島だ。
でももうすぐオレは東京に帰らなきゃならない。

きちんとケツを拭いて帰らなきゃな。

寂しいけれど、オレには向こうでやることがある。
最初からぜんぶ分かっていたことだ。


61 6 30 日 05:31

初日終了。
楽しかった。
さて。
公演はあと2回。

60 6 26 水 00:35

稽古から帰って実家の玄関の前でオレは1時間ほども突っ立っていた。
玄関が開けられないのだ。
ちょうどドアのノブにくっついている。
とても美しい。
こいつはそっとしといてやらねばならない。
セミがまさに脱皮しているのだ。
緑っぽい体。
生まれたての脆い体。
羽根に浮かんだ葉脈のようなスジが美しい。
セミはしずかに呼吸しているようだった。

2時間ほども眺めていただろうか。

今日は満月の翌日だ。
素晴らしい月夜の脱皮。

オレは玄関のノブに手をかけることができないまま、その妖しいほどの美しさに見とれていた。

そんで。
体中を蚊に刺されちまった。


59 6 25 火 07:20

稽古をして酒を飲んだ。
明日も早い。
はやく眠らなきゃ。


58 6 24 月 01:34

ライブをしないかと誘われたので歌った。
久しぶりのソロだ。
ほとんど眠らずに舞台の稽古。
今日はランスルーを3回ほどやった。
なんとか完成したようだぜ。
あとはきちんとまとめて本番を迎えるだけだ。


57 6 19 水 03:44

ここんとこ日記さぼりがちだな。
そんだけ忙しいってことか。

最近、古い友人に会ってはしょっちゅう飲んでいる。
会うたびに思い知ってるよ。
あれから10年たっちまったんだな。

ぼんやりと眺めてる
よそもの気分で
孤独ぶってるぜ
昼下がりのドライブ

対向車はいない
後続車もいない
最初から一人だった
これからも一人だ

ルート330
海岸はもうすぐだ
ルート330
だだっぴろい空

わざとらしい退屈を
気分良くしらけてる
懐かしがってるのさ
こんなに遠くに来ちまった

ルート330
海岸はもうすぐだ
ルート330
だだっぴろい空

自由に走れるぜ
風をきって歌え
約束は果たせなかった
手遅れ過ぎてるよ

ルート330
海岸はもうすぐだ
ルート330
だだっぴろい空
ルート330
海岸はもうすぐだ
ルート330
だだっぴろい空


56 6 16 日 02:27

後輩のジャンキージャップドッグスがギターウルフとライブをやった。
招待されて見に行った。
すげー楽しかったよ。

はええとこバカンスも進化しなくちゃな。


55 6 14 金 01:24

演出家が変わった。
新しい演出家は外国人だ。
今までは、主役兼制作兼美術兼プロデューサー兼脚本家みたいな人が演出をやっていたのだが、新しい演出家が来て何もかもが変わってしまった。
前の演出家の要求はとてもオレにとっては困ったものが多く、つじつまを合わせるためにずいぶん苦労した。
とても深刻だった人が次の瞬間には自分から今度は同じことを茶化したりする。
目の前で人が死んでいるというのにとてもふざけたことを言ったりする。
そのくせ急に泣いたりする。
その台本や演出に合わせるために、ずいぶんキャラを作るのに手間取った。
あまりにも矛盾を抱え込んだ役柄だったので、ただただ演技によってその無茶な演出の矛盾を無くすために知恵を振り絞って、何度もシュミレーションと練習を重ねて、ようやくなんとか自分のものになりかけていた時だったのに、新しい演出家はそれを全く変えてしまった。
矛盾がなくなってしまったのだ。
ある程度自然な流れで芝居ができるように台本もかなり手直しされた。
おかげで最初にオレが考えたキャラが適用できそうなとても自然な役柄になったのだが、今度は逆に今まで作ってきたものが邪魔になってしまった。
ある程度体に染み込ませてしまった後なので、実にやりずらい。
また最初から考え直しである。
こんなんならオレが初日にやった芝居が一番いいんじゃないか。
あれを捨てるのにはずいぶん苦労したというのに。
オレ自身努力してどうにか否定しきった後で「やっぱり前の芝居で」、という形になってしまったのですごく困っている。
やっぱりあれでいいんじゃないか。
矛盾が少なくなったのは嬉しいことなのだが、いったん否定してしまったキャラを、またもう一度よみがえらせるのはかなり骨の折れる作業だ。

はー。

また考え直しだ。

54 6 13 木 17:12

稽古が終わると雨だった。
土砂降りの雨の中を原チャリで帰る。
コザ市から那覇市まで20キロほど。
寒い。
ここは沖縄で、しかももうほとんど夏に突入してるのに。
途中で耐えられなくなって友達の家に泊めてもらった。
パンツまでぐじょぐじょ。
かなしい。

53 6 12 水 01:48

今日も芝居の稽古。

なんだかここんとこすげー忙しい。

舞台の芝居とテレビの芝居の違いにとても戸惑っている。
演出家がもうちょっと細かく芝居をつけてくれると楽なんだけど。
体の入れ替え、それぞれのセリフでの顔の向きなんかをもうちっと細かく指定してほしい。
「動き」は演出家に考えてほしいのだけど(なぜならオレは全体の動きが見れないから)。
その動きに合わせた「情動」なら役者の仕事の領分だけど。
もうちょっとディスカッションしなくちゃいかんようだ。

まあとにかくリラックスしていこう。
力が入るのはとても良くない。
「気合いを入れていくぜ」なんてのが良い結果を生んだことは少なくともオレの場合一度もない。

そのままでもオレは凄い。
そのままのオレこそが凄い。
とにかくそう信じて、余裕をもってやることだ。
音楽でも芝居でも人生でもそれは同じことだ。


52 6 7 金 04:11

芝居を考えている。
ストーリーやセリフや段取りを考えるのは脚本家や演出家の仕事だが、どんなふうにして演じるのかを考えるのは役者の仕事だ。
一連のセリフの流れからいろいろなことを想像していかなければならない。
どんな感情か、どんな動きか、はもとより、ここで驚くためにはその直前のここで相手に背中を見せていた方が「振り向く」という動作が増える分、より驚いてるかんじがして良いな、とか、いろいろと「見せ場」のための「逆算」も必要になってくる。
芝居というと「気持ち」が大切だと考えがちだが、オレのつたない役者経験でつくづく思い知ったことは、芝居にとって最も重要なのは結局「リアクションとアクション」なのだということだ。
どんなに役に成りきってみても、「リアクションとアクション」がなければただのイモ芝居にしかならない。
あらかじめ相手が何を言うのか分かっている中で、自然なリアクションを取るのは難しい。
だからあらかじめよくよく考えなければならない。
あらかじめよくよく考えて、与えられたセリフのオールすべて全部に「意味」を持たせなければならない。
脚本にはストーリー上重要なこと以外は書かれていない。
役者は自分で考えなければならないのだ。
ここで振り向き、ここで悲しみ、ここで腹を立て、相手のセリフや動作、効果音や舞台装置の「きっかけ」に的確に適切に「反応」しなければならない。
すべての「アクション」は結局のところすべて何かへの「リアクション」なのだ。

例えば脚本に「なんてこと言うんですか!! あなたにはわからないんですか? 彼女はあなたを心配してるんです。」と書いてあったとしよう。
普通に考えれば、順番に「憤りと怒り、ちょい悲しみ」「前の感情を引きづったままでの疑問、ちょい哀れみ」「怒りまたは哀れみまたは悲しみまたは落ち着きを取り戻すための内省」と言ったところだ。
しかしだからと言って漫然とそういう感情を込めてこのセリフを言えばOKという訳ではない。
自分の喋る順番がきたから喋るのではなく、自分は自分の中の何かが相手のセリフの何かに反応した結果喋るのだ。
「あなた」または「彼女」を愛してるがゆえに反応したのかもしれない。
嫌いでたまらなくて反応したのかもしれない。
誰かへの手前、しょうがなく反応したのかもしれない。
じじいならじじいっぽく。
ケガ人ならケガ人っぽく。
キャラの状態はもとより、性格やクセも考えて作らなければならない。
客が飽きないように強弱や静と動を適切に加えながら。
全体のバランスに合わせながら。
かつ多少は自分が目立てるように意外性をつけて。
役に「成りきる」のは最後だ。

一生懸命考えてやっと全体に整合性を持った(と思われる)芝居を作って演出家の前でやって見せたら、「あー、又吉君、ここのところでニヤリと笑って欲しいんだよ。」などと言われて、たった一カ所のためにまた最初から全部考え直さなければならなかったりする。

芝居は難しい。

そもそも、最初からウソだとばれているウソをつくのは、誰かのツッコミを期待した冗談のためでもなければ、真面目にやるのがとても恥ずかしい。
表現にはどんなものでも常に「覚悟」がいる。
どんなに素晴らしい表現も、必ず誰かに批判される。
表現者というのは批判や嘲笑を敢えて集めていると言ってもいいくらいだ。

オレはもっと腹をくくらなければいけない。
オレはもっと考えなければならない。
オレはもっと練習しなくちゃならない。
オレはヘタクソな役者だ。
オレの考える最高のシンガーなら、芝居も一流なはずなんだ。
職業俳優になるつもりは今のところこれっぽっちもないが、芝居のひとつも張れないことでは、スターもくそもないものな。

地道に勉強してるよ。

51 6 5 水 05:49

ジャンキージャップドッグスのドラマーのむーちゃんと一緒に地元で酒を飲む。
今度ギターウルフと一緒にライブをやるそうだ。
頑張っているじゃないか。
「キワムさんは最高だよ」とむーちゃんは言った。
オレもはやくもっと上手く先輩面ができるように頑張んなきゃな。
オレ達の作った「シーン」は確実に後輩達に受け継がれて、いつの間にかオレもいっぱしの伝説面ができるようになってしまった。
すげー嬉しいよ。
いつまでも越えられない壁でいたいと思うよ。
少なくとも、オレにあこがれた奴らがこうして頑張っているんだから、やっぱオレはいつまでたってもイモひくわけにゃいかねんだ。
おめーらこそ最高だぜ。
オレは一生かかっても証明するつもりなんだぜ。
おめーらが正しいってことを。
おめーらがかっこいいとち思ったオレは、やっぱいつまでたっても天才なんだってことを。
ありがとうな。


50 6 2 日 23:33

朝から芝居の稽古。
とても疲れる。
明日も早い。
もう寝なくちゃ。


49 6 2 日 06:01

音楽というものはどんなものでも面白いくないということはないのだ。
どんなものでも面白い。
オレにとってはバイトで行った現場の馬鹿でかい発電器の音も、どんなトランスより面白い低音のびしばし効いたノイズに聞こえる。
昼休みに排気ガスにまみれて発電器の音を聞いているのはオレの快楽だった。
今だってそうだ。
東京の今のオレの部屋から聞こえる真夜中の車の騒音さえ煩わしいと感じたことはない。
それは潮騒と同じだ。
オレは海辺に立っている。
簡単にそう思える。

せっかくミュージシャンをやっているのに、オレには音楽の善し悪しを判断する基準がどこにもない。
どんな音だって面白いのだ。
あまりにも音楽が面白いものだから、オレは音楽を文学でしか判断しないようになってしまった。
大切なのは「歌詞」なのだと。
オレは音楽の世界で「ブンガク」をやろうと思っている、しょうがない男なのだ。

「音」は楽しい。
音楽はそこらじゅうにあふれている。
だからこそオレは「イデオロギー」でしか音楽を語れない。
たまにそれがとても悲しい。

「これはとっても美味しいだろう」と人に言われても、「味覚なんて経験なんだから、美味い不味いは誰にも決められやしないよ」としかオレは言うことができない。
「これはとってもいい音だろう」と言われてもやっぱり全く一緒だ。
音楽なんてただの好みの問題なのだ。

オレは自分がミュージシャンになるに当たって、結局あるひとつの「パターン」を選ばなければならないと感じた。
どんな楽器でも、どんなジャンルでも面白いと言うのなら、自分の指針はどこにもなくなってしまう。
自由さと共に、オレは頑固さを手に入れなければならなかった。
これこそが音楽なのだという何者もなしに音楽とは関わることはできない。
「すべての良さが分かる」というだけではまだそれは愛とさえ呼べない。

オレは「かっこいい」ということだけをすべての芸術の上位概念に置いた。
どんなに素晴らしくても、たとえオレ自信それに感動して人生観を変えてしまっても、高校生が「かっこいい」と思わなければそれは「ロック」じゃない。
ガキ共がそれを聞いた翌日、楽器屋に走るからこそ「ロック」なのだ。
「ロック」とは「かっこいい」ものすべてのことを言う。
「かっこいい」を模索するものはすべて「ロック」なのだ。
「かっこいい」または「もてそう」と、「単純で簡単」。
それだけがロックなのである。

オレは音楽を愛している。
けれども「音楽」をやろうなんて気は毛頭ない。
オレは「ロック」がやりたいのだ。

音は何でも楽しい。
大切なのはそれに込めたイデオロギーだ。
思想だ。
生き様だ。

いつも皆と喧嘩ばかりしている。


48 6 1 土 02:42

雨だった。
鈍痛のする頭を叩きながら、カッパを着てバイクにまたがった。
自動車教習所まではこの原チャリで15分ほどの距離だ。
とても眠い。
昨日はしたたかに酒を飲んだ。
朝方になってじわじわと泡盛が効いてきて、結局吐いてしまった。

自動車教習所の指導員というものはそうとうに嫌な人種であるという噂を人からさんざん聞かされていたので、相手の口の訊き方や態度にいちいち腹を立てたりはすまい、と覚悟して行ったのだが、なんてことはない、丁寧な対応で逆に拍子抜けしてしまった。
運転の授業を1時間、学科の授業を2時間受講した。

家に帰った時にはもう日が暮れていた。
沖縄の夕暮れは遅く、7時くらいまでは全く明るい。
玄関の横にバイクを止めて、鍵を掛けていると手元に小さな虫がとまった。
よく見るとおしりのあたりが点滅している。
ホタルだった。
ここはただの住宅地だ。
変なところへ迷い込んでしまったな。
ホタルの光りはオスがメスに出会うための合図なのだと聞いた。
こんなところでいくら頑張って光ってみたところで、メスのホタルなんかいそうにないぜ、ホタルよ。
おまえの仲間はもっと別の場所にいるんだぜ。
独り言のように話しかけているとホタルは目の前をゆらゆらと力無く飛んでいった。

オレだってもしかするとあいつと一緒なのかもしれない。
精一杯光っていれば、いつか望んでいる人に出会えるとただそれだけに歌っているのかもしれない。
けれどいかんせんここはどうにも場違いで、オレの合図だって結局誰にも届かないのかもしれない。

あいつはいいメスに出会えたろうか。
ホタルの寿命は短いと聞く。


47 5 30 木 02:32

「あんたの手料理のひとつも食ってみたい」
と母ちゃんが言った。
そんじゃあカレーでも作ってやろうか。
カレーならちょっとしたもんなんだ。
そこいらへんの専門店より美味しいカレーを作るよ。
オレが偉そうにしていると母ちゃんはそんなら是非作ってくれと言った。
母ちゃんは昔からカレーが嫌いだったから心配だったのだが、最近ではカレーの味に目覚めていろいろと研究しているんだと言う。
よっしゃ、まかしとけ。
オレの本格派インドカレーを美味いと言うかは知らないが、いろんな味を食ってみるのはいいことだ。
経験や文化の殻に閉じこもるのはつまらないことだ。
食いもんの好みくらい経験や文化に左右されるものもあまりないが、だからこそそこで自由というものの意味を再び問い返してみることがとても大切なことなのだ。
この世に無駄なんてひとつもない。
それを無駄にしてしまった自分の人生があるだけだ。
この世に不味いもんなんてない。
その美味しさを理解できない自分がいるだけだ。
チャレンジしたまえ、母よ。
オレの作るカレーはたぶんあんたが今まで一度も食ったことのない味がするぜ。

んで、作って食わしてみた。
あんまり長時間煮込むことや、無造作に香辛料を足すことが母ちゃんには心配だったようで、怪訝そうにスプーンを口に運んだ。
「・・・・・美味しーい。」
母ちゃん感激してやんの。
商売にしようとけっこうマジなかんじで誘われる。
沖縄でカレー屋をやる人生も素晴らしいかもしれないが、悪いけどオレは東京で芸術家気取りで生きていく人生を取るよ。
レシピを教えるからやってみたらいいじゃん。
しばらく「商売」についてお喋りをする。

母ちゃんはいいダチだ。
下手すっと二人で朝まで酒を飲んでいる。
あんたみたいな女はなかなかいないけれど、付き合うならあんたみたいなひとがいいな。

たぶん7月に東京に戻ったら、今回みたいに沖縄でのんびりする機会は一生ないかもしれない。
オレたちゃみんな覚悟づめだ。
最後の時間だ。
ばっちりラブしなくちゃな。


46 5 28 火 06:59

地元の町を散歩する。
芝居の稽古をする。
共演の男の子と酒を飲む。
帰ってから母ちゃんと酒を飲む。
いろいろと考えたんだけど、そこらへんの話はまた今度。


45 5 27 月 02:54

昔の仲間と酒を飲む。
朝まで飲む。
ほんでそのまま芝居の稽古に。
へろへろ。
眠い。

44 5 24 金 00:02

昨日の夜は飲み屋で知り合ったミュージシャンに誘われてコトブキという店で歌った。
久しぶりのスター又吉究フォークバージョン。
そうそう。
こんなかんじだったよ。
一人には一人の良さがある。
バカンスは最高だけど、フォークのオレもなかなかいいかんじ。

今日はコザ(沖縄本島の中部にある都市の地名)に行って芝居の稽古をした。
セリフもぼちぼち覚えてきた。
俳優の仕事は久しぶりだが、そうそう、こんなかんじだったよ。
少しは昔より上手くなったろうか。

21日には原付バイクの免許を取得したよ。
兄貴から借りたスクーターを乗り回しているんだけど、すげー楽しい。

沖縄はとても居心地がいい。
高校生の頃、野望に満ちあふれていたオレは(もちろん今でもそうだけど)この居心地の良さにたえられなくて旅に出た。
この快適さや優しさは、その深い懐でいくらでも人を甘えさせてくれる。
夢よりも甘い、優しい現実がここにはある。
オレは「平凡」というものをどこまでも憎んでいる。
誰かが聞いたら、哀れむかもしれないほどに憎んでいる。
健全さとはほど遠いほどに憎んでいる。
オレにはこの島は優しすぎるのだ。
あまりここに長くいるとオレはすぐにも安易で優しくてそして暖かい、けれど致命的なほどに平凡な幸せに、簡単に満足してしまいそうだ。
「バカみたいに意地を張って、さんざん無理をしてまでそこで歌い続ける必要がどこにあるんだい。」
「何かを証明することだけが人生の幸せじゃないじゃないか、つつましく生きることの尊さをほらごらん。」
沖縄はまるでオレにそう言ってるみたいだ。
ベイビー。
オレはたとえ厳しい風にもろに身をさらすことになっても、何かを証明しなくちゃいけないんだ。
オレの発見したこいつは、いつの日かたくさんの人間を勇気づけるはずなんだ。
この仕事をはたすことは、オレの義務なんだ。
オレはまたあのコンクリートのせせこましい街に帰らなきゃならない。
ようパラダイスみたいなオレの故郷。
大馬鹿者のあんたの息子を許してやってくれ。
あんたの前では芸術なんて愚かなことかもしれないけれど、オレはこいつと死ぬまで格闘していくつもりなんだ。


43 5 22 水 17:09

ようやくコンピューターがつながった。
今オレは沖縄にいる。
沖縄はもう梅雨に入っていて、とても蒸し暑い。
けれども沖縄のこの高い湿度がオレにはちょうど良く感じられる。
快適なのだ。
鼻クソがいつも適度に湿っているかんじ。
とてもいいかんじ。
このだーるいかんじがたまらない。
いい。
沖縄いい。

ずいぶん遅くなったけど、誰か見ているかい。
今日からまたぼちぼち日記を書き始めるよ。


42 5 8 水 16:56

片付け終了。
荷造りも済んだ。
今咳きこんだら淡に血が混じってやんの。
アホみたいに忙しかったけどもうこれで終いだ。

ほんじゃ行ってきます。
ばいばい東京。
待ってろ沖縄。

日記の復活は来週。
また来週ここで会おうね、みんな。


41 5 7 火 23:49

今日は区役所と税務署に行って、帰りに本屋へ寄って本を買った。
沖縄の本屋はびっくりするくらいお粗末だった記憶があるので、この際欲しいと思っていた本をびしびし買った。
ついでにジーンズも買った。
わー。
金が飛んでく。

帰ってから明日郵便局から送るダンボールに洋服類を詰める。

手持ちのカバンに服を詰めるのと、最終的な部屋の片付けは明日にしよっと。

とりあえず明日の夕方5時くらいには旅立つよ。
日記の復活は5/16くらいになるかと思う。
その頃にはメールも大丈夫な予定。

ほんじゃな。
沖縄に行ってくるよ。
待ってろ、沖縄のみんな。


40 5 6 月 23:52

ひどい風邪になった。
昨日までがくがくふるえていたんだけど、なんとか持ち直したようだ。
ここまでひどいとなんかうける。
ギャグみたいだ。


39 5 3 金 23:40

風邪じゃん。
すげーだるい。
ちくしょう。


38 5 3 金 03:20

郵便局に行ってゆうパックのダンボールを200円で買う。
高い。
まあしょうがねえか。
郵政事業の民営化の一刻も早い実現を望む。

保健所に行って飲食店を営業する際の手引き書をもらい、帰りに八百屋に寄ってキノコを買って炊き込み御飯を作る。
美味しくできた。

夜はトキモンに寄って三上さんに別れを告げて、そのままネブラスカで同じようにさよならを言う。
なんかだるい。
風邪かも。
今ひくわけにはいかんのだがな。
困った。


37 5 2 木 01:47

バイト先の送別会で泣いた。
だせえ。

土曜にバーベキューやって、夜中にきんばらしげゆきと酒飲んで、日曜にアタラシさんのライブに行って打ち上げで酒飲んで、月曜は夕方まで寝て部屋の片付けをして、火曜はバイトの最後の日で送別会をしてもらい、したたかに飲んだ。

今日は区役所や税務署に行って、帰りにブックオフでSFを買った。

5月の8日には東京を離れる。
日記の更新は8日で途切れて、15日頃復活する予定。

バンドもせっかくいいかんじになってきたってのに今東京を離れるのはけっこうつらい。
金銭的にもぎりぎりだ。
おまけに失業保険のナニとか、公共料金のアレとか、引っ越し手続きだとかいろいろと面倒くさいことも多い。
結局のところオレは人生を芝居ではなく音楽に賭けているので、今度の沖縄の舞台にも(もちろんやる気はあるが)それほどまでには(いつかのあの時みたいには)燃えていない。
今、沖縄に2ヶ月半の間戻ることにそれほど大きなメリットはない。
だけどそれでもオレがこうして沖縄に戻るのはおそらく人生にいたずらしたいからだ。
人生がルーチンワークになってしまうことが、オレには途轍もなく怖ろしいのだ。
東京での生活をいったんリセットする、というのは少し怖いけれどとても魅力的なことだった。
「まとめ」の時が来たらきっと合図がある。
今は変化の時期だ。
どんな誘いも断りたくない。

そういえばいつも慣れるとバイトを辞めている。
学校も卒業しそうになったら辞めた。
昔の恋人とも真剣に愛してしまいそうになった途端あわてて別れた。
大河ドラマの後、プロダクションの誘いを蹴ってホームレスになったのもそうだ。
オレの人生そんなのばっかだな。
そんなだからメジャーになれんのだと怒られそうだけど、性格なんだからしょうがない。
なんか根深い何かがありそうな気もするが、考え始めるときりがなさそうだからやめとく。


36 4 26 金 20:38

友達にバーベキューに誘われた。
今から行ってくるよ。
今日は友達の家に泊まって、明日は朝早くから出発だ。
奥多摩へ。

バカ話でもして肉食って脳みそ休ませてくる。


35 4 26 金 00:53

前回のライブのビデオが届く。
とてもかっこいい。
ステキ。
バカンスはいい。
可能性を感じる。
いやいい。
実にいい。

34 4 24 水 04:22

2002 5/23

今日は「世界本の日」なんだそーだ。

昨日はCOORERSというバンドのライブを見て、そのまま酒を飲んだ。
朝方まで馬鹿笑いをして、バイトをさぼった。

今日は会いたかった人と会った。
一緒に酒を飲んでハグをして別れた。

ピーズを聞いている。
ハル、相変わらずせつないよ。
地球はオレ達に関係なく廻ってる。
機械的に。

「オレは天才なんだ」といったいどれくらいつぶやいたろう。
オレは今日もスターを張っている。


33 4 22 月 00:30

2002 4/21

東京駅まで人を送る。
ホームでじゃあなと言う。
雨の中を銀座まで歩く。
本屋をひやかして夕方頃家に帰る。
テレビを見ながらうとうとして、メシを作って食う。
茶碗は明日洗おう。
風呂も明日の朝でいいや。
K-1をテレビで見る。
テロップがむかつく。
「このあと奇跡の大技が。」なんて言っていて、平凡に終わったりする。
何もなくても、凡戦でも、ちゃんと最後まで見るから安心して静かにしててくれ。
なんだか選手に対しても、純粋なファンに対しても、実に失礼な演出だと思う。
明日飲む分の麦茶を沸かす。
明日の朝出す分のゴミをまとめる。
なんだか眠い。
平和な休日。
32 4 21 日 02:42 2002 4/20

昨日は糸洲という男と飲んでいた。
糸洲は沖縄でOrangeというバーをやっている。
今はそのバーを人にまかせて糸洲は東京にいる。
朝までぐだぐだしていろいろとおしゃべりをした。
高校の頃にやっていたバンドの話。
古い恋愛の話。
沖縄の歴史の話。
ボーカリストについての話。
音楽の話。
沖縄にいた頃はオレ達はけっこう仲が悪かったのだけど、ここ最近はたまに一緒に酒を飲んだりしている。
朝の人気のない商店街を糸洲はチャリンコで駅まで送ってくれた。
じゃあまたなと言って別れた。
中央線に乗るとオレはすぐに眠ってしまった。
今でもまだ少し酒が残っている。


31 4 18 木 23:18

2002 4/18

バイト先のオレの後任がヨシヤに決まった。
バカンスのベースのヨシヤに。
面白い。


30 4 18 木 01:40

2002 4/17

いい夜空。
きれいな三日月。

今日は沖縄に持っていく洋服を吟味した。
なんせ2ヶ月だからな。
大量に必要なはず。

沖縄に行っている間でも日記の更新ができるように今調整中。
沖縄日記楽しみにしててね。


29 4 17 水 03:39

2002 4/16

マンガを読んでいるとあるセリフが目に止まった。
それは最近新しく連載が始まった野球のマンガで、日本の大学野球でそこそこ活躍した主人公が、アメリカのメジャーに挑戦すると恩師である監督に挨拶に行った時の、監督のセリフであった。

「日本の野球で通用しない者が、アメリカで通用するとは思わない。」

監督は主人公を引き留める。

その監督は最初からあからさまに嫌なかんじのキャラとして描き分けてられていたから、作者としてはその監督とは正反対のことを言いたかったのであろう。
きっと作者にも似たような場面が幾度となくあったに違いない。
そのセリフは、夢を追う者が常にぶちあたる、乗り越えなければならない「邪魔な」良識として描かれていた。
それはオレにもよく分かる気がする。
いろんなことを思い出してしまった。
あんな監督の言葉には何の意味もない。
そんな言葉はからっぽだ。

主人公はアメリカの試合での代打で知ってしまったのだ。
ひたすらバントの練習をすることがいつしかどれだけ自分から「野球の楽しさ」を奪ってしまったかを。
ストライクゾーンを狭くするためにと教え込まれた、縮こまったバッティングフォームが、いかに自分の可能性を殺してしまっていたかを。

この話には直接は関係ないが、たまにスポーツ選手が「もっと相手の嫌がるようなことをしたいです」などと平気で言っているのをよく聞くが、オレは極めて平和的な人間なのであれなどもすごく悲しくなってしまう。
せめてもっと照れくさそうに言えよ。
敵に勝利することは必ずしも大切ではない。
己に勝利する姿こそが美しいのだ。
美しさだけが大切な、人生に問われるべき問題なのだ。

「目の前の人間一人感動させることもできない歌手が、東京に行ったって何も変わりゃしないさ。」

「詩人だろうが芸術家だろうがもう20歳を過ぎた大人なんだから、社会人として遅刻だけはしちゃいけない。それが無理なら平日に酒を飲むのはやめろ。」

「親御さんも心配してるんじゃないのか、夢を追いかけるのはいいが、自分の足元を見失っちゃいかんだろう。とりあえず就職しながらでも音楽はできるんじゃないか。」

「売れてからでも好きなことはできるんだから、今は売れ線を狙って曲を作ってみたらどうだ。商売で成功したからこその芸術なんだぜ。この世の芸術と呼ばれているものは。」

「ゴタクを並べるのはもうちょっとギターが上手くなってからにしたらどうだ。」

「みんな寝る間も惜しんで頑張っているんだ。怠けるな。」

「逃げるな。」

「逃げるな。」

「逃げるな。」



なにもかもがもっともだ。
そしてくそったれだ。

誰かは馬鹿だと言うかもしれない。
誰かはクズだと言うかもしれない。
実際主人公はもっともだと思って傷つくかもしれない。
自分を恥じるかもしれない。
すべては愛から生まれたのかもしれない。
けれどもそんなもん全部いちいち聞くことなんてできやしない。

パーフェクトな人間などいないというのは、パーフェクトなどこの世に有り得ないということだ。
悪口ならどんな奴にだって言える。
だらしない奴はだらしないと言われ、くそ真面目な奴はくそ真面目と言われる。
納豆が好きな奴はよくもあんなもん食うと言われ、納豆が嫌いな奴はあんな旨いもんが分からんなんて可哀想な奴だと言われる。

結局は自分なのだ。
世界の全てが「違う」と言っても。
結局は自分だけしかいないのだ。
自分の生き方は(何を選んだってリスクだらけだが)自分で決めるしかないのだ。

ある野球選手は「コーチの言うことをよく聞く素直な奴は成功しない」と言っていた。
素直ないい奴は、いろんなコーチが全く正反対のことを言うのに、その全てを聞こうとするんだそうだ。
そしていつしか自分を見失ってしまう。

オレ達は誰かの理論を証明しようと夢を見るんじゃない。
夢を追う者は皆結局ただただ「自分」を証明しようとしているに過ぎない。
そしておそらく最後には、その証明さえも、自分に向けてのものでしかないのだ。

自由に夢を見ようぜ。
その夢にだけ責任を負おうぜ。
世間の良識や常識にぼこぼこにされても、自分を見失っちゃいけない。
自分の夢にきちんと「落とし前」をつけるのは生半可なことじゃないが、人の人生にそれ以上に価値のあることはない。

オレは個人的に「それは逃げだ」という言葉にすごく弱いのだが、そんなもん言い方次第だと、何をやってもぜんぶ逃げなんだと、いつも自分を励ましている。
オレの挑戦はオレが決めるし、その報いを受けるのもオレ自身だ。
もしもオレが自分の夢に対して泣き言を言ったなら、その時にこそよってたかってなんでも言ってくれ。
もしもオレが自分の夢に対してウソをついたなら、その時にこそよってたかって罵倒してくれ。
いまはまだ平気だ。
批評なら面白そうだが、助言などいらない。


28 4 16 火 00:35

2002 4/15

バー開店に必要な資金を計算する。
内装はすべて自分でやろうかと思っている。
東急ハンズでカウンターに使う天板などの値段を見てまわる。
うーむ。
とにかく安く、しかしかっちょ良く、と思うのだがなかなか難しい。

免許のこともあるし、なんだかとても忙しいかんじだ。
27 4 15 月 01:11 2002 4/14

今日は三上寛ファンクラブの飲み会があったのだが、欠席した。
どうも調子が悪い。

最近このホームページを読み始めたんだという女の子からメールが届く。
オレの文章を読んで元気が出たと言う。
ありがとう。
この日記が少しは誰かの力になっているのだと思うとオレも嬉しい。


26 4 12 金 01:09

2002 4/11

オレ曰く。
「詩人たるもの、日々を浪費することを恐れちゃいかん。」

あの天才をさえ、君はただの高慢な武器商人だと呼ぶに違いない。

オレは受け入れて見せよう。
なにもかもを。

きっと。



さて。

今日は友人と戦争や、死刑制度や、殺人や、愛について話しあった。
簡単な理想を、忘れないでほしい、とオレは言った。
ブッダも、キリストも、マホメットも、ソクラテスも、孔子も、親鸞も、ガンジーも、ジョン・レノンも、きっと殺意は克服すべきものだと言ったぜ。
イスラエル人が何を訴えようが、パレスチナ人がどんな理屈を並べようが、妻と子を惨殺された男がいくら声高に犯人である18歳の少年の死刑を望もうが、愛とは常に、自ら理想を体現することでしかない。
愛は信じること。
愛は感じること。
愛は知ること。
愛は形作る意志。
愛は理想に向かう情熱。
オレだってしょっちゅう冷静さを欠いているが、友達なら説教しておくれ。
共に涙を流して、そして叱っておくれ。
根気強くやるべきだと。
憎しみに心を曇らせてはいけないと。
ものごとはそうシンプルではないし、ただの理想かもしれないが、誰かは笑い飛ばすかもしれないが、ださかろうがさぶかろうが甘ちゃんだろうが、オレは、誰もが殺人など犯さずにすむ世の中になればいいと心から願う。

「罪を憎んで人を憎まず」というのは至言だと思う。

そもそも。

死刑を望む多くの傍観者達は、死刑台の床を抜くボタンを押す刑務官の気持ちを少しでも考えたことがあるのだろうか。


25 4 10 水 23:38

2002 4/10

なんだか泣き言じみた昨日の日記だ。
ある奴と酒を飲みに行ったんだ。
昨日は。
少し酔ってたらしい。

今日は朝からなんだか具合が悪くて仕事を休んだ。
どうも風邪っぽい。
いや、もしかするとただ単にさぼりたかっただけなのかもしれない。

本棚からとうに読み終えてしまった小説を引っぱり出して読んだ。
ストーリーは覚えていたが、それはそれとして楽しめた。

ふとんの中で日が暮れる。


24 4 9 火 01:57

「誰も信じちゃくんないけど、オレだっていつも不安で押しつぶされそうなんだぜ」
と、オレは笑いながら奴に言った。
ある男はオレを評して、
「キワムが売れないのは歳を取りすぎたせいだ。それ以外にあいつに足りないものはない。」
と言ったそうだ。

オレが今20歳だったら、というような話は、オレが12歳の頃からみんなしていた。
オレの年齢が表現に与えている「何か」はオレには今だによくわからない。
誰もが、(おお、ファック。誰もがだぜ。)オレが売れないのはオレがなまけているからだと言う。
そう言われつづけてきたオレの気持ちが君には分かるかい。
10年以上もの間だ。
オレはベイビー。
年齢以外パーフェクトなんだそうだ。
オレはそんな侮辱をもう10年以上聞き続けている。
マネジメントさえきちんとやれば、すぐ表舞台に顔を出せるんだとさ。
じゃあオレの東京に出て来てからの7年はいったいなんなんだ。

たぶん多くの人が貧乏の本当の意味を知ってはいない。
ギターも電気も場所もチラシも機材車もメシもねぐらも酒ものんびりしたひとときも、結局は金なんだ。
どこかの誰かには、「金がない」といことが生活や野望に与える打撃が、全く理解できていない。

これはひがみなのかも知れない。
けれど日本の中枢に食い込んだ沖縄人が一人でもいるかい。
警察の高官も、官僚も、軍部の偉い奴等も、半分以上が未だに薩摩と長州の出身者なんだぜ。
この国は。
南の島の母子家庭の貧乏人が「(中央)文化」というものに関わるために払った多大な労苦を、多くの人にはまるで想像さえできていない。
平気で居酒屋で「刺身の盛り合わせ」を頼みやがる。
ワリカンなのに(笑)。

ベイビー、オレは確かにしあわせだ。
だけれどもよくよく考えておくれ。
社会と関係のないところでの「魂の戦い」しかオレは口にしないが、社会的な意味でだって、オレより恵まれていない奴にはオレはほとんど会ったことがない。
マルクス主義じゃないけれど、人は誰もが自分の資本をタネに博打を打っているんだ。
そしてオレはそれを無にしてしまうぎりぎりの一線で皆ひとつになろうと言っているんだ。

おまえに自分の人生を不安がるどれだけの資格があるというんだい。
このオレを前にして。
オレは。
ほら見てごらん。
今日も汚れた顔で笑ってるんだ。

よくよく考えてみるこった。


23 4 8 月 00:40

2002 4/7

昨日のライブは楽しかったよ。
新しいギターが加入したんだ。
聞いた人、感想などあれば気軽に掲示板に書き込んでね。


22 4 4 木 00:00

ライブの宣伝のためにいろんな友人に電話をする。
しばらく東京を離れるぜ。
と言っても2ヶ月だけど。
そろそろ本格的にバンドがいいかんじだぜ。
見に来いよ。
皆を誘う。

これを見てる君もおいでよ。


21 4 3 水 00:00

リハーサル終了。
しかしあれだ。
前回見に来たお客さんもぜひまた見に来てほしいな。
今度の4/6は前回よりもさらにパワーアップしたバンドを見せることができることうけあいというかんじなんだ。
どこらへんが変わったかは見てのお楽しみだけど、全く違う「ザ・バカンス」を見せてあげれる。
オレ自身今からすごく楽しみなんだ。

心地よい疲労感。

おやすみ。


20 4 2 火 07:53

ここのところ酒を飲みすぎたらしく、胃の調子が悪い。
普段なら「ああビール飲みてえ」となるところで、「ああ、冷たいウーロン茶飲みてえ」となっている。

ニュース番組で戦争や、地震や、野球や、政治スキャンダルや、死刑について考えさせられる。
答はまだでない。

明日はライブのリハーサル。
4/6のライブでは、バカンスが変わるよ。
楽しみにしといてくれ。

根気強くやろう。
揺らぐことのない誇りを持とう。
他人を愛そう。
自分を愛そう。
知恵をしぼろう。
過ぎたことは許そう。
いつまでも理想を信じよう。
夢のために生きよう。


19 4 1 月 07:53

4月バカ。
だというのに特にウソはつかなかった。
なんだかもったいない気分。

今度のライブはなかなかすごいことになりそうだ。
何がどうなるかは内緒。
けれど、絶対見に来るべきだぜ。
まじで。
これはウソじゃない。




過去の日記


表紙に戻る