徒然またよし日記・2003年
115 12 28 日 02:02
昨日はミスターマリックの特番のセットを組んでいた。
残業7時間。
終わったのは朝の4時。
祖師谷の砧スタジオだ。
年明けにミスターマリックの特番がフジテレビで流れたらそのセットはオレがひいひい言いながら組んだセットだから、上から吊られている欄間だとか廻るステージなんかを中心に見てみてくれ。
そこらへんが一番手こずったんだ。
今日はラーメンカップとかいうテレビの特番のセットのバラシ。
池袋東武デパート。
勝手知ったる元職場というやつで久しぶりに従業員休憩室に行ったり、前の職場にあいさつに行ったりした。
終わったの10時過ぎ。
「あなたなんか最低よ。そんなのってないわよ。」
と言ってでかい声で泣き叫ぶ若い女を三鷹駅で帰りに目撃。
通り行く人々が「なんだなんだ」というかんじでちらちら見るのだけど、そんな廻りの視線などまるで気にしない様子で女はなにごとかただならぬかんじで甲高いデカ声で泣いている。
そのデカ声女の傍らに若い男がうずくまっていたのだがやにわに男はこっちまで音が聞こえるようなすさまじい勢いで地面に自分の額を打ちつけはじめた。
「やめて。やめてよ。そんなことしないで。いやー。」
女泣く。
でかい声ってのはあれだな。
でかいというだけで芝居くさく見えるものだな。
あまりにも気持ちの入ったでかいセリフなもんでなんだかしらけてしょうがなかった。
現実のような芝居というのは少ないけれど、芝居くさい現実ってのはそこらへんにころがってる。
バタくせえ。
「彼女に自分の頭を打ちつける姿を見せつける男」ってのもなんだかな。
夜な夜な一人アスファルトに額をぶつけながらいずれ少林寺に入門することを夢見る少年とかだったらすてきなんだけど。
(中国拳法には硬気孔といって肉体の一部を日々の鍛錬によって鍛える修行を行う流派がたくさんある。空手などで畳などに何度もパンチすることによって固いゲンコツを作って行くのもそこから来ている。そもそも気孔というと日本では超能力のように考えられているが、あれは19世紀以降に始まった内気孔という健康体操からきている。昔から中国では気孔というのは肉体の一部を鍛えて武器と化す外気孔のことを言ったのだ。中国4000年の歴史の気孔というのは間違いではないが、人の病気を直したり離れた人間を指ひとつ触れずに吹っ飛ばす気孔なんてのはそこそこ100年くらいの歴史くらいしかない。超能力なんて寝ぼけたこと言わずにひたすらげんこつを血だらけになるまで打ちつける奴の方がオレは好きだ。固くなるまで。)
「オレのおでこはレンガも割るぜ。」
とか言って。
なあ若者諸君よ。
はまらずにいこう。
オレにもそれに近いようなとこはたくさんあるけどオレの場合は違う。
オレの場合はハマってるんじゃなくてキマってるんだ。
一発キメてこうぜ。
114 12 25 木 23:16
メリークリスマス。
113 12 25 木 03:47
クリスマスイブだってよ。
赤ワインとサラダとチーズとローストチキンとローストビーフで過ごす夜。
この間からやってる部屋の大掃除はまだ終わらない。
今日もいたるところを拭いて、いたるものを整頓したんだけどどうも上手くいかないもんだ。
1/1には沖縄に帰る。
一週間ほど滞在するつもりだ。
今回は何の予定もないからゆっくりするつもり。
112 12 23 火 04:42
娘のプレゼントを買って送った。
オレがバンドを始めるきっかけになったのは兄貴の言葉だった。
たしか12歳の冬のことだ。
兄貴は毎日のように尾崎豊を聞いて歌うオレの姿を見て「そんなに歌が好きならバンドやったら?」とオレに言った。
オレは中学1年で、バンドなんてものは高校生くらいの大人のやるものだと思っていたから、そんなの中学生には無理だよと言い返したっけ。
オレは楽器といえば学校で使うたて笛くらいしか持ってなかったし、歌は得意で大好きだったけれどそれだけでバンドができるなんて考えてもみなかった。
「中学からバンドやってる奴なんて世の中にはたくさんいるんだぜ。廻りにそんな奴がいないんだったらよけいにかっこいいと思うけどな。」
兄貴はそう言ってニヤニヤ笑ってたっけ。
バンドをやったこともなければ楽器ひとつ満足に演奏できないくせに無責任な奴だと思ったけれど、その言葉はオレの頭に焼き付いて二度と消えることはなかった。
無責任な兄貴はその3ヶ月後に高校を卒業して東京の専門学校に入学するためオレと母ちゃんを残して沖縄を出ていった。
あの時、オレの親父代わりだった兄貴が最後にオレに残していったものは、自分の行動力次第では今すぐにでもステージで歌うことができるかもしれないという今までは漠然としていた自分の夢へのリアルな感触と、何冊かのエロ本だけだった。
つまり、少年が青年になるために必要なもののすべてだ。
今思うと、オレの青春はあそこから始まったんだ。
出発の前日に、自宅での最後の食事の後、母ちゃんが席を外した隙に「あのエロ本はおまえのもんだ。好きにしていいからな。」とこっそり兄貴に耳打ちれたオレは、兄貴にばれないように細心の注意を払って盗み見ていたのにいったいぜんたい何でばれたんだろうと、すさまじく恥ずかしく思ったもんだ。
ハリケーンズは解散してしまったし、ここは沖縄でもない。
けれどオレはどうもあんまり変わっていないみたいだ。
歌、バンド、エロ、たぶんただそれだけのために、今も暮らしてる。
111 12 21 日 04:35
おばさんが死んじゃった。
110 12 21 日 04:33
ずいぶん文章を書いていなかった。
今日からまた書こうと思う。
明日は本当に久しぶりのスタジオだ。
バイト先の某ネット求人広告代理店の仕事でも、職場のある程度の人にはこの日記が読まれているようだったので、あまりそのまま思ったことを書いたのでは場合によってはカドが立っちまうなと自粛し、そのうち本格的にバンドがぐちゃぐちゃになってきて、そもそも何もやる気が起こらなくなって、日記そのものインターネットから離れていたのだけど、ようやくなんとかバンドも立ち行きそうになってきて、微妙にやる気の出てきたオレです。
コウジもジュンペイもバンドを辞めることになったよ。
やつらが何をどう考えて辞めることにしたのかは知らないけれど、その理由はオレにはなんとなく分かっている。
形としては結局オレがクビにした形だけど、それも一口には言えないデリケートな状態だったから、なんだか日記にはしずらかったんだ。
今日はするどく一年分の汚れを落とすべく大掃除をしたよ。
ホームセンターみたいなとこに行ったら素晴らしい中華鍋があったので思わず買ってしまった。
インパクトドライバーも買っちゃった。
インパクトは4万円近くするんでやんの。
今後しばらくはねえかわいこちゃん。
もしオレをラブホテルに誘うのなら宿泊費は君が持つんだぜ。
こんな高い買い物をしたのは久しぶりだ。
バンドはベースとオレ以外(つまりギタードラムは)別の奴を入れることになった。
ドラムをやることになったオサムは幼稚園からの友達で、あいつがドラムを叩いてくれるのなら何の文句もないんだけど、あいつは今お笑い芸人としてそこそこの地位のある奴だからまたしばらくしたら辞めるかもしれない。
オレが中学の時から組んでいてとりあえず今のところオレの人生では一番素晴らしかったバンド「ハリケーンズ」でドラムを叩いていたオサムは、高校を卒業した後お笑い芸人を目指しテレビ番組の電波少年で一世を風靡した「なすび」とコンビを組んでいた。
テレビでたまに見かけるたび、「ああ、あいつも頑張っているんだな」と思っていたんだけど、オレが困っていると聞くと次のちゃんとしたドラムが見つかるまでは自分が叩くと言ってくれたのだ。
あいつは今なすびとも別れて一人で「ルンルン金城」という芸名でがつがつ営業をしている。
一ヶ月も日記をさぼると言いたいことありすぎだな。
とりあえずバンドが再始動したことと大掃除をしたことだけはここに書き残しておく。
オサムとオレの友情、サラリーマンというもののつらさ、いかにオレに歌が必要だったかということ、大工として現場に入る時の複雑な思い、貧乏さ、いい歳こいた大人にとってのバンド活動というものの真実、前ギターのコウジの素晴らしさ、ベースのヒロミチとの愛、ハリケーンズやオサムのこと、そして沖縄のこと、そこらへんのことはまた折を見て。
とりあえず元気だってこった。
またちょこちょこ書くよ。
日記読みに来てくれな。
109 11 17 月 11:46
バイクは見つからなかった。
「友人の形見のバイクです。どうか返してください。」
という張り紙をつくって貼ったりもしたけれど、連絡はない。
ものすごく腹が立っているよ。
泥棒野郎め。
盗まれた日、オレがバイクを止めていた場所の向かいにある魚屋さんに「このバイクはここのものですか?」と聞いたおっさんがいたという。
そのおっさんが犯人に違いない。
許せねえ奴だ。
死すべき奴だ。
下衆め。
多くのバイク乗りにとってバイクは恋人なんだぜ。
恋人がレイプされているような、ものすごく苦々しい気分だ。
ちくしょう。
あのシートに知らない男がまたがるなんて。
たとえ無傷で戻って来たとしてもきっとしばらくの間オレとバイクは気まずいに違いない。
誰かをこんなに憎んだのは初めてかもしれない。
オレにもこんな呪いの感情があったんだな。
昔誰かが「嬉しいとか悲しいとか愛しいとかと同じで、殺意というのも人間の当たり前の感情なんだ。殺意を特別視する奴は自分の心の奥をちゃんと見たことがないんだ。」と言っていたのを思い出す。
真昼の殺意。
108 11 13 木 13:30
人間ついてない時ってのはあるもんだ。
なんて決まり文句のひとつも言いたくなるようなついてなさだ。
ついてねえ。
ものすごくへこんでるよ。
実はこの日記で報告してなかったんだけど、月曜日にバイクをもらったんだ。
後ろタイヤがパンクしている以外はけっこうきれいなかわいいバイクだった。
自家塗装で色は空色に塗り替えられていて、エンジンは走行距離8000キロ。
ものすごく状態のいい素敵なカブだったんだ。
U字ロックを買わなきゃなと思いつつアパートの前に止めて、そして昨日の晩には消えてなくなっていたんだ。
パクられてる!!
市役所や警察が撤去したのかもしれないと問い合わせたけれどないんだって。
昨日の晩は何時間も近所をパトロールした。
もちろん手がかりひとつ見つけらんなかったけど。
ずっと呆然してたんだけど、だんだん腹が立ってきたので、日曜日に大捜索を行うことにしたよ。
本格的なバイク窃盗団ならもう今頃東南アジアに向かう船の上かもしれないけど、そこらへんのクソガキやゴロツキがやったんならオレのバイクはパンクしてるんだし、半径3キロ圏内のどこかにあるはず。
おい泥棒、オレはオレのロックにかけておまえを絶対許さないからな。
ラブアンドピースはしばらく金庫にしまっておく。
その代わりしばらく使ってなかったバイオレンスを片手におまえを追い詰めてやる。
急なことだけど、日曜日に三鷹に来れる人、パトロール隊に加わりませんか。
て言うかいくらでも人手が欲しいのでピクニック気分でかまわないから参加してくれ。
そこの君やそこのあなた。
参加する場合はstar_kiwamu@yahoo.co.jpにメールください。
やっぱロックの魂にはきちんとすぐにロック(カギ)しとかなきゃなあ。
反省。
そしてファックオフ!!
107 11 11 火 16:48
うんこしっこラーメン。
小学校の卒業式の日、もう卒業だお別れだということで、ガラにもなく色紙なんぞを持って行って、皆に一言づつ寄せ書きを書いてもらったことがあった。
ある男はその時、迷いもなくこの言葉を書き込んだ。
こっちはけっこうセンチメンタルになってるってのに、ふざけた態度で返されてしまい、かなりブルーになったっけ。
「王様は裸じゃないか」と言われた時の王様の気分はきっとあんなかんじだっただろう。
後に、このふざけた男はオレと一緒にバンドをやることになったのだが。
今でもなにかというとこの言葉を思い出す。
語呂がいいんだよね。
うんこしっこラーメン。
今では名言だとおもっている。
しかし、歳をとるごとに人生はどんどんヘビーになっていくものだ。
うんこしっこラーメンもそうだけど、歳をとると思い出すこともどんどん増えていく。
忘れたくないこと、忘れられないこと、何かの時にふと頭をよぎったりする。
そのたんびオレは「いやあ思えば遠くへ来たもんだ。」なんて、まるで何かが終わってしまったように感じてしまう。
「今ここ」にある現実を過去の結果と見るか未来への原因と見るか、そんなもんはその時次第なのだが、何かを思い出している時、現実は常に何かの結果のようだ。
「思い出す」という行為は、明らかに結末のシーンの行為に思える。
ちょこちょこ思い出しては、その結末をかみ締めたりする。
結末だらけの現実は、残酷で、リアルで、そしてきれいだ。
オレはあと何回くらい希望あふれるスタートが切れるんだろう。
そしてあと何度、誰かと別れなきゃならないんだろう。
うんこしっこラーメン。
「宇宙は嘘をつかない。そこには必ず何か厳密な法則が存在している。
もし嘘をついているように見えたとしても、彼らは悪気があってそうしてるんじゃなく、我々が彼らのことを知らなすぎるだけなのだ。
彼らは根気強く、常に同じことを繰り返す。人間のように嘘をついたりはしないのだ。」
ある学者のセリフだ。
もちろんこれはその学者が、自然科学について言ったセリフなのだが、この言葉は他のことにも当てはまる。
事実はいつも事実で、世の中は当たり前のことだらけだ。
自然は根気強く同じことを繰り返す。
たまには右手の指先からうんこが出てもいいのに、うんこは常に肛門から出てくる。
人は空中に浮かばないし、水は高きより低きへ流れる。
起きてしまったことをなかったことになんかできないし、何度計算してみても時給1000円掛けるの8時間は8000円だ。
決して2万円とかにはなったりしない。
つくづく全くその通りだ。
理解が深まれば深まるほど、すべてはなんと当たり前なんだろう。
だからこそきっと「そもそも」を問うことを止めた時、人は老い始めるのに違いない。
当たり前に昇るあの太陽の向こうに、まだメロディーはあるんだろうか。
この当たり前のかなしみの向こうに、まだ詩はあるんだろうか。
あの全く当たり前でないような当たり前は、まだあそこにいてくれてるんだろうか。
はやくライブがしてえなあと思う今日この頃なのである。
うんこしっこラーメン。
106 11 5 水 23:20
ここのところ仕事ばっかりだ。
借金があるからしょうがない。
人間はどんな状況でも、その中で最善のものを選ぶ。
ろくに女のいない男子校に通う高校生の90パーセントは、その高校の大して可愛くもない校内売店の姉ちゃんに惚れるものだし、残りの10パーセントはまあまず間違いなくホモになるだろう。
毎日夜中に帰ってばたんと寝ては、何時間か眠ってがばっと起きあがり満員電車に乗り込んで荷物のように運ばれるオレも、そんなファッキン小市民的な暮らしの中で、なんとか楽しいことを見つけようとやっきになっている。
最近はバンドがものすごく上手くいっていないし、借金まみれだし、娘の「いつ帰ってくるの?」というセリフに泣きそうになるし、なんだかもういっそのこと自暴自棄になって「しっかりとした社会人になるのも悪くないかもな」なんて思いがちなオレではあるが、そうやって老後の心配とかもしそうな勢いではあるが、ある友人から壊れたカブ(ホンダのバイク。新聞配達の人とか蕎麦屋の出前が使っているやつ。)をもらえることになって、少しロックンロールなかんじを取り戻しつつある。
バイクはいいよな。
オレの頭の中を油だらけの歯車だらけにして、エンジンのように生きたい今日この頃。
貰ったらあそこをこうしてそんでもってここをこういうかんじにして、寄る辺なき男のレジスタンス的にさすらうかんじで街を走るのだ。
あなたは最後までろくでなしとしてつっぱって生きていくことができますか。
オレはできます。
ああもう10年以上も前の約束だ。
あの頃のオレはミュージャンとして世間の良識を無視して生きていくことなんか全く屁でもないことだと思っていた。
そうなんだぜ。
カブなんだ。
オレのやろうとしている音楽はハーレーダビッドソンで黒人に撃ち殺されることじゃなく、どこにでもあるおっさんの出前バイクを改造するように、この世界を生きていくということなんだ。
オレはハーレーじゃない。
オレのギターを舐めてみな、きっと醤油の味がする。
認めることなんだ、そしてカブとして戦うんだ。
ホンダのカブの「CUB」には「肉食動物の子供(トラとかライオンとかの)」という意味があるという。
そもそもハーレーなんかとは排気量からして違うけれど、1958年の発売以来、カブが2000万台を売れたという事実は世界一の記録としてギネスブックにも載っている。
オレはカブとして、なのにハーレーのように、つっぱって生きていくつもりなんだ。
バイクイズロック。
105 10 13 月 19:51
久しぶり。
元気か。
ここんとこずいぶん日記を書いていなかったけどオレは元気だぜ。
毎日夜中まで仕事をしていて、何もできんかったんだ。
まだしばらく忙しい日が続きそうだからそう頻繁には日記を書けそうにないけど、まあぼちぼち待っててくれ。
いくつか、真剣に考えていることもあって、もしかすると近いうちにここで発表できるかもしれない。
とにかくなるべく、なんでもいいから少しでもここにナニカ書くようにすっからね。
104 9 22 月 15:05
ライブだよーん。
今度のライブはちょっと区切りというか、大切なライブになりそうなので、ぜひみなさんに来てほしいと思っています。
10/2の7時スタート。
詳細はここ。
http://www.geocities.jp/closetfreak_6969/framepage.html
来てね。
お願い。
まじで。
103 9 17 水 17:49
昨日の夜はへべれけに酔った。
記憶もかなりあいまいだ。
それで今日、へべれけの頭で書いた日記はどんなもんだろうと読み直してみた。
ひどいな。
意味が分からん。
まるで誰かを口説いてふられたかのようだ。
これはおそらく「ロマンチック」というものについて何か言おうとしていたのだと思う。
しかし酔っ払っているので何だか適切でないとこで感傷的になろうとしたり、突然ロックになろうとしたり、文章がぐちゃぐちゃになっている。
そんでなんか恥ずかしいことを言っている。
赤面したよ。
久しぶりの駄作だ。
なんか勘違いした馬鹿みたいだ。
久しぶりにものすごく恥ずかしいです。
102 9 17 水 01:30
何も始まらないなんて素敵だろ。
始まらないことを始められるなんて。
予感だけを大切にするのさ。
予感が予感のまま、いい思い出になるまでずっと予感のままなら、なんだか素敵だと思わないかい。
「全うする(まっとうする)」なんて言うと堅苦しく聞こえるかも知れないけれど、オレは夜空を眺める時のようにまっさらな気持ちで何のてらいもなくいつも思うんだ。
オレは人生でぶつかってしまった全てを自分なりにきっちり全うしたよなと。
そして今も、過去に始まってしまった全てを途中で投げ出したりなんかせず、ちゃんときっちり全うしようとしてるよなと。
例えば恋の予感だ。
恋の予感がどんなきっかけで実際の恋として始まりを告げるのか、オレにはそのメカニズムさえさっぱり分からないけれど、いったんオレにぶつかって、いつとも知れぬ間に始まってしまったオレの今までの数々の恋には、オレはオレの全てを賭けて、いつも真摯にぶつかってきたつもりなんだ。
オレとしてはなあ人生よ、最後の最後の最後のとことんまでオレは逃げずにおまえを見極めてやるぜ的な心境なんだ。
娘が生まれるのもひとつの事件なら、ロックンロールにかぶれるのもひとつの事件だし、あの娘に恋をしたのだってひとつの事件だ。
事件が起こるたびにオレは自分のハートと対決する。
責任や義務や道徳や良識や道徳とは全くかけ離れた次元で、オレはいかに自分に正直でいれるものかどうか長い長い戦いを始めるんだ。
全うしようとするんだ。
それはあくまで自分との対話で、相手を思いやる云々の話ではないかもしれない。
けれどオレは信じてるんだ。
結局のところとことんまで突き詰めれば人は誰しも他人が何を求めているのかわからない以上、自分自身はとにかくどこまでも自分の信じた道を行けばいいんだと。
オレはオレが大切だから、絶対に君を裏切るようなださい自分にはならない。
自分で自分が恥ずかしくなるようなことは絶対にどんなことがあってもしない。
ねえ。
そうやって思う以外、大切な何かを思いやる方法をオレは知らないんだよ。
「自分自身に勝つことはこの世で最も尊いことだ。
愛や恋が尊いものなら、それは愛や恋が理想というものを生むからだと思う。
少しでもましな人間になって、素敵に生きたいと思わせてくれる誰かをこそ、人は愛するのだと思う。」
ちょっと前に書いた自分の日記の文章だけど、真実だと思う。
なあベイビー。
自信というのは「このことに関してはオレは一切他人の目なんか気にしなかった」という実感のことを言うんだぜ。
オレは自信を持って今でもあの娘を愛してると言えるよ。
たとえあの娘が信じなかったとしても。
オレは君のために君を愛したことなんて一度もないけど、自分のためになら、今でもいつまでだって君を愛していようと思うんだ。
最後の最後の最後のとことんまで。
オレにとっては、君のことが大好きな自分を、どれだけバカ正直にそのまま自分自身受け入れらけれるのかどうかだけが問題なんだ。
オレは自分みたいに信じられる奴はいないと思うし、こんなやり方だけが、自分が今までさんざん悩んで生きてきて学んだ、最善の方法だと思っているんだ。
オレは格好をつけてただセックスをしたいがためにこんなことを言うんじゃないんだ。
君を口説いてるんでも何でもなく、ただ憧れの理想として言うんだ。
そこには少なくともオレの真実があると思うから。
何も始まらないなんて素敵だろ。
始まらないことを始められるなんて。
予感だけを大切にするのさ。
予感が予感のまま、いい思い出になるまでずっと予感のままなら、なんだか素敵だと思わないかい。
口説いてるんじゃないんだってば。
オレは君と、始まらないことを始められたらいいな、と思うんだ。
101 9 16 火 13:31
14日には三鷹下連雀の町会の神輿を担いだ。
下連雀のあのあたりには三つの神輿があって、それぞれ一丁会、二丁会、七丁会が自分達のシマを練り歩く。
オレはもうここ四年ばかり一丁会の神輿を担いでいる。
一丁会はとても素晴らしい町会で、それは祭りだからというのもあるかもしれないが、皆気さくで優しく、本当にいい人ばかりだ。
最近はとんと触れたことのない、気持ちのいい好意に触れて、久しぶりに東京をいい街だと思ったよ。
今度の10/2に新宿でライブをやることになった。
ずいぶん長い休養になってしまったが、これからはまたびしびしやろうと思う。
今度のヤツはノルマが発生するので、みんなヒマがあったらぜひ見にきてほしい。
詳細についてはまた今度この日記で発表するよ。
覚え書き
好奇心を忘れた時に人間は死ぬのだと思う。
向上心のない奴を見ると悲しくなる。
100 9 12 金 10:15
バンドは何とかなりそうよ。
最近は夏目漱石の「硝子戸の中」というエッセイ集を読んでる。
漱石自身はこういうエッセイのような文章はあまり好きではなく、「自分以外には大して面白くも意味のあるものにも思えんが云々」と言うふうに書いてあるが、いやあ小説よりもなんだか漱石自身の人となりが見えて実に面白い。
この人の文章力というのは半端じゃないね実際。
ものすごく勉強になるよ。
なんだか日記をさぼってばっかりだけどオレは元気でやってる。
少し体調をくずしたりもしたけど、幸せに生きてる。
勝どき橋のふもとで夕暮れを見つめながら、今日も性に合わないサラリーマンをやってきたよ。
99 9 7 日 00:10
バンド。
バンド。
バンド。
バンド。
バンド。
バンド。
バンド。
バンド。
バンド。
バンド。
バンド。
バンド。
バンド。
バンド。
バンド。
バンド。
バンドは恋愛に似てる。
オレは今まで、自分と付き合った何人かの女が壊れていくのを見た。
駄目なのか。
なぜなのか。
いつも熱が違う。
バカンスはまたしてもメンバーが変わるかもしれない。
失恋したのはどっちなんだろう。
またいつもと同じだ。
オレと同じ夢を、見ているのかと思ったよ。
いつまでも愛してるぜ。
どこまでも味方だ。
それはこれっぽっちも変わらない。
今までだって、これからだってだ。
明日はスタジオ。
オレはそろそろあいつに決断を迫らなきゃなんない。
98 9 2 火 00:48
ぼんやりとテレビを見ていたら自民党の総裁選挙の特集で、亀井静香が出ていた。
以前、この人が死刑廃止論者としてテレビで熱く持論を語っているのを見たことがあった。
なかなかにいいことを言う奴だと思っていたので「どらどら」というかんじで言うことを少し真剣に聞いていたら、マニフェスト(公約)でえらいことを言っていることが分かった。
皆は小泉とどう戦うのか、とか、経済をどうするのか、とか、そういうことばっかり聞いていて、そのマニフェストについては何もつっこまなかったのだが、オレはそのテロップに書いてあったそのマニフェストを見て、我が目を疑った。
ちょっとここのページの「教育」のとこ読んでみてくれ。
http://www.kamei-shizuka.net/policy/policy03.html
この人、中学と高校を一貫教育にし、つまり6・6制の義務教育にし、さらにその後半の6年間を全寮制にしようとしてるようだ。
ということはつまりだ。
子供達が小学校を卒業した時、特別な私立でなければ基本的に6年間、寮に住みながら教育を受けさせる義務が、我々すべての日本人に生じるということだ。
義務で寮。
そんなのオレは大反対だぜ。
お話にならない。
教員の年俸を1憶くらいにして、採点方式などを取り入れて徹底的に競争させ、さらにその教員に対しては相当厳しい法律を作り、教職員にあるまじき行為をした奴には厳罰をもって対応するというのなら、まあ考えてみないでもないが(それでも反対だけどね)、大学を卒業して教員試験受けて合格しさえすれば誰でもなれるような「教師」に、その子供の6年間もの間の生活のすべてを握れるような権限を与えるというのなら、そんなもの徹底的に反対だ。
そんなの子供達にしたって本当にいい迷惑だ。
善意という名の暴力に、純粋な魂が殺されてしまうというようなことは、この世の中のどこにでも転がっている。
オレは子ども達をせめてガキの頃くらいは、世の中の悪意というものから守ってあげたい。
それに対処する方法も、少しずつ順を追って学ばせてやりたい。
同じように無神経な善意からも守ってやりたいし、それとどう戦うのかも教えてやりたい。
オレが人に教えてあげられることなんてたかがしれてる。
オレは教師にはなりたくない。
誰かにどうしてもとお願いされたとしても、なるべくはできる限り断りたい。
その責任の重さを知っているし、自分がその重責を担うことができると思うほど自惚れてもいないからだ。
オレが悪意や善意から子ども達を守ろうといくら思ったからって、やっぱりきっとオレはオレなりに偏ったものの見方しか教えられないだろうからだ。
やはりオレなりの善意で、オレは誰かの可能性を殺してしまうだろう。
だから子供はもっともっといろんな考えを持ったたくさんの大人達にふれるべきなんだ。
全寮制にもメリットはあるだろうが、そういう意味でデメリットが多すぎるように思う。
例えばオレだったら「社会教育」みたいな形で、地域住民の力を借りながら、例えば自転車の好きな子は近所の自転車屋で職業訓練的な授業を受けてもいいよ、それは出席扱いにしてあげるよ、みたいな制度を設ける。
その制度に協力して子供達の面倒を見てくれる地域の大人には、一人一人の子供達が実際の経験の中から、少しでも数学や、化学や、物理や、語学やその他諸々のいろんな学問に対する興味が増すように、少しずつ折を見て学問的なことも説明してくれるようにお願いする。
そして子供が学校に戻って勉強をする気になったら、学校のその学科の専門の教師にそこらへんの話を報告してもらう。
それに合わせた形で、卒業に関しては単位資格制とし、読み書きそろばんのみ義務単位資格とする。
大学は無料、無試験とし、一科目でも入学単位を充たしていれば年齢、他学科単位の有無に関わらず基本的にすべて受け入れる。
大学運営に必要な経費は特別に財源を設け、さらに研究成果は可能な限り大学のものとして特許を取得し、そのパテント料も大学の資金とする。
各学部の各チームの研究課題は学生や産業界や市民から公募し、研究者チームが自身で審査決定する。
優秀な研究をした研究員にはギャラはないが、産業博士号、基礎科学博士号などを設け、素晴らしい名誉としてそれを与える。
どうかね。
そんな教育。
とにかく亀井静香の説明を聞きたい。
詳しい話は知らないから、よくよく話を聞いたら素晴らしいアイディアなのかも知れない。
何事も少ない情報からの憶測でものを喋るのは良くないが、どうもオレにはこの亀井さんの「新しい教育」についての言質は短絡的に過ぎるように感じる。
他のことについてはちょこちょこいいことを言っている人だけに残念だが、こんなマニフェストを掲げる人が政権を取るくらいなら、小泉の方がまだましだと思う。
夢がないぜ。
たしかに現代の教育制度には問題があるが、全寮制というのなら、それは後退だ。
それでは多様な個性は生まれない。
教育は経済政策よりもはるかに大切なんだ。
未来と理想をしっかりと見つめた議論をして欲しい。
義務全寮制中高一貫教育なんて、オレにはちっとも素敵な未来に見えない。
政治なんてのは虫が好かないけどよ。
「教育」というんなら馬鹿言っちゃいけない。
それは政治家の領分ではなくて、オレ達ミュージシャンや詩人や芸術家や哲学者の領分なんだ。
ちょっと黙ってられないぜ。
しかし。
全寮制とはね。
そんなの喜ぶのは戦前生まれのじじいくらいだろうに。
97 8 31 日 23:43
寛さんと飲んだ。
墨東忌憚の舞台にもなった向島で。
歌を歌いながら帰った。
ボガンボスとRCとブルーハーツとビートルズを。
オレにだってただただ素敵な歌に憧れて暮らした頃があったっけ。
今ではオレもミュージシャンだ。
いい歌を。
作りたいんだ。
いい歌を。
歌いたいんだ。
いい歌を。
愛してるんだ。
いい歌を。
寛さんの声は素敵だ。
話してるだけでいい気分になる。
たぶんそういうことなんだと思う。
命というのは「声」なんだと思う。
96 8 31 日 05:54
自分自身に勝つことはこの世で最も尊いことだ。
愛や恋が尊いものなら、それは愛や恋が理想というものを生むからだと思う。
少しでもましな人間になって、素敵に生きたいと思わせてくれる誰かをこそ、人は愛するのだと思う。
どうだい。
今年の夏ももうすぐ終わりだぜ。
明日、というかもう時間的に今日なのだけど、明日は寛さんと飲み会だ。
とても楽しみ。
最近はオレの新しい職場の人もちらちらこの日記を読んでるようだ。
君たちはオレのエッセイを読みなさい。
「アメ玉」と「求道者たれ」と「情熱」くらいは読んどきなさい。
「もくじ」から探して読みなさい。
面白いから。
やっと次のライブも決まりそうだ。
ここんとこスタジオに入ってないからさみしいよ。
はやくまた歌いたい。
ここんとこ「オレって何てハンサムなんだろう」と思うことしきり。
あらゆる意味でハンサムなんだよな、オレって奴は。
木曜の夜はミシシッピのゆうこちゃんとハンサム談義に花が咲いて朝まで飲んでいたよ。
翌日の仕事は眠たくてしょうがなかったけど、とても楽しかったぜ。
「あなたのようにハンサムな人はなかなかいないけど、私はあなたに恋はしていないので勘違いしないでね。」みたいなことを言われた。
ナイス信頼関係。
君もなかなかのハンサムだよ。
そういえば昔、あるかわいこちゃんからたった二言だけの手紙を貰ったことがあったっけ。
SEXをした翌朝、あの娘はいなくて、手紙だけがテーブルに置かれていた。
「あなたいつもそうやって女の子をめろめろにするんでしょ。ずるいよ。」
手紙にはそう書いてあった。
最後に失恋したのはいつだったろうか。
今後自分に失恋なんか有り得ないような気がする。
オレはずるいんじゃなく、誰よりも真面目なんだ。
このオレに真剣に、真面目に愛されて、それを拒否できる女なんかいるもんか。
奴から恋愛の相談を受けて以来、自分の恋愛を見つめ返したりしてる。
おい、てめえはもっと素直にならなきゃいかんぞ。
分かってんのか。
オレみたいにかっこよくなれ。
誰にも負ける気がしない今日この頃。
オレはずいぶん成長してるらしい。
これ以上何を目指そうか。
相変わらず幸せにやってるよ。
おめでたく生きてる。
95 8 26 火 23:35
自分の命のほとんどを音楽につぎ込んできた。
その点では立派にやってきたと思う。
その点ではオレは誰にも恥じることがない。
最も厳しい自分自身にさえ、オレは今だって胸を張れる。
「オレは夢をあきらめないぜ」とか「オレは決して自分の夢をあきらめたりしない」とかわざわざ言ったり思ったりする必要のないくらい強くなってみたいと思ったこともあったけれど、今ではそんなことは思わない。
自分がこれからも当たり前にこの道を歩いて行くんだろうことは他でもない自分が一番確信していることだからだ。
何も心配しなくても、わざわざ世間に宣言して自分にプレッシャーをかけるまでもなく、オレという奴がこれからもずっとこの自分の道を歩いていくだろうことに、今ではオレは何の疑いも持っていない。
こいつはあきれるくらいすがすがしい真っ直ぐな男だ。
時には喜劇的なくらい、バカのつくほど正直な男だ。
音楽に対する姿勢というただその一点においては。
なんて思ってる。
どこかの誰かが何と言おうがだ。
でもそんなオレでも、人生において恥ずべきことをしたことが何度かある。
SEXと暴力の絡んだいくつかの場面で、オレは何度か自分で自分を許せないくらい情けないヘタレなことをしたことがある。
あの時、オレは何が何でもあの娘に会いに行くべきだった。
嵐が来ようが地震が来ようが金がなかろうが何としても会いに行くべきだった。
恐怖に負けて土下座するくらいなら、自分の意地を通して殺されるなり、半殺しにされるべきだった。
そもそも酔っ払った欲望に身を任せて彼女とSEXするべきじゃなかった。
なんて場面が。
自分の音楽を裏切ったことはないかもしれないけれど、オレは何度か誰かの愛や信頼や自分のプライドを裏切ったことがある。
たまに。
オレは思い出す。
誰が許してくれたって、やっぱり結局オレは自分を許せないと思う。
せめて2度と恥ずべきことはしないでいようと思う。
だからXさん。
オレは君とSEXしないのだよ。
君はとても素敵だから、すごく残念だけれど。
94 8 25 月 02:12
よう。
新しい職場の歓迎会が金曜日にあったよ。
したたかに飲んでへべれけになって朝まで飲んだ。
とてもいい会社だよ。
飲み過ぎて調子にのってもしかすると誰かに駄目な印象を与えた可能性もあるけれど、基本的にすごく理解してもらえている気がする。
微妙に課長にからんだんだけど、そこらへんもすごく理解のある課長だったので、オレとしても間違ったことは言ってないから(少しうざかったかもしれないけど)問題ないと思う。
・・・・そのはずだ。
「こいつは息の臭い奴だな」とか、「まあゴタクはいいから実際の業務を楽しみにしてるよ」とか、「思った通りこいつは女たらしっぽいけどSEX関係で問題おこすなよな」とか、そういう仕事と直接関係のない部分で何か思われた可能性はあるけど、大丈夫なはず。
仕事に関してならばっちりやれる自信はあるんだ。
大人として、人として、労働者として、間違ったことはしないはずだ。
すげえいい会社だぜ。
バカっぽい奴はひとりもいないし。
展開次第では当初の契約よりもっと長く、3ヶ月以上働くことになっても、基本的にはこっちもよろしくお願いしたいくらいだ。
で。
金曜の歓迎会の後、土曜日は一日家でのんびりして、今日はある友人の相談を受けた。
吉祥寺で軽く飲んだ。
すげえ面白かったよ。
彼氏との問題について、どういう対応をすればいいのか、具体的に話したんだけど、顧客満足(CS=コンシューマー・サティスファクション)とか、エスカレーション(上司などへの報告)とか、フィードバック(説明や決定事項の報告、要するにいろんな意味での確認=意識の統一)みたいな話になって、なんかまるで仕事の話をしてるみたいだった。
「オレ達はそもそも何を目指してるかって言えば、相手に誤解されないような誠実な受け答えをしたい訳じゃんかよ」って言うのも「顧客満足=CS的な意味で言うと適切な言葉を使わなきゃな」って言った方のが上手く伝わったよ。
最近の日本企業ってのはみんな「CS=顧客満足」みたいな言葉を使ってるんだな。
そういう「言い替え」はオレは個人的に嫌いなんだけど、ある程度常識的にどこの企業でも使われているっていう事実は驚きだった。
まあどんなに間違ってもオレは自分の歌の歌詞には「CS」とかは使わないけど。
最低限、彼に伝えないと揉めそうなことはきちんと伝えなきゃなあというような話をしたんだ。
最近仕事の研修で自分が上司に言われてることと同じことだったのでちょいうけたよ。
また明日っからは仕事だ。
同僚にはそこそこもててるみたいだぜ。
スターとかじゃなく、ただの同僚として、ある程度認められてる。
これからさらに人が増えるらしいから、すげー楽しみだ。
変わったことがあったらまた日記で報告するよ。
んじゃ。
93 8 19 火 23:50
坂口安吾の「青鬼の褌を洗う女」という小説がある。
オレはその小説がとても好きだ。
オレはミュージシャンのくせに、この世で一番シンパシーを感じる人はミュージシャンでなく作家の坂口安吾だ。
安吾は自分だとさえ思うこともある。
昔からそうなのだが、今でも読んだことのなかった安吾の作品を新しく読むたび、自分の詩や日記の言葉と同じ言葉を発見したりする。
いつだったか、たしか何カ月か前に、この日記でオレが自分の思想の死が怖ろしいみたいな話をした時、ああこの人はオレと同じなんだなと感じる人は一人しかいないというような話をしたけれど、それは安吾のことだ。
尊敬じゃなく、インスパイアを受けるんじゃなく、もっと言えばただシンパシーを感じるというんでもなく、ああこの人はオレなんだと思うのだ。
安吾はオレに何かオレの知らなかったことを、何か新しい刺激的なことを感じさせたわけじゃない。
安吾は、オレが当たり前だと思っていることを同じように、当たり前に、感じた人がいたということをオレに「感じ」させてくれた人だ。
オレが一人じゃないことを教えてくれた人だ。
今日はあるとてもかわいい女の子から「「青鬼の褌を洗う女」を読んだよ。2回も読んだよ。」という電話を貰った。
すごく嬉しかった。
前に飲み屋でオレがその娘に勧めたんだけど、何かそういう「シンパシー」を共有できるというのはすごく素敵な気持ちのいいものだな。
勢いが余って結婚を申し込みそうなくらい嬉しかったよ。
オレはすごく「同志」的なことを感じさせてくれるものに弱い。
例えば「親切」というのは相手の欲しているものを先回りして「思いやって」用意するというようなことも「親切」と言うかもしれないけれど、オレとしてはあくまでもオレの「自由な決定」をこそ尊重して欲しい。
運動会が好きでしょうがない奴もいるかもしれないけれど、嫌いな人もいるのかもしれないことを考慮して言葉を選べる人をこそオレは「やさしい」と思う。
「やさしさ」を持って言葉を選べる人こそ、その人の信念をさえ(世の中には色々な信念を持った人がいるということをふまえた上で)思いやって慎重に選べる人こそ、オレは素敵な人だと思う。
愛というのは、共感や知性や哲学や美学や色々なことが関わってくる複雑な概念だと思うけれど、オレはその中でも一番大切なのはシンパシー(まあ要するに「共感」)なのだと思う。
この人はオレとどこかなにか心の中の固い基盤みたいなものが同じだという新鮮な感動がなければ愛なんて成立しないと思っている。
「青鬼の褌を洗う女」を読んでくれたくれたその娘を愛しているよ。
とても嬉しかった。
同志だと思う。
そしてもちろん、この日記を読んでいる君のオレへのメールや掲示板への何気ない書き込みにも、やっぱり同じように感謝と愛をオレは感じてる。
いつか「倍返し」してやるかんね。
愛してるぜ。
同志達へ。
92 8 18 月 22:45
またしばらく日記を休んでいた。
最近はどうも日記を書くのが面倒でしょうがない。
たぶん、幸せなんだろう。
借金のことや、娘の「今度はいつ会いに来るの?」という切ない言葉や、貧乏が相変わらずオレの胸をしめつけるけれど、オレはたぶんとても幸せに日々を暮らしてる。
自宅のテーブルをペンキで塗ってかっちょよくしたり、まな板をカンナで削ってきれいにしたり、トイレを磨きながら、はたまた料理をしたり、テレビを見たり、本を読んだりしながら、オレはこの頃になってようやく初めて日々を生きるということを何のてらいもなくただ生きれているような気がする。
あんまり苦悩が見当たらないんで変な気分だけれど、しばらくはこの初めての場所でまだ出会ったこともないここでしか見つからない真実というものを探してみようと思っている。
無理矢理悩んだり決意したりはしないでいようと思う。
幸せというものが何なのか、もしかするとオレはもうすぐ答を見つけだせるのかもしれない。
なりたい自分になるために努力しなければならないことが見当たらないというのは、オレにとってはとても不思議な、おそらく初めてのことだ。
この日記の題名は「徒然またよし日記」だけれど、今まではちっとも「徒然」じゃなかったもんな。
「こてこてまたよし日記」だったもの。
なんだかこれからは少し「徒然」に近付きそうな、そんな気がしている。
まあオレの言うことだからあてにはなんないけど。
今日から仕事が変わる。
3ヶ月の間だけ、派遣会社に見つけてもらったある就職情報のウェブサイトを作る仕事に携わることになった。
けっこう時給がいいので、借金もなんとかなりそうだ。
本当は大工の方が好きなんだけど、安定して仕事があるというのは今のオレにはすごく魅力的なんだ。
残業が多い仕事らしいからまたしても日記の更新はおろそかになりそうだけど、なかなか楽しそうな職場だったぜ。
けっこう楽しみ。
91 8 11 月 18:36
例えば、日本が自衛隊をその一部のみ警察部隊として残して解散し、世界中の要人を招いて大々的にセレモニーをしたら面白いだろうなと思っていた。
今後我々は自衛のための戦いさえも拒否します。
我々は人類史で初めての真に平和を目指した国家となるつもりです。
我々はどんなものであれすべての戦争を否定します。
ですから世界のどこの軍隊でも我々の国を簡単に侵略できます。
しかし我々に対して武力を行使する者は永遠に卑怯者として、世界の非難を浴びることでしょう。
と言って世界に向かって堂々と宣言したらどうだろう。
それこそ唯一の被爆国である日本にしかできないことだ。
まあ夢物語だけど。
結局のところ日本は今後アメリカとどう付き合っていくのかというのが問題なんだろうなと思う。
日本は専守防衛ということになっているから、外交の中でも切れるカードは「アメリカの後ろ盾」くらいしかない。
日米同盟は日本の防衛においても外交カードとしても重要だと考える人は多い。
しかし日米同盟は大切だけど自衛隊の海外派遣には反対で、憲法改正にも反対だと言うのならそれはちょっとおかしい。
同盟と言うのなら、我々に何かあった時は頼むぜと言うのなら、アメリカに何かあった時には日本は何とかしなきゃいかんだろう。
日本が真に専守防衛を貫くと言うのならそもそも同盟なんて成立しないのだ。
さらに言えばこんなにたくさんの米軍基地を自国に構え、金銭的に養っているくせに「わが国は専守防衛です」なんてのは全く話がおかしいのだ。
日本がきちんとした軍隊を持って「今までありがとう。今後は自分達のことは自分達でやっていくんでもう米軍基地はいらんです。今後も同盟関係に則った協力は惜しまんです。」と言うか、逆に冒頭に言ったように「我々は真の平和国家を目指し新しい一歩を踏み出すので同盟関係を破棄します」か、きちんとしようと思ったらそんくらいしかないんじゃないだろうか。
有事法も日米同盟のために必要だから作ったのだ。
イラクへの自衛隊派遣も同盟国のアメリカがヨーロッパに総スカンをくらっている今、日本がやらなきゃしょうがないだろう。
イラクなんて今自衛隊を派遣しとけば一気に日本はアメリカに恩を売れるぜ。
そのためにイラク法作るのもしょうがない。
同盟をどこまでも大切にしようと思うならだ。
日本がこれからどういう信念を持って歩いていくのか、「アメリカの庇護の下軍事には金をかけず、とにかく経済力の発展を第一とする」という時代は終わったんだから、そろそろひとつのきちんとした独立国として考えなきゃいかんだろう。
そのためにはとにかくアメリカと今後どう付き合っていくのかをもっときちんと議論した方がいい。
オレとしては同盟破棄、自衛隊解散、大平和祭り、あたりのラインがしびれるんだけど、まあ丸腰で歩くには世界はまだまだ物騒だから、そうなったらみんなが万一の覚悟をしなきゃいけないだろう。
たぶんあんましみんな賛成してくんないだろうな。
けどちゃんと議論して考えて国民投票をして決めるのなら、日本が憲法を改正して軍隊を持つことになってもオレは認めるぜ。
それはそれできちんとした覚悟なんだから、オレは国民として尊重する。
昨日の昼は音楽や人生とは全く関係のない、こんなようなことをぼんやりと考えていました。
90 8 11 月 03:36
誕生日です。
29歳になりました。
おめでとう、オレ。
今日は日米同盟について思ったことなどを少し喋ろうかと思っていたんだけど、プライド見てたらなんだかもう切なくなっちゃった。
同じ相手に3度も敗れたファイターは、今後どうなるんだろう。
たとえば次のグランプリ決勝で吉田が優勝すれば、桜庭も対吉田戦で素晴らしい戦いをしてくれると思うんだけど。
そもそも桜庭は柔術や柔道相手に打撃でのほらプライオリティーじゃない、何つったっけ、長所というかリードみたいなのを生かして試合に勝ってきた男だ。
だから相手が吉田ならすごく面白い試合になると思うんだけど。
これからも自分より打撃の上手い選手には、おそらく桜庭は全く違う戦いを発明しなければ、一線で活躍していくのは厳しいんじゃないだろうか。
切ないけれど。
総合は十種競技、デカスロンに似ている。
デカスロンは短距離走や長距離走、やり投げやハンマー投げ、高飛びや幅跳びなど十種類の競技の総合得点によって勝敗が争われる総合陸上競技だ。
オリンピックが古代アテネで最初に行われた時からずっとオリンピックの正式な競技であるというとても格調高い歴史を持っている。
んで、いろいろな歴史を経て、今現在、十種競技ではナニカを投げたりするのが得意なパワー系の選手よりも走るのが速いスピード系の選手がトップを牛耳っている。
これは時代によって違うようだ。
またどこかのパワー系の選手が「パワーでの効率の良い点のまとめ方」を発明すれば、時代は一気にパワー全盛になることだろう。
まあ長い歴史の中でいろいろな試行錯誤を繰り返して発展していったスポーツだけにそうそうそういう革命的な選手は現れないだろうけど。
ここ10年ほどの総合格闘技の歴史から言えば、まず最初に柔術ショックというのがあって、皆がそれを研究することによって総合、というかアルティメットやバーリトゥードの技術が進歩したというのは間違いない事実だと思う。
殴りっこの上手い体の大きな顔の凶暴そうな男に、道着を着た礼儀正しい男が間接技や絞め技で勝利するというのはかなりの衝撃だった。
今では総合をする人はほとんど全ての人が柔術の基本技術を身につけている。
今、グレイシーを名乗るファイターは皆(というかホイスのことだけど)チャンピオンの座から遠ざかっているが、過去のあの圧倒的な強さによって歴史を変えたのは事実だし、現在の総合あるいはバーリトゥードの試合のスタイルそのものはある意味過去のグレイシーの技術の公開によって成立している。
凶暴そうな強い奴等も、柔術を研究しないと自分より弱そうな奴等に負けるとなって必死でグラウンドのテクニックを磨いたのだ。
武道というのはそもそも体の小さな力の弱い奴が強者に勝利するために何代もかけて作り上げた技術の結晶である。
相手が自分の技術について何も知らなくて、逆に自分は相手の技術を知っている場合なら、相手がどんだけ体のでかい奴であれまず確実に勝利できる。
武道というのはそれだけ素晴らしい技術なのだ。
しかし自分の技術がばれている場合だとそうはいかない。
お互いのスタイルがばれている場合なら試合は当たり前に運ぶのだ。
つまり力が同じなら技術のある方が勝つし、技術が同じなら力のある方が勝つし、技術も力も同じなら根性のある方が勝つのだ。
観客もそれぞれ「パワー対テクニック」だの「意地のぶつかりあい」などというところを見所にすればいい。
「総合」という新しいスポーツに柔術の与えた影響はとても大きかった。
余談だが、しかしその出現によって試合の形式がより整備されて、他のスポーツ、ボクシングなり柔道なりはたまた野球なりバスケなり、と同じような「ひとつの形式を持ったスポーツ」へ近付いたとも言える。
それはプライドがまたひとつ「終わり」に近付いたということでもある。
UWFが何故時代の主役をプライドに乗っ取られたかというと、それはそのUのルールにおいてのスタイルが最初の過渡期から比べると後期ではずいぶん整備されてスポーツ化してしまったということに要因がある。
Uのルールではどんな一流のボクサーも柔道家も、Uのルールに慣れたファイターにはなかなか勝てないようになってしまったのだ。
結局のところ観衆が見たいのは、ケンカだ。
そこでプライドが「グラウンドでのパンチあり」という新しい項目を設けて、またわざわざその格闘形式を混沌に戻したのに、進歩の必然としてそのプライドもやはり形式の整備化に向かっている。
そろそろまた新しいパラダイムを導入しないと、そういうオキテ破りのファイターが現れないとつまんねーよなーと思う。
ま、これは余談だけど、でもたぶんこの話の結論もたぶんそんな話になると思う。
さて。
プライドで皆が柔術でも柔術家に劣らない技術を身につけようとしていた中、柔術系ファイターとの新しい戦い方を示したのは桜庭だった。
プライドのリングでグラウンドの技術を使って勝ちまくる柔術勢に、打撃での利点でプレッシャーをかけ、決して彼等のやり方に付き合わず勝利するというスタイルはこれまた世界の格闘界にとって衝撃だった。
今度は皆が、桜庭のアイディアを拝借したのだ。
「寝技の上手い選手には打撃では勝てないから寝技を勉強しよう」から、「寝技の上手い奴でもやり方では簡単にやっつけられるから寝技の対策はやっとこう」に変わったのだ。
桜庭がパラダイムシフトを起こしたおかげでホイスの時代は終わったが、そのパラダイムシフトによって桜庭は敗れた。
結局のところ、桜庭はさらに自分の方程式を押し進めた選手に敗れたのだ。
ヒョードルもシウバもミルコも、桜庭があの道を示さなければ出現しなかっただろう。
そういう意味では桜庭の「アイディア」は今でも勝利している。
だからこそ桜庭はめちゃめちゃ悔しかっただろうなと思う。
桜庭にとっては「自分より強い自分のマネ野郎外人」に負けたのだ。
自分が元祖なのに負けたのだ。
そもそも桜庭は「駆け引き」が持ち味なのにあんなナチュラルボーンゲンコツみたいな奴とは合わないっての。
とても皮肉だがそのナチュラルボーンゲンコツに道を示したのは桜庭だったという結論なんだから自分で書いてて切ないけれど。
U系総合格闘家の衰退、柔術の台頭、桜庭的発想による打撃の見直し、結果柔術衰退打撃全盛と、簡単に言うとそんなかんじで歴史がきている。
いやいや打撃の見直しというなら佐山が最初から言ってたじゃん、とか、まだまだノゲイラがいるじゃねーか柔術が結局強いんだぜ、とか、いろいろと声が聞こえそうだが、オレは今のプライドはいくらノゲイラや吉田が頑張っても打撃全盛であるのは間違いないし、そのきっかけを作ったのは他ならぬ桜庭だったんだと思う。
今日のプライドは試合結果があまりに順当すぎて、誰もが当初に予測した通りで、とても切なかった。
真剣勝負は紙一重だから誰が勝ってもおかしくないなんて言う人もいるかもしれないけれど、そんなことはなくて、高田だってあと100回やったってヒクソンには勝てないと思う。
試合は常に強い奴が勝つのだ。
不運で、実力的には勝っているのに負けるなんてのはほとんどない。
何が面白いって番狂わせほど面白いものはないし、その番狂わせをこそ期待して見るのがオレ達野次馬の心理だけれど、本当は番狂わせなんてなくて、間違った番付があるだけなのだ。
この間のミルコ対ボブサップの試合、生粋の格闘技ファンは皆ミルコを応援したけれど、オレはボブが勝ってほしかった。
番狂わせでパラダイムを変えてほしかった。
次回のプライドグランプリ決勝はクイントン・ランペイジ・ジャクソン対シウバの因縁対決も見たいけどミドル級はやっぱ吉田に勝って欲しい。
これは吉田が日本人だからじゃなくて、吉田だけが異種格闘技に踏み込んだ、しかも寝技系の打撃下手な選手だからこそそう思うのだ。
どう考えても吉田がシウバに勝つところは想像できないが(吉田が100キロあった頃なら別だけど)、オレの予想をかっこよく裏切ってくれたら素敵だな。
あとミルコ対ヒョードルは逆にミルコに勝ってほしい。
そうじゃないとプライドが面白くなくなってしまう。
何にせよ自分の音楽について考えさせられることは多いっす。
プライド面白いっす。
89 8 9 土 15:43
風邪だな。
完璧に。
もう休んじゃお。
明日誕生日なのになー。
ごほごほ。
88 8 8 金 01:50
やばいよ。
風邪ひいたっぽい。
今日も喜んで残業して金を稼いでいたんだけど、どうもふらふらする。
数人の友人から新たに借金をしたよ。
みんなありがとう。
これで消費者金融の借金はとりあえず来月までに返せそうだ。
しかし借金ってのは嫌だね。
友情に金銭的なナニモノカが入るのはとても切ない。
もしかするとそのまま高い金利を払ってでも友人から金を借りるのは避けた方が賢明だったのかもしれない。
落ち込むやら、感謝するやら、自分の不甲斐なさに腹が立つやら。
恋愛に経済が導入された途端、恋人同士の関係が根本から変わってしまうように、オレと彼等との関係もこれで変わってしまったのだろうか。
「友達」から金を借りた途端、なんだか笑い事じゃなくなってきてしまった。
もちろんしっかりと返済するつもりなのだが、ただ感謝するだけじゃ馬鹿みたいなのでかっこつけて苦悩したりなんかしている今日この頃。
現実を思ってしずかに立ちすくんでいる。
「オレはあなたの「オレに対する好意」を利用させてもらった形ではあるけれども信じてほしい。
オレはあなたのことをとても大切に思っています。」
なんてセリフはおそらく言うべきでない。
まあぼちぼちしっかり返しゃいいんだが、こんなにかっこつかなかったのも久しぶりだもんでスター的にあせってるよ。
かっこわりーな。
スターなら「オレに金を貸せるなんてきっと後で自慢になるぜ。良かったな。」くらい言うべきなのかもしれないが、どうも無理だわ。
どうもまだまだ修行の足らんようです。
「いい歌を歌うよ」というのはここ最近のオレの決めゼリフなんだけど、しばらくの間は「いい返済をするよ」というのが決めゼリフになりそうだ。
ため息。
87 8 5 火 00:08
母ちゃんが信販会社から借金してくれるそうだ。
年利が30パーセントくらいの話らしいのだが、背に腹は変えられない。
オレは銀行の審査には通らなかったよ。
冷たいもので、5万円までなら貸してくれるとのこと。
あーあだな。
大人の現実を徐々に垣間見つつあるオレだ。
相変わらず仕事はしまくってる。
貧乏ヒマなしというやつだ。
今回は皆に借金を頼んだおかげでずいぶん落ち込んじまったぜ。
まるでオレが駄目なやつみたいだ。
って、まあばっちり駄目じゃないとは胸を張って言えないけれど。
86 8 2 土 23:06
ただいま。
ごぶさたです。
帰ってきたよ。
沖縄ではゆーちゃんの結婚式で泣いたり、卓ちゃんとの友情が鋭く深まったり、明石さんとのライブでは皆の素晴らしい演奏で最高の夜になったり、相変わらずの海や空に痛く里心を刺激されたり、タケシの演奏の成長ぶりに驚かされたり、色々とあったんだけど、いやあ人生とは本当に驚きに満ちたものですね。大阪ではさらに驚くべき事件が待ちかまえていたよ。
元嫁の自動車で事故を起こしてしまって、でっかい借金の必要をこさえてしまった。
心当たりを片っ端から当たっているんだけど、皆貧乏で誰からも借金できそうになく、笑いが止まらないほど困っています。
他人を傷つけたりとかそういうことがなかったのが不幸中の幸いなんだけど、いやあ自動車の修理代ってけっこうするものなのね。
月曜日には銀行に相談に行ってみるつもり。
23万円の借金が成功するかどうか、せっかくなので皆さんも楽しみに続報をお待ち下さい。
娘は相変わらずとびきりキュートで心がなごむやら痛むやら、感情が動きまくりすぎていて、とても疲れている今日この頃です。
さて。
今日は日本テレビの「すいか」というドラマを見たんだけど、あれだけ素晴らしいキャストを揃えた割にはちっともつまらなかったのでびっくりしました。
演出家が下手ですね。
プロデューサーもがっかりしているでしょう。
キャスティングもコンセプトもいいとこを突いているし、脚本もとびきり上等とまではいかないけどそれなりに仕上がっているのに。
もっとはじけなきゃ駄目です。
役者の持ち味を全く生かしきれていません。
昔「週間スピリッツ」という漫画雑誌に連載されていた「わさび」という漫画みたいなかんじが落ちつき所だと思うんだけど。
こうなったらプロデューサーはもっと続々と味のある役者を投入して演出を越えたキャスティングを心がけるべきでしょう。
岸田今日子とかエモトアキラ(ごめん漢字忘れた)とか美輪明宏とか加納姉妹とかデビ婦人とかを投入してちょこざいな演出をぶっこわすべきです。
おそらくこの演出家には不条理というものが全く分かっていないみたいですから。
別にコメディーでなくていいから、とにかくもっといい空気を作らないと役者も可哀想です。
あと、これもテレビを見ていて思ったんだけど、福山雅治って何なんだろうね。
芝居も歌も作詞も作曲もギターも全く見るべきところがないにもかかわらず人気があるというのは。
知能の程度が吉田栄作とタメを張ってるくらいにオレには見えるんだけど、まあ大きなお世話か。
「さわやかさ」の質も若い頃の石田純一みたいだし。
加山雄三くらいまで行けばオレも尊敬するのに。
ちなみに氷川きよしのさわやかさには好感が持てます。
ああ、久しぶりにテレビのこと喋ったな。
ではそういうことで。
借金まみれのかなしみに今日も小雪のふりかかる又吉究でした。
85 7 25 金 12:22
ただいま。
滞在中、日記の更新できんかったよ。
すまん。
追々沖縄の日々を日記にすっからね。
で。
今日から急遽大阪に行くことになりました。
娘に会ってきます。
金銭的にかなりきびしいですが、くじけません。
日記もバンドも帰ってからね。
ほんでは。
84 7 15 火 22:59
さてと。
準備完了。
明日っから沖縄に行ってくるよ。
向こうにもコンピューターはあるはずだから、滞在中の日記楽しみにしといてね。
83 7 10 木 20:18
毎日働きまくってるよ。
肉体労働で体がギシギシ言ってる。
14日まで働きまくって16日からは沖縄だ。
明日は朝から明後日の朝まで働くよ。
沖縄に行ってる間は働けないから、滞在費以外に帰ってからの生活費も稼がなきゃなんない。
生きることを歌うんだ!! オレ。
82 7 5 土 23:57
阿含宗という新興宗教のイベントで「万灯」かなんか言うやつの設営をした。
明日と明後日も同じ現場だと言う。
阿含宗は若かりし頃の朝原彰晃も入信していたという宗教で、その教祖の書いた本はオレも今までに3冊ほど読んだことがあった。
阿含宗は密教と修験道をごっちゃにしていたりしてかなりいい加減なところのある宗教だけれども、新興宗教好きのオレとしては注目している宗教でもある。(オウムが「オウム神仙の会」だった頃からオレはオウムにも注目していた。)
ガキの頃、マリファナを覚え立てだったオレはニューサイエンスや宗教に熱狂していた。
今でこそマリファナみたいな違法な薬物なんかどうでもいいが、今から10年ほど前はオレもジャンキーだったのだ。
大脳生理学の本からインドの古典哲学まで、自分で言うのも何だが勉強家のオレはいろいろと勉強しまくったものだ。
阿含宗の桐山(教祖の名前)なんて怪しさ爆発のヤクザな前科者にしか見えんのだが、仏教と大脳生理学を関連づけて説得力を出そうとする手法には感心したっけ。
それは後に朝原彰晃が真似た手法でもあった。
そもそもオレの登録している事務所というのはイベントの会社なので、創価学会の仕事とかもあり、今さら阿含宗のイベントなんかで驚くほどのこともないのだが、今日は田町にあるその阿含宗の関東別院という現場でたくさんのハイビスカスの花を見てなんだか不思議な気分になった。
沖縄ではハイビスカスのことを「アカバナ」という。
アカバナはどこにでも年中咲いていて、大して珍しくもなんともない花なんたけど、東京のアカバナはなんか全く違う花に見えた。
いやらしい。
妖しい。
性的だ。
なんだか妙に直接的だ。
サイケデリックだ。
薬物的なのである。
実に不思議だった。
81 7 4 金 21:14
昨日のライブは最高だったよ。
見た人は得したと思うよ。
今までのバカンスのライブの中で最もいいライブだったもの。
よっしゃーだよ。
幸せだ。
けれどライブの後の打ち上げで調子にのってメンバーに数々の暴言を吐いてしまうという失敗もやらかしてしまった。
オレはお調子者なのでいいことにつけ悪いことにつけ誰かが止めない限り何でもどんどんエスカレートしてしまう。
悪いクセだ。
改めなきゃな。
電話してメンバーに謝ろうっと。
80 7 3 木 13:42
昨日は新小岩で地鎮祭の設営、撤去をやった。
銭湯に行ってヒゲを剃って今日のライブに備える。
夜はマーボードウフを食った。
今日はこれからライブだ。
衣装を決めて、髪の毛をセットして出かけるよ。
そんじゃね。
いいライブにするよ。
79 7 1 火 12:00
今月は16日から22日まで沖縄だ。
沖縄滞在の間、18日と19日にはライブもやる。
久々にソロで。
沖縄の皆さん元気ですか。
よかったらライブで会おうね。
今日は一週間ぶりくらいにバイトが休みだった。
ついさっき目が覚めて、ストーンズのCDを聞いていた。
今度のライブのテーマは「全体のグルーブを意識すること」にしよう。
毎回何かしら自分の中でテーマを持ってやっているんだけどばっちりはまることは少ない。
今度はどうだろう。
スタジオでの練習はいつも、演奏としてはかなりクオリティーの高いものになる。
ところが本番では練習の時には一度もしなかったミスをしたり、どんどん先走ったりする。
けれどそんなライブの時でもテンションは練習とは比べものにならないくらいいつも高い。
ある意味ソウルというのは、魂を感じさせる演奏というのは、その高いテンションだったりするのでそれはそれでいいのだが、やっぱり少しでも質の高い演奏を聞かせたいもんだ。
あの半ばトランス状態の忘我の境地で歌いつつ、同時に練習の時のようにしっかり自分の音と皆の音のひとつひとつを意識するような冷静な目も合わせ持っていたいのだが、これがなかなか難しい。
忘我と冷静は大抵の場合変わりばんこに出てきて、同時に出てくることがほとんどない。
それはたぶん自分の意識の置き方ひとつなのだろうが、どうにも自分の体のどこらへんにそのスイッチがあるのかオレには分からない。
こんなに長いこと音楽をやっているけれど、いまだに運まかせである。
だからいつもテーマという「魔法の呪文」を探している。
なにかひとつの言葉、ひとつの意識がカギにならんもんかと毎回毎回いろいろ試している。
いつか見たあの景色。
忘我と冷静のひとつになったあの境地。
いつでもあそこに自分を持っていけたら最高なんだけど。
ソロの時には「冷静」なんて必要なかったからな。
一人でどこまでも突っ走ってけばそれで良かった。
バンドは難しいよ。
もう本当にあと少しなのに、道のりは険しい。
今日は7時からスタジオ。
7/3に備えてのリハーサル。
たぶん時間余ると思うからできたら新曲でもやってみようかと思うんだけど、ここんとこ新曲を持っていく度メンバーにボツにされまくってるからな。
いいプレゼンができるように練習しとかなくちゃ。
78 6 28 土 00:34
家の包丁を研いだ。
楽しい。
刃物の魅力というのは妖しげで不思議で美しい。
7/1のリハーサルのスタジオを予約してメンバーに連絡した。
7/3のライブはいい演奏になりそうな気がする。
7/16の沖縄行きの根回しをする。
卓ちゃんの相棒の鶴丸さんの東京に帰るチケットを取ったり、宣伝活動をしたりした。
目が覚めて、準備して、バイトに出かけて、仕事をしながら頭の中で新曲をひねって、休憩の時に翌日のバイトの予約確認をして、仕事が終わると事務所に行って翌日のバイトの打ち合わせをして、携帯でスタジオの予約をしたり、メンバーと打ち合わせたり、家に帰ると3日のチラシを手直ししたり、明日の道具の手入れをしたり、ついでに包丁を研いだり、金の計算をしたり。
なんだか疲れてるような気もするけど、やらなきゃいかんことはやらなきゃしょうがない訳だから、とりあえずやらなきゃいかんことだけはやっていようと思う。
一週間くらいでいいからなにもかも忘れて、のんびりできたらいいだろうなとも思うけれど、未来の自分に言い訳させないように現在から未来に向けてプレッシャーをかけるのだ。
オレは知っている。
オレという男は放っておくと1年だろうが10年だろうがずっとテレビゲームをやってるような、そんな奴なのだ。
そろそろおっさんだぜ。
後で後悔なんかしないように今できることはなるたけきっちりやろうと思う。
面倒くさいけど。
77 6 27 金 00:38
ライブの翌日ホームセンターへ行った。
材木を買ってテーブルを作った。
自転車を改造した。
キッチンに棚を作った。
腰袋を改造してさらに使いやすくした。
あとは働いていた。
金がない。
もうしばらくは働かなきゃモノを考える余裕すらない。
せっかく腰袋を新調したってのに、あれ以来大工の現場ないし。
今日は富士急ハイランドの新しくできる幽霊屋敷で搬入のバイトをした。
雇い主の人はすごくバイトに優しい人だった。
次のライブは7/3。
その後はしばらくライブを休む。
当分ライブ見れなくなると思うから、なるべくおいでね。
76 6 20 金 23:37
スタジオ楽しかったぜ。
書きたいことがたくさんあるけど、眠いからまた今度。
楽しみだな。
日曜のライブ。
来てくれよな。
応援が必要みたいなんだ。
来て見て聞いてくれ。
そんで面白かったら友達にもすすめてみてくれ。
できればオレの夢に一緒にのっかってほしい。
この日記をひんぱんに読んでる君をオレはオレの同志だと思ってるから。
オレ、このバンドに賭けてるもんがあるんだ。
見ててくれじゃなくて、一緒に行こうなんだ。
一緒にやらかそうぜ。
ウチのバンドのメンバーにならないかい。
サポートが必要なんだ。
75 6 19 木 23:16 さてと。
日曜はライブだ。
明日はスタジオ。
最近お客が少ないんだよな。
これ読んでる君、見においでよ。
友達も誘ってさ。
見れば分かるよ。
かっこいいんだから。
74 6 16 月 23:39 今日はバイト休み。
自転車に乗ってホームセンターへ行き、さらに大工道具を買い揃えた。
もう完璧。
欲を言えば六角レンチとモンキースパナが欲しいが、それは追々買い揃えることにしよう。
すげーかっこいい「腰」が出来上がったよ。
これからはただのバイトじゃなく、フリーの大工としてメシを食ってくつもりだ。
修行もしたことのない、「なんちゃって大工」だが、イベント大工のやる仕事なんてたかがしれてる。
「求道者たれ」というエッセイにも前に書いたが、大工の世界でも昔に比べると本当の技術が問われる場面は少なくなっている。
オレはカンナは使えない。
ホゾも組めない。
家屋を作る時の梁の渡し方だって知らない。
材木の見分けもつかない。
けれどイベント大工だったらそこそこ出来るんだ。
音楽にしたってある意味「なんちゃってミュージシャン」なんだからオレらしいや。
平気な顔で日当1万5千円をゲットしようって魂胆だ。
今日は部屋に腰袋をぶら下げてそれを眺めながら酒を飲んだ。
とても気分が良い。
衣食住。
自分に必要なことはだいたい自分で出来る人間でいたい。
「衣」について言えば、まあなんとか自分で着る物くらいは作れる。
「食」について言えば野菜や穀物の栽培から動物の解体、食えるもの食えないものを判別する知識、釣り、調理、生きていく程度ならばっちりだ。
「住」についてもそろそろ家一軒くらい自分で建てられそうな勢いだ。
道具さえあれば、無人島で一人だって生きていける。
オレってかっこいいな。
あとはオーティスレディングのように歌って、ジミヘンドリクスのようにギターを弾いて、ポールやジョンみたいな曲と、ランボーのような詩を書くだけだ。
それは追々買い揃えることにしよう。
73 6 16 月 08:29
男がそのビルの警備をするようになって20年が過ぎていた。
そのビルはR貿易という会社の自社ビルで、もうずいぶんところどころ痛んではいたが、男が勤務した当時には町でも一番大きなビルだった。
男はなんとなく誇らしく思ったものだ。
男はこのビルに愛着を持っていた。
男は趣味で俳句を読んだ。
冬の夜のパトロールの時などは一度に2〜3句ほど出来ることもある。
結婚の経験は一度もなく、寂しい一人暮らしだったが、家に帰って一人でその日出来た句を清書する時には、なんとも言えない安らぎを憶える。
結婚というものはおそらく自分の孤独を埋める代償に自分の時間を相手に捧げるということだと思っていたから、男は結婚などしなくても、こうして気楽に暮らしている方が幸せなのだと感じていた。
一人でいることは全く苦にならなかった。
夜勤明けの朝、どこからか聞こえるピアノの音で男は目が覚めた。
どうも外から聞こえるようなのでカーテンをめくって見てみると、隣りの工事現場でラジオ体操をやっていた。
2〜30人ほどもいるだろうか。
やる気のなさそうな様子で、それでも皆きちんと体を動かしている。
男はその朝もやの中の風景を美しいと思った。
なぜだか、懐かしさを感じた。
結局、男はラジオ体操が終わり、皆が持ち場に戻るまで、ずっとそれを眺めていた。
翌日から男は仕事の始まる前、会社の駐車場の裏でラジオ体操をするようになった。
自宅でラジオをカセットに録音した。
体を動かすのは心地よかった。
習慣というものは詩のようだ。
どこに行こうが何をしようがいくら環境が変わろうが、生活というものは必ずどこかに落ちつき先を求めるものだ。
男は自分の単調な生活を愛していた。
その単調さをただ生きるということこそ、本物の人間性であるように感じていた。
しかし男はただその単調さの中で生きるのではなく、単調さを生きながらそれを見つめていたいと思った。
生きることよりも、生きているというその単調さを見つめることが大切なのだ。
男にとって、その新たな習慣は俳句を読むことと同じように自分の孤独をいつくしむひとつの作業だった。
早朝勤務の前の朝もやの中。
日勤の前の、昼休みで皆が昼食に向かうしずかなざわめきの中。
夜勤の前の夕暮れの空の下。
オイッチニッサンッシ。
オイッチニッサンッシ。
男は体操をしながら、生活というものを見つめている自分を発見したていたのだった。
ふぅ。
つづきはまた今度。
72 6 15 日 00:53
コウジが復活して2回目のスタジオ。
楽しかったけれど課題も残った。
「手ぶらの二人」はもう一度練り直しだな。
またライブでやれるのはいつになることやら。
そろそろ新曲を作らなきゃと思っている。
ちゃんとしたバンド用の曲。
ベタなロックンロールを作ろうとしてるんだけど、これがなかなか難しい。
突然サッカーが面白くなった。
あれはバンドと一緒だな。
ポジショニングやコミュニケーションと個人技の融合。
あるチームの戦略と戦術はそのままバンドのスタイルとアレンジだ。
それぞれの動きは常に全体を考えて行われている。
中盤の3人の作る三角形の形が常に二等辺三角形になってるとこなんて見ると「ああ全くバンドの演奏と一緒だな」と思う。
中田ヒテは凄いな。
あいつが全体のプレイを語る姿は本当にミュージシャンみたいだ。
71 6 14 土 01:45
4日の日記では「カッターは黒刃が良い」と書いたが、情報筋によると黒刃の方が弱いらしい。
ちぇっ、だ。
今日も残業。
毎日毎日なぜこうもオレは働けるのだろう。
「金がない」というのは凄いな。
オレのような怠け者をも働き者にしてしまうパワーがある。
鬱病だなんて言ってる奴は素っ裸でインドあたりに捨ててくるべきだ。
死ぬか働くかどっちしかなくなれば誰も鬱病だなんて言ってられなくなるだろう。
オレは「働かなければ死ぬ」というほど切羽詰まった状況までは追いつめられちゃいないが、養育費を毎月振り込まなければ娘と会えなくなるばかりか電話で話すことさえできなくなってしまう。
娘と話したい。
会って遊びたい。
彼女の成長を見つめていたい。
大人になった彼女といろんなことを話してみたい。
そのためにはどうしても労働が必要なのだ。
金が要るんだ。
ああ、オレはきっとずっと愛というものを全く間違ったように考えていたんだな。
愛はいつも常にそこにあったんだ。
思春期の退屈な孤独の中にだって愛はたしかにあったんだ。
「何かを求める心」を不純だと思った。
けれどもやっぱりいつも何かを求めていた。
愛は、何かを求める心にあるのではなく、何かを求めようとする心の中にこそあるのだ。
何かを求めてみるために、不断なく人生に働きかける生き方そのものが愛なのだ。
自分以外の何かを愛してみようと思う、誰にでもある人間全てに与えられた「動機」の中だけに、愛はしずかに輝いている。
幸せを求めようとする心は、満ち足りることを知らない。
欲望を煩悩と呼び、この現実の全てを諦め受け入れることこそが「悟り」なのだと言う。
たしかにそうなのかもしれない。
でもそれじゃ人はどうやって生きていけばいいんだ。
それじゃあメシも食わずに穴に埋まったままミイラになって即身成仏するのが究極の悟りだとでも言うのかい。
たしかにそれは正しいとオレも思うけれども、最後の究極の悟りなのだとは思わない。
きっと最後なんてないのだ。
死ぬまでただ歩くことこそが究極なのだ。
夢を見るのは悪いことじゃない。
夢は結局、目標じゃなく、生き方、姿だからだ。
夢を見るというのは野望を持つということではなく、ただ歩くという日々の暮らしそのもののことなのだ。
目標を持つというのが夢なのじゃない。
ただ素敵に歩くその姿がいつも何かに向かっているように見えるだけだ。
人間でいようとして、ただ人間でいようとして、しようがないから何か上等な「ナニカ」を手に入れてみようとする、求めてみようとする、そうして日々どこか見当をつけて歩いてみる、そういう「姿」が、そういう「暮らし」が、そういう「現実」が、愛なのであり、夢なのであり、自由なのであり、悟りなのだ。
「ナニカ」なんぞはなんでもいい。
愛する人と仲良く。
いい歌を歌いたいという気持ちとも仲良く。
せっかくだから思うようにカッチョヨク生きるべという動機とも仲良く。
過去を基準にだいたいの見当をつけて、ただ歩く以外、少なくともオレには何もない。
不安で眠れない夜だってあるさ。
けどやっぱどんなに考えたって朝は来るし、目覚めたら歩く以外、何があるってんだ。
いつだって常に「引き続きこのレールを走っています」だ。
オレのよく言う「運命を受け入れる」ってのは、なんか、そんなかんじの意味だ。
いつだって結局同じことばかり言ってる。
70 6 9 月 21:44
夜勤明けから仕事続き。
土曜にはスタジオ。
コウジ久しぶりに復活。
が、コウジかなりやる気なさそう。
その晩は皆で朝まで飲んだ。
疲れてる。
明日も9時から9時まで仕事。
69 6 4 水 21:41
現場の帰り、腰袋とノコギリとオルファのカッターの替え刃(黒刃)を買った。
オルファというのはカッターのメーカーで、オレの予想ではたぶん世界のシェアの70パーセントくらい握っているカッター業界のドンである。
黒刃というのはカッターの刃の中でもかなり「持ち」のいい、切れ味鋭く強い刃である。
たぶん鋼鉄かなんかだと思う。
カッターは職人の必需品だ。
オレは刃物の好きなあぶない奴なので、カッターを持つと何故か燃える。
オレのカッターはすげえいいカッターだよ。
値段もかなり高カッターもの。
腰袋がもういい加減ぼろぼろだったので、新しいのが欲しかったのだが、腰袋もすげえいいのが安く売っていたのでこれも買った。
ニッパー、ペンチ、トンカチ、今日買ったノコギリ、カッター、ドライバーのプラスとマイナス、マジックペン、スケール、バール、ビニールテープ、養生テープ、ハケ、いいかんじに収まった。
安全帯と安全靴、ラバー軍手なども装備するとなんだか完全装備というかんじでかなり燃える。
明日の現場は夜勤だから日記は更新できない。
大工として行くんだ。
初めての体験。
まあなんとかなるだろう。
なんかこう工具っていいね。
男の血が騒ぐよ。
68 6 4 水 00:02
今日思ったことを駆け足で書く。
社会性と芸術性はまるで違う。
「芸術」という概念を生んだのはベートーベンである。
個人の思想や切実性の有無が芸術家と職人を分ける。
中世以前には宗教性こそが芸術性だった。
それは個人の切実な「生き難さ」や思想とつながっていた。
ベートーベン以降、宗教性の有無はイコール芸術性というわけではなくなった。
個人を問う、という姿勢こそが芸術の始まりであった。
ロックは芸術ではなかった。
ロックンロールミュージックは別として、ロックンロールソングを芸術にしたのはボブ・ディランだった。
日本においては、西洋で芸術的だとされる「音韻」はただのシャレでしかない。
政治性はただの流行でしかない。
不易、普遍性にこそ日本人は美を感じる。
ちょっと前までは文学に流れていたであろう日本の才能は今ロックに集まっている。
13世紀の日本のインテリが仏教しかしなかったのと一緒だ。
そしてやはり今の日本の代表的なロックの作家は花鳥風月的な世界しか歌わない。
日本人こそロックを芸術として扱っている。
社会性や時事性はロックの命であるが、芸術とはただ普遍性に、歴史を越えた人類の共通性に思いをはせながら、それぞれが真摯に人間的であろうとする姿に他ならない。
政治にもの申すことを芸術だと思ってる奴はバカである。
それぞれの生きるそれぞれの現実の中に歴史を越えた全人類に共通するかなしさやよろこびや畏怖やその他もろもろを発見し、生き、つながろうとする行為をこそ芸術と呼ぶのだ。
今日も眠い。
小説の続きやちゃんとした文章はまた今度。
67 6 2 月 22:53
昨日飲み過ぎ。
今日の現場はつらかった。
もう寝る。
しんどい。
66 6 2 月 01:54
ついに運命の6月に突入。
オレにとって6月はとても特別な季節なんだ。
昨日はミシシッピで飲んでいた。
あかねちゃんと意気投合して話し込む。
楽しかった。
今日は久々の休日。
何の予定もない休日。
ただひたすらぐだぐだしていたよ。
昼寝もした。
夢のように幸せになまけた。
夕方に思い立って特製カレーを作った。
すんごく美味しく出来た。
夜に卓ちゃんが遊びに来て楽しく酒を飲んだ。
カレーを食わせたら旨いと言って食っていた。
卓ちゃん子供が欲しいそうだ。
「所帯道具をそろえてからだな」とオレが言うと卓ちゃんすねていた。
ガキを作るんなら所帯道具は必要だぜ。
それよりも何よりも相手が必要だ。
7月には沖縄で盛り上がろうぜ友よ。
おまえは本物のミュージシャンだ。
明石さんともきっと仲良くなれるよ。
楽しみだ。
65 5 31 土 01:42
今日は高円寺のショウボートで友人のライブを見た。
「歌モノ」で押すことと「グルーブ」で押すことの違いをよりはっきり認識。
ノブさんはかっこいい。
明日もバイトだ。
もうそろそろいい時間だから寝るよ。
64 5 29 木 21:35
ごめんなさい。
しばらく日記を休んでいました。
なんだか最近忙しいんだよな。
楽しみに読みに来てくれる人。
わるかったね。
もっと頑張ります。
5/17
ライブは成功。
だがしかしライブ後の打ち上げでジュンペイがイマガに「おまえには手伝ってもらってるだけだから。コウジ君帰ってきたら辞めてもらうから。」と言う、という事件が起こる。
バンドというのは恋愛に似ている。
たぶんジュンペイは自分に好意を持っている人に対しても、自分にその気がないならきちんとはっきり言う奴なんだろうな。
オレには絶対にできないことだ。
バンドというのは本当に恋愛に似ている。
イマガはちっとも悪くない。
ただ、ジュンペイはコウジに惚れてるだけなんだ。
そしてたぶんオレも。
本当にまるで恋みたいなんだ。
5/18
トーキングモンキーズが5周年を迎えるという。
そんで6月から、今までトーキングモンキーズを盛り立ててくれた人の写真を一ヶ月間ほど飾るんだと。
撮影するからスタジオに来いってんで二日酔いの頭をひきずってちょいと遅刻しながら中目黒のスタジオへ。
久々にメイクをしてもらった。
テレビに出た時以来だな。
昔はカメラの前でポーズを取るなんて恥ずかしくて絶対できなかったんだけど、今回は余裕でポーズを作りまくった。
成長したなあオレ。
あんだけ過剰にあった自意識はどこに行ったんだろう。
たぶん、人生は戦いなんだということを心から悟った時、自意識はそれがそのまま強力な武器となるのだと思う。
長い話になりそうなので詳しい話はしないけど。
勝とうなんて思ってやしない。
ただ負けたくないから、死ぬ時まで必死になって戦うだけなんだ。
撮影の後、くわナよしゆきとお茶を飲む。
6月からしばらくドイツに行くそうだ。
なんか見つけて帰れ。
もっともっといい画家になれ。
5/19
コウジが帰って来た。
びっくりだ。
またしばらくは東京にいられるという。
嬉しい。
二人で酒を飲む。
6月のライブはコウジがギターだ。
愛してるよ相棒。
5/20
久しぶりにビデオで「許されざる者」を見る。
やっぱ最高だなこの映画。
イーストウッドかっこいい。
本当にいい映画、100年残る映画というのを見ると、なんだか毎度毎度の凡作を見る気が少しづつなくなってくる。
今度はチャップリン借りよっと。
5/21
ここんとこしばらく週6日間、高円寺の現場で働いている。
そんでたまの休みにも何かしらの用があって、結局ほとんど休んでいない。
つーことで爆睡。
現場終わった後、家に帰って早々に寝た。
5/22
現場の後、ネブラスカにライブの宣伝に行く。
酔っ払って終電で帰った。
5/23
スタジオでリハーサル。
かっちりした演奏を心がけた。
コウジが帰って来たことをイマガに告げ、お礼とさよならを言う。
25日の新宿ARCでのライブが最後だ。
いい演奏をしようと思う。
5/24
現場が終わってからジュンペーと飲む。
バンドについて話し合う。
ジュンペーの家に初めて行った。
彼女の作った餃子を食った。
帰りにひろみちと会う。
バンドについて話し合う。
タクシーで家に帰ったのは4時だった。
銭湯に行けなかった。
5/25
ライブ。
客が少ない。
困る。
今回のブッキングをしてくれたアイコさんが青い顔になっていた。
終電まで新宿で皆と飲む。
なんだか楽しい酒だった。
ジュンペーのアパート全焼伝説で腹がよじれるほど笑う。
駅からの帰りに自転車を拾う。
ちゃんと登録して自分のものにしようともくろむ。
近いうちに自転車屋に行こうっと。
5/26
下北で粒ちゃんのバンド「クーラーズ」のライブを見る。
ケーブビーという小屋でやってたんだけど、なんかすごく音が悪い。
前とドラムが替わっていたせいもあるのか知らないけれど、たぶん小屋のせいだと思う。
いいバンドなのにかわいそうだ。
小屋においてあったチラシでFUJIロックの一般参加バンドのオーディションを知る。
30日必着で、あと3日くらいしかないけど応募してみようかと思う。
終わった後、渋谷に行って友人と会う。
酒を飲んで帰る。
5/27
ロードオブザリングを見る。
この間借りたまま見ていなかったのだ。
現場が終わって家に帰ってメシを食い終わるのが7時40分。
そっからビデオを見る。
3時間くらい。
ほんで速攻でビデオ屋に返しに行く。
7月の沖縄行きのチケットをコンビニで買う。
5/28
朝の8時に家を出て下北へ。
まさしと会ってこの間のライブの写真を現像する。
FUJIロックの応募に写真が必要だったのだが、メンバー全員が写っている写真がなかったのだ。
が、まさしの写真にも全員が入っているのはなし。
しょうがねーか。
オーディションなのに音源はスタジオでの練習を録音した不満の残るカセットだし、写真も「必ずメンバー全員で写っいるもので顔と全身のはっきり分かるもの」と書いてあるにもかかわらずジュンペーが豆つぶみたいに写っていて、ギターがイマガの写真しかないし、なんか駄目駄目だ。
夜中に気合いを入れてバンドプロフィールを仕上げる。
それにしても、ちゃんと営業したいな。
そろそろデビューしたいもんね。
いいバンドなんだからちゃんとしなくちゃメンバーに申し訳が立たない。
5/29
で、今日。
昨日の真夜中に見たテレビが衝撃的だった。
物理学の世界で特異点以前を上手く説明する理論が出来たというのだ。
宇宙の最初はビッグバンだということはほぼ皆の一致した見解だったが、ビッグバンが何故起こったのかは誰にも分からない謎だった。
しかし4つのスーパーストリングス理論をひとつにまとめるスーパースーパーストリングス理論の出現によってビッグバンがどのように起こったのか分かったというのだ。
この世界には並行していくつもの宇宙があり、それは膜のように広がっていて、その並行宇宙が衝突した時、莫大なエネルギーが生まれ、ビッグバンが起こり、宇宙が、物質が出来上がったという。
本当に真面目な話、理論物理学に「終わり」が見えてきている。
これはどえらいことである。
重力が他の力、強い核力、弱い核力、電磁力とまとめる「大統一理論」の完成ももうすでに見えているらしい。
アインシュタインが生きていたら何と言ったろう。
アインシュタインは「神はサイコロを振らない」と言って素粒子論を否定したが、結局後になって素粒子論は正しいことが分かった。
アインシュタインはビッグバンも否定した。
アインシュタインは究極の美しいたったひとつの数式によって宇宙を説明できると信じていたかった。
アインシュタインはそのままで完成された静的な宇宙を信じていたかった。
膨張する宇宙なんて数学的じゃない。
美しくない。
ところがだ。
スーパースーパーストリングス理論はものすごく美しいのだ。
その数式が面白いようにあらゆることを説明するのだ。
並行宇宙を含めた、大大宇宙を考えると、なんと宇宙は永遠に存在する始まりも終わりもない、完成された静的な宇宙なのだ。
これが理論物理学の「終わり」なのだろうか。
今日は速達でFUJIロックの応募を出しておいた。
出演できたらすげえ楽しいと思うんだけどな。
ちくしょう。
出てえ。
実力ならあるんだ。
小説のつづきはもうちょっと待ってね。
63 5 16 金 20:22
男がそのビルの警備をするようになって20年が過ぎていた。
そのビルはR貿易という会社の自社ビルで、もうずいぶんところどころ痛んではいたが、男が勤務した当時には町でも一番大きなビルだった。
男はなんとなく誇らしく思ったものだ。
男はこのビルに愛着を持っていた。
男は趣味で俳句を読んだ。
冬の夜のパトロールの時などは一度に2〜3句ほど出来ることもある。
結婚の経験は一度もなく、寂しい一人暮らしだったが、家に帰って一人でその日出来た句を清書する時には、なんとも言えない安らぎを憶える。
結婚というものはおそらく自分の孤独を埋める代償に自分の時間を相手に捧げるということだと思っていたから、男は結婚などしなくても、こうして気楽に暮らしている方が幸せなのだと感じていた。
一人でいることは全く苦にならなかった。
夜勤明けの朝、どこからか聞こえるピアノの音で男は目が覚めた。
どうも外から聞こえるようなのでカーテンをめくって見てみると、隣りの工事現場でラジオ体操をやっていた。
2〜30人ほどもいるだろうか。
やる気のなさそうな様子で、それでも皆きちんと体を動かしている。
男はその朝もやの中の風景を美しいと思った。
なぜだか、懐かしさを感じた。
結局、男はラジオ体操が終わり、皆が持ち場に戻るまで、ずっとそれを眺めていた。
ふと思い立ったので小説を書きます。
おそらくとても短いやつになると思います。
つづきはまた今度。
明日はライブだぜ。
燃える。
62 5 15 木 19:45
2003 5/13
散歩をしてたら不意に思い至って、太宰治の墓を参った。
お墓の隣りには立派な桜の木があってびっしりと赤いさくらんぼが実っていた。
墓地の隅の竹林に生えていたタケノコをひっこぬいて、家に持って帰って茹でて食った。
帰りにビデオを借りた。
「ワイルド・バンチ」。
見たかった映画だ。
母ちゃんにこの日記をプリントアウトしたやつを送った。
2003 5/14
新高円寺の「ガジュマル」で沖縄そばを食った。
ネブラスカで飲んだ。
2003 5/15
雨の中バイト。
今日思い浮かんだ言葉。
夢を見ているんじゃない
ただ恋しいんだ
61 5 12 月 23:10
最後のリハーサル終了。
いよいよ土曜日の本番を待つばかり。
突然コウジがいなくなってかなり痛かったけれど、なんとかまとまったよ。
いいライブができそうだ。
今度のライブでは初めて、ロックバージョンの「手ぶらの二人」をやるんだ。
楽しみにしてて。
この間久しぶりにゆっくりとこの日記を3年分くらい一気に読んだんだけど、オレという人間が悩みながらも真摯に、歌を歌うという人生と格闘しているのがしみじみと伝わってきて、なんだか感動したよ。
オレはさぼってない。
オレが女だったらこの男を抱きしめてやりたいと思う。
君は素敵だよ、オレ。
60 5 11 日 14:19
ずいぶんと日記を書いていなかった。
けれどさぼっていた訳じゃないぜ。
今日は久しぶりの休日だった。
母の日だっていうから、母ちゃんに送って読ませてあげようと思い、日記をプリントアウトした。
友達にライブの誘いの電話をしたりした。
17日のライブは来れたらおいでね。
コウジのギターじゃないのが残念だけど、いい歌を歌うよ。
よかったら友達も誘っておいで。
59 5 5 月 00:02
風邪なんとか治りそう。
毎日うがいして、あんなに気をつけたのに。
すげーくやしい。
頭の中で新曲が完成したよ。
「モノレール」っていう題名。
沖縄の歌。
大サービスで歌詞だけ教えちゃおうか。
好きだった 好きだった
憶えてる 思い出す
オレは捨ててしまった
あの島も彼女も
いつか帰れるんだろうか
悲しい目で やさしい目で
戻っておいでって言った
もう充分だってのか
夕暮れの海辺にしゃがみ込んで
いったい何が終わっちまったってのか
モノレール モノレール
モノレール モノレール
那覇市内を一周だ
モノレール モノレール
カーフェリーの甲板で
17の夏 水平線
ギターとリュックサック
思えばあれが最後
小さくなってくあの島を見ていた
「会いたがってたよあなたに
電話くらいなんでしなかった」
告別式の帰り道
初めて乗ったモノレール
ふるさともオレも変わっちまった
モノレール モノレール
モノレール モノレール
那覇市内を一周だ
モノレール モノレール
モノレール モノレール
モノレール モノレール
沖縄の海は遠い
モノレール モノレール
歌詞の中に「沖縄」という言葉を使ったのはこれが初めてかもしれない。
58 5 3 土 00:18
ちくしょーーーーーーっ。
風邪ひいた。
57 4 30 水 20:12
昨日は現場の後、吉祥寺の珍来亭で油そばを食って、家に帰ったらそのまま疲労でガクッと寝てしまった。
しかし旨かったよ。
珍来亭の油そば。
安くて旨い。
油そばと聞くとなんだか油ギトギトで食えたもんじゃないというイメージだったのだが、いやあ珍来亭の油そばは絶品ですね。
めちゃめちゃ安いし。
みなさんも一度だまされたと思って食ってみるといいです。
ついでだからオレの超オススメ店の超オススメメニューを教えてあげよう。
本当に美味しいものを出す店って意外と少ないのだ。
どれもオレの人生の中で「これは本当にマジでめちゃめちゃ旨い」と目からウロコを20枚くらい落としてしまった、「普通でない」旨さの店ばかりです。
まず、珍来亭の油そば。
珍来亭は吉祥寺のハモニカ横丁の中にある。
たぶん油そばとしては日本一旨いんじゃないだろうか。
そんなに食い歩いたわけでもないけど、ここより旨い油そばは想像が出来ない。
値段もリーズナブル。
他にも焼きそばやニラレバなど美味しいものがたくさんあるので吉祥寺に用があったら一度寄ってみるべし。
次はこれまた吉祥寺にある吉四六のお好み焼き。
本場大阪でもいろんなとこでお好み焼きを食ったが、吉四六のお好み焼きはひと味もふた味も違う。
お好み焼きの常識を変える味。
食えば分かる。
吉四六は吉祥寺中道通りを入って20メートルくらい行った右にあります。
看板も何もない、レンガ作りの小さな入り口。
店内は私語禁止で、少し嫌なかんじだけど、半端じゃなく旨いので許してあげましょう。
ほんで次は赤坂の四川飯店、あの有名な中華料理の鉄人陳建一のマーボードウフ。
これを食ったらもう他のマーボードウフは食えません。
激ウマです。
東高円寺は小満津の鰻丼も忘れちゃいけない。
予約をしないと食えないけれど、これも旨いので許してあげましょう。
小満津は有名だからネットで調べれば電話番号や住所も分かるはず。
青山の「OZAWA」はその昔プロデューサーに連れてって貰った店だから場所も定かではないし、今現在営業しているのかどうかも分からないけれど、ここのフォアグラのソテーは絶品です。
表面が見事にパリッと焼けていて、けれども中はまるでクリームのよう。
いちじくの甘いソースがまた合うのよこれが。
もし誰か「OZAWA」の場所を知っていたらオレに教えてちょ。
また食いたい。
高い金を払ってでも。
神戸の元町にある「赤まん」又は「瓢箪(ひょうたん)」のギョーザも凄い。
ギョーザならここ。
関東のギョーザはでかすぎなのだ。
どこもジャンボをウリにしているが、ギョーザはジャンボにしちゃダメッ。
ギョーザは御飯のおかずではないのだ。
美味しく「皮」を食うものなのである。
ラーメンなら馬込の「醤屋」の白、上北沢「フーフー」(たぶん誰も知らない)、福岡博多の「一龍」。
焼き鳥なら間違いなく東高円寺近く、妙法寺商店街の「鳥安」(おばあちゃんが一人でやっていた。客席なし。露天販売。)だったのだがこの間行ったらもうやっていなかった。
あそこの「ひな皮」をもう皆に紹介できないのがすごく残念だ。一本50円で値段も最高に安かったのだが。
家族や恋人や自分で作ったもの以外で、「旨さ」にびっくりさせられた店は人生でこれだけしかない。
どの店の料理もオレに「知らなかった味」を教えてくれた。
普通に美味しい店なら他にもあるけれど、本当に「驚き」があったのはこれだけだ。
あっ。
代々木の「せんなり(どんな漢字か知らない)」の寿司も旨かったな。
三代目魚武濱田成夫さんに連れていってもらった店なのだが、ここの寿司はもう一回食ってみたい。
これも誰か知ってる人いたら教えて。
詳しい場所を忘れてしまったのだ。
もちろん料理なんてもんはそれぞれの好みなのだから、これが旨いだのあれがまずいだの自分の評価を押しつける気は全くない。
ただ、自分が美味しいと思ったものを愛する人に食べさせてあげたいと思うのは人情だと思う。
この日記を読んでくれてるあなたを食事に連れて行くことはできないかもしれないけれど、いつかこの中の店であなたが食うことがあったのなら、感想を聞かせてほしい。
そうすればきっと一緒に食ったみたいに楽しい気持ちになると思うんだ。
56 4 28 月 23:26
今日も残業。
津田山駅で看板を取り付ける。
帰りに新宿の「アカシア」でメシを食った。
5/2まではみっちり現場が入ってる。
これで少しは稼げる。
7月の沖縄行きの資金を貯めなきゃいかんのに、さっぱり貧乏なオレなんだ。
けれども不思議なことに、すごく幸せに生きているんだ。
歌と読書と労働と美食の日々。
そして愛の日々。
55 4 27 日 22:35
ただいま。
今バイトから帰って来たよ。
ここしばらくは休めない。
お金を稼がなくちゃ。
お金が必要なんだ。
グレッグ・ベアの「タンジェント」を読む。
とてもいい短編だ。
とてもいい。
あれこそ最後の一行のためだけの物語だろう。
少し疲れている。
過去は過ぎ去ってしまった。
未来はまだ来ない。
眠いから寝ようと思う。
大切なものは、出来る限り大切に扱おうと思う。
54 4 27 日 00:38
バイトが終わったのが7時頃。
ほんで速攻で部屋に帰ってバンドのリハーサルでスタジオへ直行。
コウジのギターの大切さがよく分かる。
イマガはいいギタリストなんだけど。
いろいろ工夫しなくちゃいけなそうだ。
今のままのアレンジではまとまらない。
明日も早起きしてバイトだ。
終わって部屋に帰るのは10時過ぎになりそう。
寝てないから眠いよ。
なんにせよとにかく前進だ。
53 4 26 土 07:25
夜勤明け。
ほんでまたこれから仕事。
部屋に滞在する時間50分。
あーしんど。
ただいま。
いってきます。
52 4 25 金 13:38
久しぶり。
しばらく日記を休んでいたよ。
いろんなことがあった。
まず、草野球をしたね。
初めての体験だった。
ばいばい、オレのニヒリズム。
オレは順調に幸せになってる。
今この命だけを、全身で生きてる。
なんてったって草野球だぜ。
もうしらけた男だなんて言わせないぜ。
あと、とりあえず今度の5/17のライブまで禁酒することにした。
23日にパチンコで大負けした自分への戒めに。
もう決めた。
もう一生パチンコはやらない。
つうことで、それまではビール一滴も飲まないのだ。
ついでに禁煙も生まれて初めてしてみた。
健康のために、とかそういうんじゃなく、純粋に好奇心から。
どうせ続かないと思うし、そもそも続ける気なんてないんだけど、どんくらい持つのか、どれくらい吸いたくなるのか、に興味があったのだ。
4/24の朝7時から吸っていない。
やっと30時間というところ。
それから、新しいギターが決まったよ。
コウジがいない間、イマガが弾いてくれることになった。
もしかするとコウジは半年くらい帰って来れないかもしれない。
さっぱり見当がつかない。
さあとにかく前進だ。
誰が立ち止まってたまるもんか。
51 4 19 土 23:55
訂正
故人→個人
50 4 19 土 23:53
今日は日本テレビの新ドラマ「ぼくの魔法使い」とNHKの「故人破産・アメリカ経済がおかしい」を見た。
どっちもすげえ面白かった。
日本テレビは今までドラマでは視聴率競争で他局に大きく水を開けていたが、実績のあるバラエティーのノウハウを生かして、バラエティー的なドラマを作る、という長年のテーマがようやく実りつつあるかんじだ。
オレは基本的にドラマはつまらないから見ないのだが、なんとなく最後まで見てしまったばかりか、ところどころで声を出して笑ってしまった。
まあ、オレが面白いというものは世間ではたいがいの場合人気が出ないので、どうなるかはわからないが、オレ的にはかなりOKなドラマだった。
NHKの「故人破産・アメリカ経済がおかしい」は好景気の続くアメリカ経済の最後の頼みの綱だった住宅産業にかげりが見え始め、故人破産が激増しているというものだった。
たくさんの多重債務者にインタビューしていたが、みんな救いようのないバカばっかだった。
一人じゃないんだぜ。
家族を抱えた一人の男が、そんなバカでどうする。
どうにも「身の丈を知れ」というのがオレには最近のテーマらしい。
自分の「身の丈」を知らない奴が多すぎる。
最近はこの日記でも食い物のことをよく書いているが、これも広い意味での「身の丈」の話なのである。
都市で生活するほとんどすべての人が、スーパーで買った食材を調理したり、外食したりで食事をしていることと思うが、オレは思うのだ。
それは他人頼りだと。
もしどこにも売ってなかったら、そういう状況になったらどうするんだ。
金を持っていても「あなたには売りません」と店の人に言われたらおしまいじゃないか。
一人の人間として「自足する」ということを実際にするしないは別として、意識しない奴は救いようのないアホだと思うのだ。
「一人でもなんとかできる」ようになることすべてを成長と言う。
大人になるというのはすべからくそういうことなのだ。
借金に借金を重ねて裕福な生活をする奴がアホなのはもちろん、いつも外食ばかりなので魚のおろしかたひとつ知りません、自炊したことありません、という奴もアホだ。
誰かとの「取引」がなければ自分の命を維持できませんというのはどういうことだ。
オレはいざとなればウジ虫を養殖してでもなんとかする自信がある。
逆にどんなに裕福でも、牛と格闘して勝てないような体力になったら、牛は食わない。
あ、なんか話がそれてきた。
最近は原発が停止して首都圏の発電量がものすごく低下しているらしい。
夏になって消費電力がピークになったら大規模な停電が起こるかもしれないと言う。
まあそれも原発を推進したい東電の宣伝戦略なのかもしれないが、実際停電になったら首都圏は大打撃を受けるだろう。
どういう神経のなせるわざか知らないが、首都圏には電力がなければ全く用をなさない「道具」が充満している。
ちょっとしたビルなんかでも、階段は外付けの非常階段のみで、エレベーターがなければほとんど屋内を移動できないビルがわんさとある。
「ウチはカーテンも電動なんですよ」「ウチはドアも電動なんですよ」「食器洗いも電動なんですよ」「なんでもかんでも電動なんですよ」というのは自家発電の施設を備えた住宅なら納得できるが、そうでないのならただのバカだと思う。
取引でしか手に入れようのないものに自分の生活を完全に依存することになぜ危機感を感じないのか、オレには全く理解できない。
発展途上国に行けばしょっちゅう停電してる。
いつ日本がそうなるとも限らない。
そもそも日本には何の資源もないのだ。
オレはランニングコストというのが大嫌いでガキの頃から夢は光熱費ゼロ住宅だった。
水はたまに降る雨を貯蔵するのと、地下水の利用でなんとかして、ガスはてめえのクソから出るメタンガスを回収して、電力は太陽光発電を利用して、あとはちょっとした家庭菜園と家畜小屋、というのがガキの頃から考えていた自分のいつか建てる家への夢だった。
燃料電池が実用化の兆しを見せてきた時にはものすごく興奮したものだ。
「自分」というものの物理的、精神的な自足性、そのものにおいては完結した(広い意味での)生態系、というのが昔からオレの求めるものだ。
常に外部からやってくる貨幣や資源(そして時に愛情)をあてにして生きるのは、オレにとってものすごく不安なことなのだ。
利用するのも享受するのもいい。
けれどあてにするのは嫌なんだ。
バンドだってソロでなんとかできるようになってからでなければ絶対にやらなかった。
人間は何でもかんでも一人でできるもんじゃない。
だからこそ感謝と向上があるのだと思う。
一気に書いたもんで、あとで読み直したらひどく分かりにくい文章かもしれないが、とりあえず今日思ったこと。
「身の丈」を知り、出来うる限り虚飾を遠ざけること。
自分の知恵と体力のスケールでしか生活すべきでないこと。
「取引」を信用しないこと。
昔、「求道者たれ」というエッセイでオレは「自分の幸せの下駄は誰にも預けるな」と言ったが、自分の生活=命の下駄も誰にも預けるべきでないと思う。
洋服だって、ちょっとでも不景気になれば店の人に「片方の袖がないくらいでグジャグジャ言ってんじゃねえ」って言われるぜ。
いざどういう時がきてもばっちりサバイブできる奴になりたい。
いちミュージシャンとしてはいい歌が歌えればそれだけで他に何もいらないが、いち人間として。
49 4 18 金 11:11
しばらくしたらコウジは戻ってくるのだが、そのしばらくが問題だ。
23日に曼陀羅でうちのドラムのジュンペイのバンド「ピンクス」の解散ライブがあるから、その時にヒロミチも含めて今後のことを話し合おうと思う。
新しいギターをヘルプで入れることになると思うんだけど。
48 4 17 木 23:50
素晴らしいライブだった。
今までいろいろあったけど、ようやくだ。
素晴らしいライブだった。
これからいろんなスタートだなと、思っていた矢先、コウジが東京を離れるという。
参った。
バカンスのギターはコウジ以外考えられないよ。
47 4 15 火 21:13
風邪をひいたっぽい。
はしゃぎすぎたかな。
酒飲んで暴れたものな。
それとも今日雨に濡れながら仕事したのがまずかったかもしれない。
リンゴ食って鍋であったまって寝よっと。
薬も飲んじゃおっと。
中華スープの素と味噌とトウバンジャンとゴマ油とニンニクと生姜で味付けしよっと。
46 4 14 月 14:04
昨日のライブは本当に楽しかった。
本当に楽しかった。
見た人。
ちょっとオレがいかにかっちょよかったか、いかに一皮むけたか、掲示板にびっと書いてくれ。
いやあ楽しかった。
当分ものすごく気分良く暮らせそうだ。
45 4 11 金 00:12
昨日と今日は京浜急行線の穴守稲荷駅の近くで荏原製作所の新館建設の地鎮祭の現場でバイトをしていた。
地鎮祭というのはほら、家を建てる前に神主さんが来て変な棒振り回して「はらったま、きよったま」ってやるやつ。
テントを立てて、紅白幕張って、椅子を並べて祭壇を作って、「かわらけ」を並べたり、「手水」をいいかんじにしたり、「シデ」を作ったり、まあいろんなことをやるわけだ。
で。
そういう仕事は初めてのことではなかったし、その派遣された先の会社も何度か入ったことのある会社だったので、思い切ってお願いしてみたのである。
神主さんの「はらったま、きよったま」の祭壇には必ずいつも芋とキャベツ等の野菜(会社によって野菜の種類は変わるのだが、何故かどの会社の地鎮祭でも芋だけは必ず並べてある)と酒と本物の真鯛が飾られているのだが、真鯛はほとんどの場合、儀式が終わると、撤去の際、捨てられてしまうのである。
社員のみんなで刺身にして食ったりはしないんですかと聞くと、こんなもん食えねえよ、と言う。
せんべえ屋で働いていると、別に毎日食わなくても、見てるだけでも、何故かだんだんせんべえに魅力を感じなくなるし、ビデオ屋で働いていると特に全てを見たわけでなくても、何故か急激にビデオ観賞に対する情熱を失ってしまう。
そこいらへんが本当に好きな人と興味を持っているだけの奴との決定的な違いがあるのだけど、オレの経験上、本当に人生を賭けて好きというわけでもないかぎり、毎日の様に接するものというのはどんなものであれ飽きがきてしまうものだし、つまらん部分を発見してしまうものだ。
深く深く、生活のレベルで付き合わないかぎり、生活のレベルで日常的に「好き」なのかどうかは自分でも判別できないものだ。
普通に「ごちそうだ」と思っていたとしても毎日のように粗悪な安物の真鯛を見ていたら、高級で新鮮な真鯛以外は鯛に見えなくなるのも当たり前のことだ。
しかし真鯛なのである。
腐っても鯛の古いことわざにあるように、安物であろうが、儀式に使った、生のまま数時間外気に触れたまま放っておかれたものであろうが、腐りかけであろうが、鯛は鯛なのである。
だからお願いしてみたのだ。
この鯛貰って帰っててもいいですか、と。
ウロコも内蔵も処理されないまま形だけいいかんじに踊っているようなかんじにヒモで結ばれて、それから会社の冷蔵庫で凍らされて出番を待っていた鯛である。
出番が来たらその凍ったまま常温で放置され捨てられるだけの鯛である。
でもたぶんなんとかしたら絶対旨く食えるのだ。
今日は真鯛のムニエルを作って食った。
ウロコ取り器がなかったので包丁でウロコを取ったらウロコがキッチン中に散らばったが、ウロコを取り、内蔵を取り除き、三枚におろし、身の部分は塩コショウをしてニンニクをこすりつけ小麦粉をまんべんなく降ってついでにローズマリーも少しまぶし、たっぷりのオリーブオイルでムニエルにしたのだ。
海は身から、河は皮から、と言って普通は海の魚は身の方から焼くのだが、今日は鮮度に不安があったのできちんと火を通したいと思い、始めに身から弱火で焼き、ある程度火が通ったところでマックス強火で一気に皮を焦がした。
皮のとこはパリパリの方が絶対に旨いと思ったのだ。
そのいいかんじのパリパリになったムニエルを皿に取って後は、そのままのそのフライパンにバターを入れ、ソースを作った。
火は超弱火。
(バターはすぐに焦げるので、みなさんもバター炒めなどをする時は最初は油で炒めて最後に近くなってからバターを入れた方が断然旨いよ。風味が全然違う。最初からバターで炒めるのは駄目。)
醤油とニンニクの残りとコショウを加え、フライパンにこびりついた鯛の旨みの詰まった焦げをそのバター醤油に溶かし込み、ムニエルにぶっかける。
んで食ってみたら今世紀最高に美味しかった。
あんまり旨かったのでダシに使おうと思っていたアラも塩をまぶしてグリルでじっくり焼いてみた。
今世紀最高にまずかった。
臭いのだ。
鯛が良いのではなく、オレの料理が絶妙に上手かったらしい。
塩焼きとかの素材の味が際立つような料理にすると駄目だな、内蔵の残ったままいったん冷凍して解凍して放置した魚は。
いやあ、オレ料理上手だわ。
慣れてないから手際が悪いけれど、センスが光ってる。
塩加減の天才じゃないかと思う。
大して旨くない食材を美味しくするのが上手い。
調味料の配合は、本気で天性のものを感じる。
と、なんだか今日も「食」の話。
食いしん坊万歳。
PS,
今日から公開の魔界転生、誰か見たら感想教えて。
44 4 9 水 22:36
イェーイ。
昨日、明石さんがオレのMacにスキャナーを取り付けてくれた。
秋葉原で200円で売っていたやつだって。
古いパソコンの利点は、周辺機器が安く買い集められることだね。
本体、モニタ、プリンタ、スキャナ、全部合わせても今では1万円にもならないが、10年前なら何十万円も出さなければ買えなかったような豪勢さ。
すげえ。
フルセット装備だよ。
これでかっちょいいチラシを作れる。
今日は現場の近くでひっこぬいたネギに似た植物(雑草)を食ってみた。
たぶんこれが噂に聞く野ビルというやつに違いないと思ったのだ。
けっこう旨かったので大量にひっこぬいて家に持ち帰ってかつおぶしと醤油で食った。
沖縄の島らっきょに似た味。
「試みに食う」という行為自体になんだか興奮を憶える。
ナマコやホヤを初めて食った男にライバル心を燃やす。
実は夏にはザリガニ釣りツアーを計画している。
茹でて殻をむいてオリーブオイルとニンニクと白ワインで炒めて食う予定なのだ。
今のところ参加希望者はオレを含めて4人ほど。
どうしてもどうしても付いて来たいという人はメールを送ってよこしたまえ。
場合によっては参加させてやらんでもない。
食物を商行為だけで手に入れるということになんだか疑問があるのだ。
本当ならステーキを食うにしたって自分で牛を殺して食いたいくらいなんだ。
いずれ公園の鳩にチャレンジしてみたい。
こんなオレって変ですか。
43 4 8 火 02:36
リハーサルをやって美舟で酒飲んで今帰ってきた。
吉祥寺のハモニカ横丁の美舟という飲み屋は以前から安くて旨いいい店だと人から聞いていた。
今日初めて行ってみたのだけどなるほどものすごくいい飲み屋だった。
オレああいう店大好き。
とにかく安い。
素晴らしい。
カンガルーの肉の刺身というかなり珍しい料理があったが、今日は注文しなかった。
いつか食ってみたいなあと思う一皿800円なのであった。
次回の13日のライブでは、よく行く飲み屋のマスターが3曲ほどギターを弾いてくれることになった。
久しぶりにギターなしで歌う。
燃えた。
2日から6日まで大阪で娘と遊んだ。
楽しくて、かわいくて、せつなかった。
親子3人で仲良く暮らせたらどんなにか幸せだったろう。
思えばごめんなさいだらけの人生だ。
オレはひどいことをしたんだなといまさら思う。
そしてたぶんもしかするとまだどうにかまだ取り返しがつくかもしれないという事実が、どうしようもなく、いつまでも休みなくオレに覚悟を問いかける。
オレは。
捨ててしまったんだ。
ふるさとも。
家族も。
この間久しぶりにビデオで見たニューシネマパラダイス。
少なくともオレはあのラストシーンで泣いてはいけないのだと思う。
オレは夢を見てる。
いつまで逃げ続けていられるだろうか。
この目の前の現実から。
帰りの深夜バス。
始発電車。
雨上がりの道。
満開の桜。
ねえ歌ちゃん。
君が大人になってこの文章を読むことがあったのなら、君はこの父上のことをどう思うかな。
君を愛しているよ。
一緒にいられなくて、ごめんな。
仕事にも、結婚生活にも、辛抱の続かない、駄目な奴みたいだよ、オレは。
君の大好きなママを泣かせ続けてる。
それでもいつまでも、君の父親でいることだけは、やめずにいようと思ってるんだ。
駄目な父親でも、出来る限り君を守ろうと思うし、君の人生に本当に役に立つ何かを教えてあげられたらなと思う。
またいつかキスしておくれ。
君のキスは本当にオレを幸せにする。
昨日は寛さんと飲んだ。
自分の信念だけを友達にすればいいと寛さんは言った。
おまえの歌はイイと言われた。
オレの通った悩みなら、悩まないでいいんだと言った。
おまえは三上寛から始めればいいんだと言った。
いつか誰かが三上寛に引導を渡す事があるのなら、それは自分でありたいと思うんですと言ったら、早くオレを楽にしてくれと言って笑っていた。
失敗は成功の母だと言う。
それは真実だと思う。
悲しみが人を成長させるのだと言う。
それはウソだと思う。
強くなりたい。
42 4 2 水 00:14
昨日の31日は東京ディズニーランドに行った。
めちゃめちゃ混んでいて、ものすごく疲れた。
もう当分あそこには行きたくない。
今日は久しぶりの帝国ホテルでバイト。
オリビア・ニュートン・ジョンの来日記念記者会見の会場の撤去や、NTTコミュニケーションの新入社員懇親会の会場の設営、撤去、日本郵政公社の民営化記念パーティーみたいなやつの会場設営、撤去をやった。
郵政三事業は民営化されたのか?
国会議員やら何やらの役人どもがパーティーで飲んだくれていたため、撤去が遅れて残業になった。
職場の先輩面したものすごく態度のでかいデブに「おまえ」呼ばわりされてアゴで使われ、非常に腹が立つ。
「お互い社会人で仕事でやってるんだから、おまえ呼ばわりはやめようよ。」
と言おうか言うまいかずいぶん悩む。
完全に勘違いしたやつだった。
ケンカ覚悟で説教するか、無視するか、ずいぶん悩んだあげく無視することにした。
幼稚園児になめられても腹は立たないのに体のでかい奴になめられると腹が立つ。
ヘタレと思われることをどうにも恐れてるんだなあオレは。
反省。
「おまえ」呼ばわりで腹を立てて相手を殴りそうになる奴に「戦争はいけない」なんて言う資格はないのだ。
単なる素手の殴り合いなら、時にはお互い愉快な時だってあるが、いきなりケンカ腰でことにあたるのはやっぱ大人じゃないよなあと思う。
ロックはきっと戦いの歌なのだとオレは思ってる。
けれど本当の戦いは、常に自分の中にしかないし、徹底無抵抗主義というものこそ、オレの選んだ戦いの道なのだ。
侵略されたら侵略されればいい。
重労働を課せられたら美しく働けばいい。
誰かを殺せと言われたら嫌だと言って手をあげればいい。
拷問を受けたらただ悲しめばいい。
女が犯さて子をはらんだら、自分の子として育てればいい。
それは間違ってるという人は多いかもしれないが、それ以外に戦争を否定する道はないのだと思う。
苦しい道だが、なんとかこの道を歩んでいこうと思う。
直感を信じろという人は多いが、オレは理性をこそ信じていたい。
オレの直感は、東京ディズニーランドを歩いているオレとオレの連れ以外の全ての人間を機関銃で虐殺しろと命令するような、かなり暴力的な直感なのだ。
侵略されたら侵略されればいいし。
重労働を課せられたら美しく働けばいいし。
誰かを殺せと言われたら嫌だと言って手をあげればいいし。
拷問を受けたらただ悲しめばいいし。
女が犯さて子をはらんだら、自分の子として育てればいい。
オレの故郷の沖縄は、そうやって生き延びた。
オレは嫌いだったそのやり方をやっと最近になって美しいと思ってる。
戦争に反対する人は多いが、みんなはどうやって自分の中で戦争を否定する?
オレにはそれ以外に自分の中で戦争を否定する道はないように思う。
4月1日だというのにちっともウソもつけずに今年もエイプリルフールが終わる。
明日から大阪。
日記の復活は7日。
41 3 30 日 17:15
昨日のリハーサルは良かったよ。
前回の課題の結果と、新たな課題が見つかった。
夜中までコウジと飲んだ。
春だね。
東京はようやく桜がほころび始めています。
今日は二日酔いのぼんやりした頭で、本を読んだり、部屋の掃除をしたりした。
そうそう言い忘れてたけど、4月の2日から6日まで大阪に行って来るよ。
その間は日記は休み。
娘の入園式なんだ。
会って遊んでくる。
6日に帰ってそのまま上野で開催される三上寛ファンクラブの花見大会に出席の予定。
40 3 28 金 22:35
すっきりしている。
長い便秘の後のクソみたいに。
一週間ぶりの銭湯みたいに。
絶好調ではないけれど、またやろうという気持ちになってる。
「これからはオレはスターを名乗ろう」と決意した夜をオレはずっとおぼえてる。
あの夜もこんな気分だった。
これから自分の進まなければならない道を、静かに、当たり前に、眺めていた。
何かがしたいとか、したくないとか、そういうことじゃなく、それはオレの夢でもなく、戦いでもなく、ただ当然の、昔からそこにあったような決意だった。
決意したというよりも、突然に、そしていつの間にか、決意した自分に出会っていたような感覚だ。
とても静かで、冷たい、むなしさに似た、なつかしい感覚だ。
そういえばあの時も、精神的にひどく追いつめられて、そして、スターになったんだっけ。
この1、2ヶ月の鬱は、一昨日の日記の泣き言をきっかけにどこかへ行ってしまったようだ。
ずいぶんしんどかったよ。
ただいま。
こんなに追いつめられたような精神状態は久しぶりだったから、ずいぶん頑張ったんだけど、結局弱音を吐いてしまったね。
たくさんのメールや掲示板への書き込みに心から感謝しています。
誰にも助けることはできないと、自分で立ち上がるしかないんだと思っていたけど、簡単に助けられてしまったよ。
コピーアンドペーストして、一生の宝物にします。
子供は「お母さんがそばで見ていてくれてる」から安心して遊べるのだと思います。
オレはみんなを、なんだかお母さんのように頼もしく思いました。
39 3 28 金 00:23
お刺身を買ってきた。
閉店間際の7時30分の叩き売りだったので3000円相当の品物がわずか1000円なのだ。
ただでさえ安い店なのですごいボリューム。
ビールも買った。
お刺身もビールも旨い。
弱音を吐いたら少し楽になったようだ。
軽蔑されるとしたらつらいけれど、本当のことだから本当のことを言おう。
ここんとこ、オレはずっと死んでしまって楽になりたいと思っていたんだ。
自殺なんてバカなことを、本気で考えた。
ごめん。
次のライブは4月13日だ。
いつもなら「いい歌を歌うよ」と言うところだけれど、正直分からないや。
駄目かもしれない。
けれど、もし、見に来てくれたら嬉しい。
また、なんとか立ち上がろうとしてる。
きっと、軽快に楽しくやることすべてが「芸」で、それこそが技術の賜物なんだ。
「楽しく生きる」のは「名人」の「技」なんだ。
オレは「名人」さえも越えて、「達人」になりたいなんて思ってる。
まだやれることはある。
まだ信じられることも、なんとかわずかながら残ってる。
38 3 27 木 00:33
鬱病かもしれない。
たぶん先月からだ。
鬱病の友人はたくさんいるけれど、自分がなったのは初めてのことでとてもびっくりしている。
どんなふうに歌ったらいいのか分からなくなった。
「ここ」から何かつかめるのかどうか、いや、きっとつかめないかもしれない。
たぶん何もかもやり直しなんだ。
オレの貯金はいつの間にか紙クズになってしまったんだ。
ゼロから始めるんだろ。
本当に何もかもがゼロだ。
自分を信じることができないのはつらいものだな。
こんなにつらいものだとは知らなかったよ。
アメリカの武力攻撃が始まったというニュースが直接のきっかけだったかもしれない。
なんてこったい、世界はオレを中心にして回っていない。
もしかして。
オレはビートルズやストーンズのようにはなれないってのかい。
音楽もオレを助けてくれない。
なんちゃってだ。
ウソだ。
そんなのウソだ。
オレはスターなんだ。
どうかオレをほっといてくれ。
ほっとかないでくれ。
びっくりだ。
無力だ。
何も伝わらないだ。
弱音を吐くだ。
ゆーちゃん結婚おめでとう。
ばあちゃん死んじゃった。
死んだら何もなくなるのはいやだ。
死後の世界を信じるなんてもっといやだ。
支離滅裂だ。
オレはくじけそうになってる。
仕事をしていたり、バンドのリハーサルをしたり、友達に会ったり、バイトの面接に行ったりしている時には笑っていられるよ。
一人でいると何もしたくなくなる。
何もしないのは罪悪だ。
みんながやさしい。
甘やかせてくれる人に甘えるなんて、そんなのは違う。
頑張らなくちゃなんだ。
やさしいからだ。
ほっといてくれ。
ほっとかないでくれ。
びっくりしているよ。
誰か助けてくれでもほっといてくれ。
立ち上がりたい。
もう一度ファイティングポーズだ。
アンディ死ぬな。
まだやれる。
楽になりたい。
びっくりだ。
オレは間違っていた。
とにかくそこから始めよう。
毎日泣いてる自分がきらいだ。
37 3 22 土 02:23
ポル・ポトが自国の民を虐殺している時も、パレスチナ人がイスラエルにテロ攻撃を加えている時も、また逆にイスラエルがパレスチナ自治区に進攻した時も、旧ユーゴで内戦が起こった時も、アフガンの時も、湾岸の時も、アフリカ諸国の絶えない紛争にも、オレは特に「反対」を言ったことはない。
オレには今度の戦争がそれほど特別なこととは思えない。
戦争やテロだけが特別な暴力とは思わない。
すべての暴力が愚かで、悲しいのだ。
オレはずっと人間の「やさしさ」について歌ってきたし、それだけがオレの「人間の愚かさ」についての立場であり、答だった。
ポル・ポトへの、パレスチナ人への、イスラエルへの、ユーゴへの、アフガンへの、湾岸への、アフリカへの、オレなりの誠実な答だった。
だから今度のアメリカのイラクへの武力攻撃でも、オレは自分の立場を崩すことはせずにいようと思っていた。
今までと同じように歌っていこうと思っていた。
もちろん戦争はファックだと思うけれど、オレが今回だけに限って、デモ行進に参加したり、反戦イベントに出演したりするなら、それはおかしいと思ったのだ。
それなのにオレは昨日と今日の2日間、新宿トーキングモンキーズでの反戦イベントに出演した。
それは店長の三上さんの誘いを意気に感じたからだ。
その情熱的な行動する男を尊敬しているからだ。
反戦のためというよりも、この人の主催するイベントを盛り立ててあげたいと思ったからだ。
自分の立場を、とても大切な自分の生き方を(ほんの少しではあるが)曲げてでも、その恩義ある人に初めて誘われたイベントなのだ。
ミュージシャンとして力になろうと思ったのだ。
今日は裏切られた思いだ。
今日は前座の前座(つまり一番最初)に2曲だけやって、オレのステージは終わった。
後に控えていたアーティストがきちんとした人だったならそれでも全くかまわなかったが、オレの後に続いたアーティストの半分ほどは、決して地球が砕け散っても「アーティスト」とは呼べないような人達だった。
自分の表現に何の責任も取れない、未熟な素人達だった。
オレは何のために呼ばれたのだろう。
オレは自分の歌が高く評価されたから呼ばれたのだと思っていたよ。
誰でもいいから一人でも出演者を増やすために呼ばれたのだとは全く思わなかった。
あんな奴等の前座だなんて。
なめられた思いで一杯だ。
とても悲しいよ。
オレのステージが汚された。
36 3 20 木 01:01
3/20、3/21の二日間、新宿トーキングモンキーズで緊急特別企画の反戦ライブに参加することになった。
戦争はファックだ。
簡単なことを確認しよう。
爆弾の破片は、そばにいるのがどんな人間だろうと、子供だろうが老人だろうが、傷つけ、殺すのだ。
生物科学兵器は非人道的だが、ピストルの弾丸だって同じように非人道的だ。
たとえそのライブが「戦争ってやーね」の予定調和で終わるだけだとしても、何も止められないとしても、ヒマな奴はおいで。
改めて一緒に確認しよう。
君が「それ」を悲しむのなら、オレも一緒だ。
愛を歌うよ。
35 3 18 火 00:49
昨日のストーンズは最高だったぜ。
いろいろと考えさせられた。
オレはあのステージに立ちたいと思ったよ。
ミックに負けない歌が自分にも歌えるはずだと思った。
そう思わせるところがストーンズの偉大さだということは分かっているけど、オレはどっかの誰かさんみたいにストーンズを尊敬するだけでは終わらないんだ。
やつらはオレのライバルで、オレの歌は決してやつらの歌にひけはとらないんだ。
と言ったってストーンズはしびれるくらいかっこよかったけど。
ストーンズ相手に、オレはいっちょまえにくやしがっていたぜ。
ポップというものがどういうものなのか、いろいろと考えさせられた。
ストーンズについての批評で立派な文章が書けそうな気もするが、くやしいので書かない。
今日は部屋の大掃除をした。
トイレのタイルの溝の汚れが今まで見たことないくらいひどかった。
オレは最近は職人として仕事で掃除をしてるくらいなんだけど、その溝の汚れはどうしても取れなかった。
夜になってひろみちが遊びに来た。
バンドの打ち合わせをした。
刺身をつまみにビールを飲んだ。
まぐろ旨い。
まぐろ最高。
初カツオ旨い。
タコの薄作り最高。
バンドを良くしようと思う。
もっと工夫しようと思う。
もっとはじけようと思う。
一人でやっていた時よりももっと自由に歌うんでなきゃウソだし、オレはとにかくもっと自分が気持ちよく歌うためにバンドを結成したということをしっかりし自覚しなきゃ駄目なんだ。
遠慮せずに、一人よがりを恐れず、自分を卑下せず、胸をはってバンマスをやろうと思っている。
オレにはいい歌が歌えるんだ。
だからいい歌を歌うんだ。
34 3 15 土 21:19
明日はストーンズを見てくるよ。
今日はチラシのデザインをした。
33 3 13 木 23:42
今日は仕事の後、とても久しぶりに友利さんと会って飲んだ。
16日のストーンズのチケットを譲って貰った。
この間のライブの感想を聞いた。
「おまえの魅力が死んでいたな」
と言われた。
ソロの方が良かった。
と皆が言う。
それはきっと真実なのだと思う。
ソロで歌い始めたその昔、「バンドの方が良いよ」と言われた時のように。
もうちょっと待ってくれ。
あきれてものも言えないくらい素敵な歌を歌うよ。
必要な経験と必要な失敗が、いずれオレをそこに連れていくことについてなら確信があるんだ。
オレは昔から勉強が大好きなんだ。
試行錯誤を繰り返しながら学習することが、オレはこの上もなく好きなんだ。
ほらごらん。
悩み始めた途端、日記もいきいきしてくるだろ。
32 3 12 水 21:21
朝方の母親からの電話で祖母の死を知る。
またしても死だ。
オレはまだなんにもできちゃいない。
オレはまだ死にたくない。
オレが先人の作品から受け取ったもの。
「オレ一人じゃなかった」
という例えようもない感動。
今度はオレがそれを「いつの日かまた生まれる又吉究」に残さなきゃいけない。
「そのかんじはまったくもって言語道断によく分かるぜ。」
というような感覚は、誰にとっても、とても必要なものだ。
自分のように感じたり、考えたりした人がいる。
こいつはオレにとても良く似ている。
と感じられるような人生の友人は、今のところオレには二人しかいない。
尊敬したり、触発されたり、考え込まされたり、ノックアウトされたりするのでなく、オレに自分が一人でなかったことを教えてくれたのは。
どちらもオレの生まれる前に死んでしまった人だ。
いつか、「ああ、こいつはオレの思想を全く完全に理解している!!」と実感してみたい。
同類に会ってみたい。
それが叶わなかったとしても、その同類にいつか自分の作品の届くことを確信してから、それから死にたい。
オレには伝えたいことがある。
それは確実にそいつを助けてやれるはずだ。
オレは人類が受け継いできた文化という財宝に、自分が貢献することができると信じている。
そして、それはまだほとんど達成されていない。
オレは自分の死というよりも、とにかく自分の思想の死が怖ろしい。
「おっちゃんはどうしてる?」
とオレが聞くと、母は「今ばあちゃん(の遺体)と一緒にくっついて寝ているよ。」
と言っていた。
おっちゃんにとっての母の死は、オレにとっての祖母の死で、オレにとっての祖母は、彼女の人生の晩年に、全てを合わせてもたった3〜40時間をオレと一緒に過ごしただけの、一人の孤独な老女だった。
オレの体の中を流れる血の4分の1は彼女の血だということを改めて思い出して、なんだか不思議な気分でいる。
最後にもう一度会って喜ばせてあげたかったけれど、それももうかなわないから、今夜は彼女の笑顔を思い出して寝ようと思う。
31 3 11 火 22:42
昨日の日記の一部を加筆、訂正した。
30 3 11 火 22:40
昨日は本屋で本を大量に買った。
どうにか気分転換がしたくて、金はなかったが思い切って20冊ほども文庫本を買い込んだ。
物語モノは昔からあまり好きでないので随筆や評論、あとは古典哲学の名著とされるものの原訳や物理学の入門書のようなものを買った。
しめて7000円。
今のオレのサイフの状況からすれば随分思い切った買い物だった。
そのおかげなのかどうか知らないが、やっと少しづつ気持ちのもやもやしたものが落ち着いてきた。
今夜あたりはやっと落ち着いて眠れそうだ。
オレは7日の夜以来、(いや、もしかするともうずっとそれ以前から)ずっとへこみっぱなしだったのである。
きっとこの世界には答の分からない悩みなんてない。
すべての悩みは、「やるのかやらないのか」「どっちにするのか」ただそれだけなんだと思う。
決めて、そして実行する。
きっとただそれだけなのだ。
けれどただそれだけのために、ただ「よっこらしょ」と言って腰を上げるためだけに、人間はいかに忍耐強く自分と向き合わなければならないか。
オレはやっとこ鬱から脱出しつつある。
たぶん本を買ったのは最終手段で、そのおかげでいかに自分がその悩みから逃げられないかを悟ることができたのだ。
本を買い込んだって何も変わらない。
やっぱりどんなに大変だろうが、人は悩みを乗り越えるというのなら、その悩みと本気で向き合うという以外結局他に方法はどこにもないのだ。
たぶんおそらく全ての人がそうだと思うが、一生懸命向き合う以外にないということが自分自身了解できる時こそ、きっと悩みから開放される時なのだ。
「それ」はどうもオレだけにしか見えていないようなのである。
いや、自分の独創性を驕りたいから「それ」が見えるのが自分だけだと言っているのじゃない。
(自分が特別独創的じゃないことを思い知らされる程度の天才になら、もうすでにいろんな作品を通して何百人にも出会っている。)
オレはただ自分が見てみたいことを自分が見てみたいようにできるのは、結局自分だけしかいないんだという当たり前のことが言いたいのである。
自分がいつか実際に見てみてたい「それ」は、やっぱり自分だけにしか見えないのだ。
だから、(オレは今までずっと一人でやってきたからこんなことは思いもよらなかったけれど)仲間と一緒に何かをやるのなら、仲間に「それ」が見えるまで、とにかくそいつの手を引っ張っていく以外にないのということを悟ったのだ。
それがなんとか捕まえたオレの自分の悩みへの答なのである。
素直にやるというのは自分の弱さを見せるということだ。
オレは今までずっと他人とは素直に付き合うべきだと、誠実にやるべきだと、思いやりを持って相手の弱さを許容すべきだとずっと言ってきたし、実際心の底からそう思ってもきたが、どうやらこの世界には必ずしもそうすべきでない、それが適切ではないことだってあるんだということを、認めざるを得ないようなのだ。
おそらく手を引っ張るというのは時として暴力でしかないのにもかかわらず、オレはそろそろ仲間の手を引っ張らなければならないし、それが時に高慢さや暴力と同じでしかないからと言って今まで避けてきたことが、結局のところ仲間も自分も傷つけてきたということを、認めるべきなのだ。
オレは「手をひっぱる」というただそれだけのことさえ今まで(意識的には)やったこともなければ、やろうと思ったことさえなかった。
そもそも考えたことすらなかったのだ。
今までオレがどれほど情熱的に他人の暴力や思いやりの無さへの嫌悪を文章にしてきたか。
オレは自分のエゴを遠そうとする強引な行為の全てをいつも心の底から憎んでいた。
しかし「それ」のためにはそれがいかに嫌悪的な危険な橋であろうが渡らなければならないということに、そろそろオレは本気で気付かなければいけない。
そろそろ仲間の手を他でもないオレが引っ張らなければならない。
オレのエゴでしかないこの自動車で、オレはドライブに行かないかと言って仲間を集めてしまったのだ。
今さら「みんなどこに行きたいかい」で話が通らない。
ひろみちは「なんで遠慮なんかしてるんだよ。みんなキワムを待っているんだぜ。」と言った。
「さっきとてもすごいものを見たよ。すごいでしょ。」
「へぇ、すごかったんだ。良かったね。」
では、素晴らしい仲間かもしれないが、いいものは絶対に(偶然に生まれてしまうこともあるかもしれないが)生み出せはしない。
ダダっと手を引っ張って連れて行って、とにかく信じて付いてきてくれと言って強引にでも連れていって、
「とにかくすげえ景色だと思わないかい。大好きな君とこれが見たかったんだ。オレ達二人でこれを見ようぜ。」
でなければ駄目なんだ。
オレはたぶん自分の臆病さを認めるのが嫌だったんだ。
オレはやさしさを言い訳にして、「この景色のどこがすげえのさ。」と言われるかもしれない危険を犯すくらいなら、いつまでもなあなあでやっていこうとしていたんだ。
離婚した妻のことを思い出す。
オレは妻の手を結局一度も引っ張らなかった。
あいつの願うことをしようとはしたけれど、オレはあいつに何も願わなかった。
あいつのようには愛せなかった。
オレの28年の人生で、「この人はやさしい」と人に思われたことならいくらでもあるかもしれないが、「この人は強い」と思われたことはおそらくきっとほとんどないに違いない。
そろそろ認めて、もっと強くなるべきだ。
20歳くらいの頃から名乗っている「スター」というのは、オレの虚勢をギャグにしてくれはしたかもしれないが、そして少なくともだからこそオレに虚勢を張るだけの勇気をくれたかもしれないが、そろそろオレは「スター」というものの虚勢でない本物の本番を、ようやく今こそ幼稚園から始めなけりゃならんようだ。
オレは過去に、故郷からも、仲間からも、家族からも逃げ出した。
オレを愛してくれた女達よ。
君達からもオレは逃げ出したね。
ごめんよ。
オレには自分のエゴを君にぶつける自信がなかったんだ。
愛のようには、愛せなかったんだ。
今まで聞いたこともない、できるかどうかもわからない、そしてたとえできるにしたって道のりは遠い、オレの聞いてみたい歌をオレが歌ってみたいというただそれだけのために、オレはずっと廻りの皆にひどいことをし続けてきたことを今こそ認めるよ。
オレは臆病な奴だ。
どんなに望まれてもオレはオレのワガママを誰にもあげなかった。
そしてなおかつ、そんな「ひどさ」では足りないくらいもっと「ひどく」ならなければならないことも同時に覚悟するよ。
オレは傲慢になろうと思う。
それでも駄目かもしれない。
上手くできないかもしれない。
それでもオレはその自分のワガママのためになんとか上手く自分をコントロールしようと、それこそ初めて思い始めているよ。
なんとか傲慢になるんだ。
歌のために。
たった一度の失敗ライブが、娘と離れて暮らすことを決心した時よりオレの心を悩ますことが、オレにとって驚きであり、悲しみであり、孤独であり、自己嫌悪であり、軽蔑に値することであったとしても、ああなんてこったい、それはまぎれもない事実だったんだ。
「それ」が見えるのはオレだけなんだ。
だからこそ「それ」をわざわざしようとするのはオレだけなのだということをオレは認めなければならないんだ。
オレは傲慢にならなきゃいけない。
とても怖いけれど。
素直の方が楽だけれど。
ただ「もし仮に歌えるとしたらオレだけにしか歌えない歌」のため。
だからと言って自分にそれだけの実力があると信じるのが困難なくらい遠い夢のため。
自分の演奏技術をオレの可能性に賭けてくれるメンバーのため。
どんなに望まれてもオレはオレのワガママを誰にもあげなかった。
誰のためにも。
どんなに自分を愛してくれた人にもしなかったことを、オレはまたしてもオレだけのためにしようと思っている。
オレのワガママをあいつらにそそごうと思う。
娘からも逃げたくせにだ。
家族にさえ、ワガママを言って理想を追う苦労より、別れて一人でやる楽を選んだくせにだ。
たかだかこの2日間の鬱くらいでその罪があがなわれたようなつもりにさえなってだ。
ごめんよ。
さみしかったろうに。
オレは全く気付いてもいなかった。
それは素晴らしいことだと思っていた。
君に何も求めないことは。
君の全てを許すことは。
君を必要としないことは。
さみしかったろうに。
オレは君に、何か求めてみるべきだったんだ。
「何が欲しい」と聞かれてオレが「何もいらない」と応えるたび、そういえば君はさみしそうな顔をしていたっけ。
せめてオレは本物だと言った君への愛を持ってしても思い至らなかった、新しく見つけたそのテーマに、オレなりにしつこくチャレンジしてみるよ。
もっと積極的に求めてみるよ。
「頑張るよ」と言ったからって何からも許されはしないだろうけれど。
改めてろくでなしだけれど。
29 3 8 土 13:51
昨日のライブは歴史的な大失敗だった。
あんなに駄目なライブをしたのも久しぶりだ。
すごくへこんでる。
来てくれた人、ごめんな。
あんなんで2000円取るなんて有り得ないよな。
バンドって難しい。
バンマスって難しい。
28 3 6 木 00:27
昨日は仕事から帰るといつのまにか寝ていた。
ここのところアメリカのイラクへの武力行使に反対しようというメールが大量に届く。
国連に署名を送ったり、ニューヨークタイムスに広告を出そうとしたり、アメリカの大統領にみんなでメールを送ろうとしたり、いろんな奴がいろんなやり方でこの戦争を阻止しようとしているようだ。
世論でもって政治に圧力を加えるのは(それが充分に大きな世論なら)有効かもしれないが、どっかの誰かが武力でもって圧力のかけ合いをやってるのを止めるために、こっちもそいつらに別の圧力をかける以外ないのだとしたら、なんだか悲しいような気がする。
いつだって世界のあちこちで紛争は起こっているのに、アメリカがやろうとした時だけ大騒ぎするのだとしたら、そいつはどんなつもりで何が言いたいのか、よく分からないとも思う。
オレはすべての人殺しをファックだと思う。
昔からそう思っていたし、ことあるごとにいつもそう言ってきた。
今までと同じように悲しいし、これからもきっとずっと悲しいだろう。
オレは何をしようと言うわけでもない。
ただ歌うだけだ。
何も変わらない。
たぶんそれは沖縄のやり方で、オレはそのやり方を愛している。
あそこのばあさん達はとてもやさしく笑った。
オレはきっとそれだけが答なんだとずっと思っている。
27 3 3 月 21:05
タンゴの節句。
娘と電話で話した。
今日は東急の時刻表の交換の仕事をした。
明日もそうだ。
全線改正されるらしい。
これからは当分東急線のホームでオレは仕事しているぜ。
見かけたら声をかけとくれ。
26 3 3 月 00:15
28日は夜中の3時まで残業した。
そのまま社長の家で仮眠を取ってまた3/1の朝からバイト。
帰ってからは完全にダウンしていた。
今日はバンドのリハーサル。
ようやく新曲の「ルート330」が完成。
今度の7日のライブで演ることになった。
メンバーも固まった。
持ち歌も着実に増えている。
あとはCDを作るだけだ。
どっかのレーベルと契約しなくちゃ。
うちのバンドはすげえいいぜ。
3月の7日も曼陀羅でライブやるからおいでよ。
このところ「今日は何々をやった」みたいな日記ばかりだな。
もうちょっとエッセイ的な面白い話をしたいんだけど、どうにも時間が取れない。
近いうちにロックと禅の話をするから待ってておくれ。
最近ちょっと思いついたことがあるんだ。
あと、この日記でもって小説の連載をそろそろしてみようかななんてことも考えている。
今後もちょこちょこ読みに来とくれよ。
あと、なんだか掲示板がさみしいかんじだからなんか書き込んでくれよ。
返事書くのは面倒くさいけど、読むのは大好きなんだ。
25 2 28 金 00:34
日記を書けなかった一週間、いろんなことがあったよ。
今日はコウジと飲んだ。
最近、どうにも金の要り用だけ増えて、一向に貧乏なのである。
一体何がどうなってるんだろう。
はやくメジャーデビューしたいなあと素直に思う今日このごろ。
いつどんな時でも平気で死ねるというのがかっこいいのではなく、いつどんな時でも、今まさに死のうとしているそんな時でも平気で生きるということがかっこいいのだ。
「悟り」というのはきっとそういうものなのだ。
24 2 20 木 22:30
娘と電話で話した。
愛してる。
切ない。
23 2 17 月 20:50
ライブは大成功。
とてもいいライブだったよ。
素晴らしい演奏だったと思う。
ライブの後、メンバーと酒を飲んだんだけど、飲んでる間中コウジにオレのギターのビートの悪さについてさんざん説教された。
しかもギャラが少しあったんで油断していたらなんと飲み代で2万円近い赤字。
青ざめる。
ずっと「いつかギターはやめて歌に専念しよう。」と思っていたんだけど、こうなったらきちんと練習してもっとかっちょいいボーカルギター野郎になろうと思う。
オレ達の演奏の質をよりいいものにするカギはオレのギターだということは分かり切ったことなんだ。
だって他のメンバーはほとんど完璧なんだもの。
頑張らなくちゃだ。
本当。
頑張らなくちゃだ。
22 2 16 日 00:18
つーことで明日はライブ。
銭湯行ってヒゲ剃ってビール飲んでるよ。
貧乏だから発砲酒一杯だけだけど。
明日がすげー楽しみだよ。
7時30分には集合しろよ、みんな。
いいライブやるからな。
21 2 14 金 22:54 占いについてなんか書こうと思っていたんだけどビール飲んじゃった。
気分がいいのでこのまま寝ることにする。
日曜日のライブを映像に残したくていろんな人に問い合わせてみたんだけど意外とみんなビデオカメラ持ってないんでやんの。
誰かいないもんかね。
このホームページ見てる人で「あっ、オレ、ビデオカメラ持ってるよ。」という人。
録ってくれんかね。
メール待つ。
20 2 13 木 19:20
おまえとロケンローベイビー
このままずっとバカでいよう
踊ったり飛んだりじゃれあったりしよう
ずっと待ってた
夢のように浮かれてる
ペアルックでいこう(ペアルックでいこう)
ペアルックでいこう(ペアルックでいこう)
ペアルックでいこう(ペアルックでいこう)
ペアルックでいこう(ペアルックでいこう)
ペアルックでいこう
悪ノリっぽくいこう
今すぐキスミーベイビー
いつでもいちゃついていたい
ニヒルな男なんてどんなだか忘れちまったよ
みっもねぇのがステキ
もうなんもしらけないぜ
ペアルックでいこう(ペアルックでいこう)
ペアルックでいこう(ペアルックでいこう)
ペアルックでいこう(ペアルックでいこう)
ペアルックでいこう(ペアルックでいこう)
ペアルックでいこう
デートに出かけようぜ
ギターソロ
ペアルックでいこう(ペアルックでいこう)
ペアルックでいこう(ペアルックでいこう)
ペアルックでいこう(ペアルックでいこう)
ペアルックでいこう(ペアルックでいこう)
ペアルックでいこう
ラブに乗っかってこうぜ
新曲できた。
シンプルなロックンロール。
連日のバイトで背中が痛い。
この間強打した頭もまだ痛い。
しかしそれにしても楽しみだな。
新生バカンス素敵。
ここんとこずっとわくわくしてるよ。
日曜日には来るべし。
7時30分スタートだからな。
時間厳守ね。
19 2 12 水 18:38
最近ようやくハウスクリーニングの仕事に慣れてきたみたいだ。
掃除というもののコツのようなものが分かってきた。
まあロックンロールには全く必要ない知識だが。
掃除は職人としてやるなら「きれいさ」だけでなく「速さ」が要求される。
時間をかけてじっくりやれば誰だってきれいに掃除できるものだが、例えば3LDKのマンションを一日で10室掃除するというなら、それは職人でなきゃ無理な仕事だ。
それなりに生きていけるようにそれなりに働いているよ。
安い日給だけど、毎日早起きしてるよ。
18 2 11 火 21:05
現場で頭部を強打。
非常に痛い。
まだ痛い。
今日はギターの弦を張り替えた。
ギターの弦というのは替えたてほやほやが一番いい音がするんだけど、それだとチューニングがとても不安定なのでライブの3〜4日前に張るのが一番具合がいいのだ。
今度のライブはすごく燃えているよ。
しばらく呼んでなかった友達もたくさん誘ってみた。
君もおいで。
17 2 10 月 21:04
昨日はしたたかに飲んだ。
明石さんと一緒に吉祥寺の「いせや」で昼から飲んだ。
解散した後コンビニで発砲酒を買ってまた飲んだ。
井の頭公園でかっちょいいバンドが演奏していたので飛び入り参加して歌った。
とても気持ちが良かった。
偶然ハギーに会ったのでまたしても「いせや」で一杯おごってもらった。
家に帰ってから何をしていたのかはよく思い出せない。
今日の朝は思いっきり二日酔いだった。
16日のライブは一番最初の出演だ。
19時30分スタート。
みんなおいで。
ニューベーシストのヒロミチはすごくいいぜ。
とてもいいライブになりそうなんだ。
16 2 8 土 18:52
現場である俳優さんと出会った。
偶然にも寛さんの友人だという。
調べてみるとなかなか凄い俳優さんだった。
食えないから現場仕事をバイトでやっているという。
52歳くらいの人だ。
その人は自分が現場仕事をしていることは秘密にしておきたいようだったので、この日記で名前を明かすことはできないが、いくつかの素敵な映画で主演もしている。
「少ない金でもな、こうやって朝早起きして現場でほこりまみれになって稼ぐ金が一番尊いんだ。若い頃は一攫千金を狙っていろいろと考えたもんだけど、楽したり悪いことしたりしてメシ食ってたんじゃ芸が死んじまう。魂が汚れちまうんだ。ギャラで何百万って貰うこともあるけどあんなもんはあぶく銭だからな。オレなんかすぐに全部飲んじまう。」
ロックだなと思った。
ちなみにバカンスのメンバーは今、全員現場仕事でメシを食っている。
オレ達も早いとこあぶく銭を全部飲んじまいたいもんだ。
まあとにかく何にせよ、とても素晴らしいメンバーが揃ったんだから、16日は絶対見に来るべし。
15 2 7 金 17:15
メルアド変わりました。
star_kiwamu@yahoo.co.jp
今後はこっちによろしく。
今日は仕事休みだった。
一日中コンピュータをいじくっていた。
なんだかな。
14 2 4 火 23:17
ようみんな調子はどうだい。
なんだか知らんが明日は休みらしい。
明日の現場はどこなのか社長に電話しまくってるのだが電話が繋がらない。
じゃあ休んじゃうからね。
と言う訳でビールを飲んでいる。
音楽のことや、バンドのことを考えるだけで楽しい。
素敵な彼女ができて、「今度彼女に会ったらこうしよう、ああしよう」と考える時みたいに、作戦を練ったりいつの日か最高のライブをしている自分を思い浮かべるだけで楽しい。
けれどもそれだけでは生活はできないのだ。
生活の細かいくだらないことが頭の隅で心配なかんじでくすぶっている。
とても面白いマンガに集中している時に「あんた宿題はやったのっ。」と母ちゃんに邪魔される時みたいに、電話料金の請求書や払えない家賃がオレの妄想の邪魔をする。
それでも結局子ども達がどんなことがあろうがマンガの世界に戻っていくように、オレもやっぱりすぐに妄想の世界に戻っていくのだが。
夢になら一歩一歩近づいてるよ。
もうここ28年ばかりずっとさ。
いつだってそう思ってたけど、
もうすぐなんだ。
13 2 3 月 22:03
節分だってさ。
ヤフーBBに加入しちゃったよ。
これまでのプロバイダとは解約しちゃうので近いうちにメルアドが変わります。
いやー。
しかし速いね、ブロードバンドは。
しかもつなぎっぱなし。
BBフォンも安い。
素晴らしい。
12 2 2 日 00:17
ついに2月突入。
人間ってのは着々と歳取ってくもんなんだな。
この頃痛感しているよ。
ああ年が明けたんだなと思っていたらもう1ヶ月経ってやんの。
この調子でじじいになっていくのか。
今日調布駅ですげーのを見たよ。
最近は調布の現場に毎日のように行っていたんだけど、そこにいつもサンタクロースの格好をしたおばさんがタンバリンを叩いているのを目撃していたんだ。
普通にきれいな顔をしたおばさんだったけど、でかい荷物が隣りにあったから頭のおかしいホームレスの類なんだと思っていた。
季節はずれの薄汚いサンタクロース。
でかい荷物。
駅前のバスロータリーに響く単調なタンバリンのリズム。
今日初めてそのおばちゃんと目があったんだ。
そしたらそのおばちゃん満面の笑みでオレに向かって手を振った後、くるりと振り返ってオレに背中を向けた。
おばちゃんはばかでかい看板を背中に背負っていた。
その背中に背負ったばかでかい看板には「慈恵医大病院、人殺し、医療ミス」と書いてあった。
おばちゃんは本当に楽しそうに手を振っていた。
一生懸命背中の看板をアピールしていた。
オレには何の気のきいたリアクションもできなかったよ。
ただ黙っておばちゃんと見つめあっていたんだ。
死んだのは娘さんだろうか。
息子さんだろうか。
旦那さんだろうか。
母親だろうか。
父親だろうか。
親友だろうか。
おばちゃんはそうやってアピールして慈恵医大病院の評判を落とすことでいつかその憎っくき病院を潰そうとしているんだろうか。
もしそうだとしたら、なんて悲しい戦いなんだろう。
憎しみからは何も生まれない。
けれども人は何かを生み出すために憎むんじゃない。
どうしようもなく、心の裡から湧いてくるのが憎しみなんだ。
今日も楽しいリハーサルだった。
バンドは順調。
今度の16日のライブは絶対見に来るべきだぜ。
11 1 31 金 17:41
今日はバイトが早めに終わった。
すげービール飲みたい。
すごーく飲みたい。
あの曲はどんなかんじで歌おうか。
あの曲にこんなかんじのコーラス入れたら面白いんじゃないか。
あの曲のアレンジをこんなかんじにできれば全体がさらにまとまるんだけどな。
というかんじで曲のことばかり考えている。
一日中考えている。
今年はいくつかイベントも企画したいな。
バカンスをもっとたくさんの人に聞いてほしい。
10 1 30 木 21:41
こんなに日記をさぼったのも久しぶりだな。
ひたすら働いていたよ。
26日の日曜日の三上寛ファンクラブの新年会と、その翌日の新しいバイトの面接以外は、毎日疲れて帰っては泥のように眠っていた。
金がないというのはとても辛いもんだな。
どこからも捻り出せない。
携帯も料金未納で止まっちゃったし。
先行きに大きな不安を感じるがこんちくしょう。
オレは30歳になっても18歳の少年のように夢を見続けてやるからな。
もしも誰もいなくなって、一人ぼっちになって、金もなくて、病気になって、けど保険とか一切入っていないから病院にも行けず、寒さと恐怖と悪寒の中、死神が向こうの方からやってきて「ゲームオーバーだよ」と言ったとしても、「誰が甲斐性のないあんたみたいな男と寝るもんか」と全ての女にことごとくふられたとしても、「いつまでもガキみたいなこと言ってないでそろそろ将来のこと考えた方がいいよ。とにかくおまえに貸す金はもうないかんね。」と言われて友人すべからく去っていったとしても、オレはいつまでもやめないからな。
どんなことがあろうと信じてあげるんだ。
オレがオレを信じなかったら、そんなのオレが悲しすぎるじゃないか。
大丈夫。
オレの歌はいい。
いつか世界中に広がるはずさ。
「成功の秘訣はね、とにかく諦めないということなんですよ。」なんて笑いながら言う日がいつかきっと来るはずなんだ。
離婚歴のある子持ちの28歳の重さを実感しつつ情熱を燃やす日々。
どこかしら「無理矢理」という気がしないでもないが、とにかくバンドの将来にウキウキしまくっている。
音がいいというのは素晴らしい。
おまえと暮らしていた頃
一緒に見た映画さ
2002年の夏の後
11年の夢の後
酔っ払って抱いた
酔っ払って抱いた
酔っ払って抱いた
酔っ払って抱いた
何が欲しいのか分からないよ
分からないまんま
分からないまんま
いつ帰ろうか
いつか帰れるんだろうか
いつ帰ろうか
いつか帰れるんだろうか
現在制作中の新曲。
9 1 20 月 21:48
18日のリハーサルでひろみちさんがベースを弾いてくれた。
オレが「いいベースだよ」と何度も言ったのにもかかわらずコウジは「ダメだったら断ってもいいんだろ。」と、あくまでもオレの言うことを信用していない様子。
実際に聞いてもらえばひろみちさんの素晴らしさは伝わると思っていたが(そう、オレ達はミュージシャンなんだ。結局は音がすべてなんだ。)、オレとしてもかなり不安のあるリハーサルだった。
リハーサルは淡々と進み、セッションは一切せず、オレの持ち歌を5曲ほどやった。
最後にコウジが一言。
「100点。」
とてもとてもとてもわくわくしている。
素晴らしいメンバーを揃えることができた。
さあこれからが本番だ。
演奏に技術的な障害がなくなった今こそオレの実力が本当に問われる時なんだ。
みんな素晴らしい。
ダメだとしたら、それはオレのセンスがしょぼいってことだ。
興奮している。
アレンジのアイディアが浮かびまくっている。
今年は本当になんとかなりそうな予感だ。
みんなで行こうぜ。
あっち側によ。
8 1 17 金 21:15
結局気が付くと一週間も日記をさぼっていた。
11日はリハーサルだった。
12日は夕方からバイト。
13日はライブ。
14と15は13日のライブで対バンだったマルチーズロックのライブ(彼等は3日間連チャンでライブをやったのだ)を見に行った。
素晴らしい出会いがあったりして興奮した。
16日は二日酔いでダウン。
んで今日もバイト。
明日のリハーサルにはひろみちさんが来る。
少し不安もあるが、とても楽しみだ。
毎朝5時に起きている。
日記がおろそかなのは勘弁してくれ。
7 1 10 金 22:13
7日はスタジオでリハーサルをして夜中まで佐々木と飲んだ。
佐々木はいい奴だ。
いろいろと話し合った。
佐々木はバンドを辞めることになった。
「上を目指すならオレよりも上手いベースを探すべきだ」と佐々木は言った。
オレの方から言うべきことだった。
情けないバンマスだ。
8日は純平のライブを見に行った。
渋谷のラ・ママ。
9日は買い物に出かけた。
ガスストーブを買った。
今日は調布の現場で労働。
やらなければいけないことがたくさんありすぎて頭がこんがらがっている。
6 1 6 月 22:18
久々の労働はこたえたぜ。
今日の東京はとても寒かった。
5 1 5 日 21:26
ぼんやり過ごす最後の新年休み。
明日からはまた現場の日々だ。
やっと完全に乾いた洗濯物を畳んで一人ビールを飲む。
昨日の晩、ある女の子がこの間のライブの時新年祝いにくれたビール券で発砲酒を大量に買ったのだ。
昨日は3日ぶりくらいに銭湯にも浸かったぜ。
とてもいい気分だった。
チャンスの神様、今年こそはあんたを振り向かせてみせるぜ。
相変わらず、いつだって夢いっぱいのおめでたいオレだ。
みんな。
オレを一人ぽっちにしないでくれよな。
一緒に生きようぜ。
オレはいつまでも現役でやってくから、君も現役を続けて欲しい。
仲間が減るのは哀しいんだ。
もうごめんなんだ。
4 1 4 土 20:26
昨日は夜からネブラスカの新年会に出席。
鍋パーティーをやって盛り上がり、盛り上がりすぎて夜中の3時頃に突然皆でわいわいカラオケに。
延々と続くカラオケ地獄にうんうんうなりながらテンションを無理矢理マックスに持っていき、熱唱した後またネブラスカに戻って飲みなおし。
部屋に帰ったのは昼の11時だった。
とにかく熱く語り合った末の皆の結論は「愛」に決定。
やっぱ愛っすよ愛。
きんばらしげゆきはいい奴だ。
この世の中には愛を知らない奴が多すぎる。
じゃあおまえは知っているのか偉そうな奴だ、と思われそうだけど、オレは知っているんだ。
この愛を伝えたい。
オレの愛を伝えたい。
愛は信じること。
愛は感じること。
愛は知ること。
愛は形作る意志。
愛は理想に向かう情熱。
3 1 3 金 17:18
東京は雪。
寒い。
久しぶりに武田鉄矢作小山ゆう画「おーい!竜馬」を読んで号泣する。
ああオレもこういう男に早くなりたいもんだ。
相変わらずの退屈。
オレの部屋にはろくな暖房がないので部屋の気温が4度である。
4度ですよ4度。
この間人から貰った温度計が4度を指している。
マジで。
寒い。
2枚の夏かけぶとんと2枚の毛布でなんとか過ごす新年。
志半ばで倒れていった同志達よ。
オレの背中の乗っていろ。
オレにだって何ができるか分からんが頑張るからな。
とにかく頑張るから。
連れていってやる。
ああ連れていってやるとも。
他でもないこのオレに託してくれたおまえらの夢を、オレはいつかきっと叶えてやる。
オレのことを天才だと言ってくれた君のためにも、オレは頑張るからな。
となんだか同志を失った坂本龍馬のような気分で雪を見つめている。
とにかく生きているべきだ。
退屈。
2 1 2 木 17:29
ヒマだ。
アホみたいにヒマだ。
やることねーっつの。
テレビもつまんない。
今日は家の掃除をして洗濯してお茶碗を洗った。
壊れていた姿見の鏡のワクを修理したらやることなくなっちゃった。
誰か遊びに来ないかな。
あっ。
昨日ちょろっと詩を書いたよ。
石嶺三丁目
求め合うよりも許し合っていたい
何にもしないでいようぜ
ただひっついていよう
あのこの手が好きだった
あのこの髪が好きだった
あのこの匂いが好きだった
僕はいつもあの島を出ることばかり考えていた
猫とブランコが好きだった
たまに二人で月を見た
あのこのことなら知っているぜ
あのこは僕の恋人だったんだ
分かり合っていたよ
あのこの涙を一緒に泣いた
あのこの笑顔を喜んだ
結局のところ僕は今だってあのこの味方なんだ
石嶺三丁目の丘で
僕はいつもあの島を出ることばかり考えていた
石嶺三丁目の丘で
僕はいつもあの島を出ることばかり考えていた
石嶺三丁目の丘で
僕はいつもあの島を出ることばかり考えていた
何にもしないでいようぜ
ただひっついていよう
気が向いたら新曲でも作ろうと思ってんだけど、なんだかやる気が出てこない。
うだうだすごす正月。
1 1 1 水 19:24
あけましておめでとう。
年明けカウントダウンライブも無事終わった。
年越しそばも食った。
今日は寝正月。
テレビを見ながらビールを飲んでる。
13日にはさっそく次のライブだ。
読者のみんな。
今年もよろしくね。
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