徒然またよし日記・4月前半
なんか良くは分からないんだけど、
この日記猿人というやつのランキングに参加してみました。
ランキングが上がれば上がるほどさらにお客が増えるというかんじの雰囲気です。
オレを助けると思って登録してみて下さい。
こういう地道な努力によってオレのライブは赤字から脱出できるのです。
きっと。
2000 4/14
いやあ。
昨日のオレの日記はちっとも面白くなかったと誰かが掲示板に書いてあった。
今改めて読んでみたがなるほどあんまし面白くないな。
すまん。
一時の盛り上がりでやっつけてしまうとほら後で困る。
みんなも気をつけるといい。
例えばメールにしたって理想としては一晩寝かすべきだ。
一晩たって、全くの他人みたいになって自分の文章を読んでみて、それから本当に送るかどうか決める方が断然いい。
返事を送る量が減ったとしても、後で読んだら自殺したくなるような文章を垂れ流すよりかはましだ。
どうせどっかでシラフに戻るんならもうちょっと慎重にやろう。
いや、オレは一生酔っ払ったままだぜ、という人は勝手に突き進めばいいけど。
それは女を口説くのと似ている。
オレも世の多くの男どもと同じく酔っ払うと異常にストライクゾーンが広くなるので翌朝になって困ったり、シラフで会ってみて力いっぱいがっかりしたりする。
昨日の文章だって昨日の時点では歴史に残るくらいの「オモシロ」だと思ったのだ。
まあ文章だったから良かったが、相手が女だったら気の弱いオレはどんなに不本意でもいったんやってしまった以上結婚くらいしてしまいそうだったから、もしかするとこれでも運の良かった方なのかもしれない。
ごめんよ。
とりあえず謝っておく。
謝ってすむならばいくらでも。
2000 4/13
とりあえずタバコ。
・・・・・。
さて。
今日は何があったっけ。
・・・・・。
特に何もなかったな。
いや、もちろんオレだって生きているんだし、動いてもいるし、何もなかったか、本当に何もなかったのか、正直に言ってよ、あたし怒らないから、約束する、本当は浮気したんでしょ、ね、こういうこと隠される方がつらいの、正直に言って次からはしないって約束してくれるんならあたし絶対怒んないから、ね。
と言われればやはり絶対にどんなことがあっても何もなかった。
だって怒らないなんて言われてその気になって正直に言ったらどんな目に合わされるかわかったものじゃないのだ。
ちんちんを切断されるかもしれない。
切断されるだけならまだしもちんちんをうなじのあたりに移植されたりしたらしっこの時に困るじゃないか。
しかし何もなかったでは日記にならない。
しかし今日は本当に何もなかったな。
せいぜいがバイトをしたり、電車に乗ったり、雪男に追いかけられたり、ヒグマと素手で戦ったり、車イスの恋人が死んでしまったので美容師になる夢を断念しそうになったり、犬と猿とキジを仲間に加えて湘南の海岸の美容院でやっぱりがんばっていこうと決意したりした程度だ。
そんなんでは日記のネタにはならない。
かろうじて猿を仲間にした時に隣ではらたいらが大橋巨泉の悪口を言っていたのが印象に残ってはいるが、まあそれもありふれた出来事にはかわりない。
それにしてもクイズダービーでのガッツ石松の活躍は素晴らしかったという話だ。
はらたいらに1000点。(違います、あなたは解答者です。ガッツさん。)
せんてん。
センテン。
センテンス。
センテンセイメンエキフゼンショーコーグン。
センテーン、我々はスポーツマンシップに乗っ取り、ついでにこの飛行機も乗っ取った。
人質の命が惜しければ中国に亡命させろ、あとカツ丼食わせろ、あと尊師を釈放しろ、あとちんちんを移植するな、スポーツマンなめんなよ。
・・・・・。
・・・・・・・・・。
ということで今日の日記はおやすみする。
おやすみ。
2000 4/12
茗荷谷の播磨坂という桜並木の桜はすごい、という話を聞いたので春の名残に出かけることにした。
今日は朝から暖かくて、そのまるで真夏を思わせるような陽射しにオレはまたしても故郷の沖縄を思い出したりした。
播磨坂の桜はもうほとんど散っていて葉桜になってしまっていたけれど、オレはベンチに腰掛けてビールを飲んで、たぶん2時間くらい、いい気分で桜を眺めていた。
近くに小石川植物園があることは知っていたので、ビールが切れたのをきっかけにオレは立ち上がって小石川植物園に向かった。
小石川植物園は日本最古の植物園らしく、1684年(貞亨元年)に徳川幕府が設けた小石川薬園に源を発しているという話だ。
たしかテレビドラマの大岡越前や暴れ坊将軍にも出演していた小川笙船とかいう偉い医者の慈善病院が「小石川養生所」だったような気がする。
小石川植物園には小石川養生所の井戸の跡なんかが今でも残っている。
青木昆陽とかも一緒に出演してたっけ。
青木昆陽というのは大岡越前に命じられてみんなが飢えに苦しまないようにサツマイモの関東地方での栽培を研究したおっさんだ。
サツマイモというのはもともとは飢えで苦しむ沖縄人のために、野國総管(のぐにそうかん)と儀間真常(ぎましんじょう)という人が中国から密輸して沖縄に広めた芋だったのだが、それをその頃の事実上の沖縄の支配者だった薩摩藩が祖国に持ち帰りそれが広まり、それが薩摩商人によって全国に広まり、結果として全国の人には薩摩の芋、サツマイモとして認識されているという、沖縄の人にしてみたら何か手柄を奪われたみたいな気持ちになる出自の複雑な芋だ。
ちなみに儀間真常はオレの親戚だ。
小石川植物園はなかなかいい公園だった。
新宿御苑といい勝負だ。
播磨坂の桜並木とは違ってそこにはいろんな種類の桜も生えていて、中には今頃満開の桜もあり、オレはとても気分良く散歩を楽しんだ。
奥の方に杉やらヒノキやらの林があって、そこが森林浴には絶好のポイントだったのでまたまたしばらくの間そこでぼんやりした。
森林浴というのはほとんどしたことがなかったのだけど、あれはすごく心の落ち着くいいものだった。
鬱蒼とした薄暗い森林で風に吹かれるというのは思っていた以上に気持ちよかった。
家に帰ってメールをチェックしていたらこんなのを書いたよ、というメールが届いていた。
4/6のライブの紹介だ。
オレに関する話もあるのであれだったら君も読むといい。
全体的にオレへの「褒め」が足りないが、山ノ口獏の後継者と言われるのは実は意外に気分が良かったりする。
2000 4/11
なま暖かい吐き気。
アルコールでもたれた重たい胃を背中のあたりに背負って、オレはふくろはぎをひきずりながら歩いていた。
いい天気だ。
陽射しは気を失う瞬間みたいに明るくまぶしいし、無関心な風はまるで空虚な暴力のようにオレをすりぬけて通りの向こうへ消えていく。
風が吹くたびに舞い散る桜の花びらが、いつか夢に見たカーテンのように空気をはらんで揺れていた。
白く遠い昼。
オレはふと窓の外を眺めているような錯覚を覚えて立ち止まった。
水平線のように平和で美しくどこまでも退屈な昼。
透明で無力で、そして懐かしい昼。
突然世界から隔絶されたように、オレは窓の向こうの景色をただ黙って眺めていた。
春がじき終わる。
今日はタンポポを見たよ。
2000 4/10
さて。
久しぶりの日記。
ちょっとさぼったもんね。
雨が降ってる。
8日、9日と花見をやった。
8日はスターを囲む大花見大会。
9日は三上寛ファンクラブ恒例の花見。
どちらも大変楽しかったのだが、9日は帰りにチンピラとケンカになったりして、久しぶりのエキサイティングかつバイオレンスな花見となった。
いやあ、ヒクソン・グレイシーよありがとう。君の言った通りチョークスリーパーは最高の技だよ。
おかげで無傷の勝利を手に入れることができた。
ケンカは嫌いだが、痛い目にあうのはもっと嫌いだ。
運良く身にかかる火の粉を振り払うことができてほっとしている。
今、ロバート・A・ハインラインの「宇宙の孤児」を読んでいる。
同じハインラインの「月は無慈悲な夜の女王」に少し似ているかんじだ。
SFを読むようになったのはここ2〜3年ほどのことなのだが、それまではいつも小難しい本ばっかり読んでいて、ストーリーのあるものなんか漫画以外ではほとんど読まなかったから、SFは漫画を読むみたいなかんじでとても楽しい。
そうそう、ハインラインと言えば「夏への扉」だが、あれはロマンチストにはとてもいい本だ。
読むことを勧める。
オレも15歳くらいの頃に読んでればだいぶ感動したと思う。
いや、嫌味じゃなく。
2000 4/7
昨日は素晴らしいライブだった。
明日は花見だ。
場所取りのために朝の5時に起きねばならない。
普通こういうのは人がやってくれるものだと思うのだが、なぜオレ自ら場所取りしなけりゃならんのだろう。
はー。
ということでもう寝る。
ここんとこ簡単な日記が続くが、10日くらいからはまたちゃんとした日記が書けると思う。
2000 4/5
今日は日記はなし。
今ちょっととりこんでて忙しい。
と言うとなんか思わせぶりだが、ちょっと明日のライブの準備をしているのだ。
だから今日はなし。
たぶん明日は朝まで飲んでるだろうし、明日の日記も休みだと思う。
あらかじめ言っておく。
それじゃみんなライブで会おうね。
2000 4/4
あかん。
酔っ払ってもた。
やっぱ日本酒はあかんわ。
オレなんか知らんけど日本酒はめっちゃ弱いんや。
美味しいなーとは思うけどな。
沖縄にはほとんど日本酒なんか売ってへん。
せやからオレはずっと日本酒なんか飲んだことなかったんや。
もっぱら泡盛やった。
日本酒を初めて飲んだのは忘れもせえへん18歳の冬の日やったな。
なんやおまえ日本酒飲んだことないんか、分かった、オレが日本一旨い日本酒をおまえに飲ませたる。
ツレがそう言ってオレをなんか小料理屋みたいなとこに連れていってくれたんや。
そうそう、いい具合に雪が降り始めてな。
なかなかに趣のある夜やったわ。
オレは見慣れない雪に気分が盛り上がってきて高倉建を意識した細目でかっこつけて歩いたっけ。
ほら、これが滅多に飲まれへん幻の地酒や。マスターが特別に出してくれたんやから心して飲めよ。
ツレがそう言って注いでくれた酒は、あれは何ていう酒やったんか今では全く憶えてないけどなんか高級そうな雰囲気やったことは記憶に残ってる。
オレはそいつをぐびりと飲った瞬間、「ああオレは担がれたんやな」と思ったんや。
今までに飲んだことのない酒の味や。
酒がこんなに甘いわけがない、変な味や。はっきり言ってまずい。そうや、これはあれや、酒の中に砂糖を入れたに違いない。そんなかんじの味やもん。オレは今まさに担がれてるんや。きっとそうや。
オレは思いきり笑って、
「もー、いけずせんといてーなー。」
と言った。
12歳の頃に初めてジム・ビームを飲んで以来、ずっとウイスキー又は泡盛しか飲んだことのなかったオレにとっては初めて飲んだ日本酒ができそこないのカクテルジュースみたいに感じたんや。
ツレもその店のマスターもオレがこの酒を飲んでどんなコメントするか楽しみにしとったみたいで、オレがそう言った瞬間目をぱちくりしとった。
実際この酒がこんな味なんやと理解して、オレはなんとかフォローをいれようとしたんやけど時すでに遅く、結局その日はずっとそのツレもマスターもかなり不機嫌みたいやった。
今では日本酒も美味しく飲めるんやけどそれでもやっぱしあれや。
ウイスキーとかビールやったらいくら飲んでも翌朝まで後をひくことがないのに、日本酒は飲んでるそばから頭が痛くなってきたり、翌朝強烈な二日酔いになったりする。
8日の花見に参加する人。
オレはどっちかというとバーボンを持って来られた方が嬉しい。
しかしあくまでもあれやで。
メインは6日のライブやからな。
どっちかいうんやったらライブに来い。
ライブに来たことないやつは花見に来ても無視するからな。
っていうのはウソやけど。
2000 4/3
幽霊も超能力も全く信じていない。
ばかばかしい話だなーと思う。
時には笑える面白い話もあるが大抵はシャレにもなっていない話がほとんどだ。
オレは人間は単なる血と内蔵の詰まった袋だと思っている。
人間はとても孤独なそれぞれだ。
少なくともオレの歌も、詩も、その孤独の了解なしには存在しなかっただろう。
例えば幽霊を信じる人は「見る」ということをどう考えているのだろう。
「見る」というのも本来はモノの世界に属する現象だ。
モノに当たって反射したある特定の波長の光線(可視光線)を眼球という「モノ」で、脳用にフォーマットされた情報に変換することによって初めて人はモノを「見る」ことができるのだ。
世界の在り方を例えばある景色として認識できるのは眼球という感覚器官あってこその話なのだ。
幽霊には景色も響きも匂いもそよぐ風も感じることができない。
おそらく思考すらない。
そこはオレ達「この世」の人間の知る「世界」とは全く異なった「世界」だろう。
百歩譲って魂の存在を信じることはできても「うらめしやー」と言って現れる幽霊なんてのはオレはあくまで想像の世界の話でしかないと思っている。
こんなこと真面目に書くのもアホらしいが。
超能力だってそうだ。
テレポーテーションなんてオレは信じない。
移動したければオレ達はこの二本の足を使って歩くしかないのだ。
念じるより先に歩く自分でいたい。
テレパシーなんてオレは信じない。
どんなに工夫してみても決して全ては伝わらないからこそ、そこに表現が、愛があるのだ。
念じるより先に歌う自分でいたい。
サイコキネシスなんてオレは信じない。
オレ達は本当に無力な存在だ。
そこにはただ血袋が転がっているだけなのだ。
血袋
ほら石ころの孤独を見ろ
あの単なるむきだしの魂を見ろ
そこに永遠が転がっている
認識だとか
対応だとか
なんてちょこざいなこの生よ
腹が減ったらめしを食うくせに
なにを偉そうな
この生よ
オレはせめて
全身で耳を澄まし
全身で目を澄まし
全身で言葉を澄まし
何を意識するでもない
その意識そのもののように
石ころを気取って
ここに座ってみたんだ
そしたらごらん
まるで人間みたいに
歌がするする出てきやがる
そこにはただ血袋が転がっていたんだ
死みたいに
品位たっぷりに
注・超能力について言ってることが違うという突っ込みを入れた人、そういう細かいことは気にしないでね。
2000 4/2
今日のダウンタウンの「ガキの使いやあらへんで」は最高に面白かった。
先週から引き続いて「24時間耐久鬼ごっこ」というのをやっていたのだが、今日は自然とミニコントが始まったりして、それがめちゃめちゃ面白かった。
お互いの暗黙の了解と、アドリブと、それに伴う緊張感。
シャレの分かる者同志であればああいう演奏を突然始めることも可能なのだ。
音楽と一緒で。
もうすぐライブだ。
新曲の詰めに入っているのだが、間に合うかどうか少しあやしくなってきた。
8日は吉祥寺で花見。
9日は上野で三上寛さんと花見がある。
はやく無事にライブをやっつけちゃって美味しいお酒を呑みたい。
2000 4/1 エイプリル・フール
エイプリル・フールだった。
つい今気付いた。
めちゃめちゃ損した気分。
なんかものすごくお腹痛い。
あっ、やっぱダメだ。
ごめん。
やっぱり今日の日記はこれで終わりにする。
トイレに行ってくる。
さよなら。
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